ブック・オク

今度は「リユース革命」、ヤフーとブックオフが資本・業務提携
ヤフーとブックオフが提携する模様です。

具体的には、ブックオフが集めた中古品をヤフーオークションを使って全国どこでも買うことができるシステムができるようです。ブックオフは近所というか車で回れる範囲に数件ありますが、今でも欲しい本がある場合、その数件をハシゴして探すなんていう行為を行っています。これはそれぞれの店舗で在庫の融通がそれほど頻繁に行われていないことを意味しています。地元数店舗間ですらそうなのですから、例えば供給過多であるであろう大都市や、需要不足になりやすい地方との間では大きな商売チャンスが眠っていると言えるでしょう。ここにヤフーが介在することで、欲しい人と売りたい人を直接つなげる橋渡しとなるのであれば、非常に画期的であると言えますね。

「それならすでにヤフオフで完結しているのでは」と思うかもしれません。しかし、オークションが弱いのは品質保証と在庫です。これをブックオフが代行し、売られる商品をしっかり審査・管理しておけば、買う側の安心感も高まります。ヤフオフにしても、より買い手側に優しいサービスが展開できるわけですな。
ただし、ブックオフは基本半額、１００円なのに対し、オークションではプレミアがついて実際より高くなることもあります。その辺はまあ交渉次第なのでしょうけど、やはりその辺はブックオフ側ががんばり、何とか半額に留めて欲しいですな。

そのうちブックオフ店舗にインターネット端末が置かれ、自分で欲しい商品を検索して交渉し、取り寄せてもらって翌日手元に届くと言うような進化が遂げられると嬉しいです。