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相棒劇場版Ⅲ

2014年04月28日 | Weblog
相棒劇場版Ⅲを観て来ました(ネタバレあり)

4月からの消費時アップが映画館にも影響を及ぼした模様です。自分はいつもレイトショー1000円で見ていましたが、TOHOシネマズは1100円、イオンシネマに至っては1300円に値上げされていました。普通に考えて実質3%の値上げなら30円前後のはずですが、何故30%もの値上げが許されるのでしょう?まあ今日は月曜日なので1100円で見られましたけど、イマイチ承服しかねます。
ちなみに平日にもかかわらず家族連れが異様に多く、何やら凄い行列でした。4月に良くある土曜参観の振り替え休日をこの日にかぶせて連休にしている所が多いようですが、皆同じことをしてはお得感があまりないないですな(笑)まあほとんどの客のお目当てはアナのようでしたけど、チケット売り場に20分も並んだのはかなり久しぶりでしたね。

相棒の劇場版も、Ⅲと銘打っていますがスピンオフがⅠ、Ⅱに挟み込むように2作あり、これで5作目になります。そのいずれも風刺の聞いた社会問題(マスコミ報道と世論、天下りとムダ、キャリア組とノンキャリア、情報漏洩と金融危機)を各話に取り入れてきていたため、今回も楽しみにしていました。ただ、時期としてはこのまえ最終回になったシーズン12が始まる前に撮り始められており、内容も11~12の間ぐらいの設定で描かれているようでした。なので捜査一課の三浦さんはまだヒラのままで元気に登場していましたし、ドラマではありえなかった2代目相棒と3代目相棒の共演もありました。前回の官房長の時はドラマ放映の途中で映画が公開され、内容もドラマの前日編と密接にリンクさせ、シリーズの根幹に関わる展開だたっため度肝を抜かれましたが、今回そういう意味では「大長編特命係」ぐらいの軽い気持ちで見られる映画に仕上がっていました。最後に右京さんが殉職してジ・エンドみたいな展開も予想し覚悟していたのですけどね(笑)そういえば右京さんの中の人が映画撮影中に足を捻挫したというのも良く分かりませんでした。流石の演技ですね。ただ、3代目相棒になりまたアクションシーンが増えてきたので、還暦となった中の人は大変だろうなあと思います。

で、今回のテーマは「国防と抑止力」についてでした。丁度オバマ訪問もありまさにリアルタイムで問題になっているネタですが、最後に杉下の出した結論に、相棒はやはり朝日系列なのだなあと少し落胆してしまいました。抑止力を自前で持つ是非はしっかり論じるべきで、一方が一方を「病に侵されている」で片付けてしまうのはいかがなものでしょう。どうせなら杉下警部にはしっかり論破してもらいたかったのですが、病気だから相手の意見に耳を貸さない。また「治し方が見るかると良いですねえ」と言う態度では、まるで他人事です。ストーリー的にも朝日的にも、あの後手元に戻ってきた生物兵器が暴走して残っていた仲間が全滅し、主犯が自分の過ちに気づくぐらいしないといけなかったのではないでしょうかね。

・・・原発問題をことさらに連想させるのはNGだったのかな?