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日本死ねブログ

2016年03月10日 | 時事
「保育園落ちた」ブログ、平沢議員「表現には違和感」
一個人が怒りに任せ短絡的に書いたブログが、何故国会を巻き込んだ議論になるのでしょうか。

ブログ黎明期に流れていたCMに、記者会見場で総理らしき人物がテレビを見ている若者にいきなり「そういえば君のブログにゴミを捨てたと書いてあったけどゴミの日は別の日じゃなかったかな?」と話しかけるような設定のものがありました。当時のネット世界はHPを作るのもそれなりの知識がいったので、発信者と閲覧者に技術的な階級差のようなものがあったわけですが、ブログのようにテンプレートを選ぶだけで簡単に開設できるサイトができたことで、より多くの人が簡単に発言発信を世に知らしめることができるようになるというCMですね。しかし、このCMは後に悪い意味での予言となってしまったような気がします。ゴミの日を間違える程度のミスならまだしも、高らかに犯罪自慢をした文章や画像等が瞬時に世間の目に晒される事件が相次ぎ、一斉に大勢がそのサイトに押し寄せ批判が殺到する「炎上」が社会問題となってしまいました。

今回のブログもそうした炎上の1つですが、過激な言葉を使って不満をぶちまけることに対する批判や同調意見だけでなく、明らかに政治利用しようとする意図も感じます。そもそもここgooブログだけでも総数は200万を超えますし、毎日コンスタントに更新されている記事数だけに絞っても国内では相当数になるのではないでしょうか。そんな中で任意の1つのブログに注目が集まるというのはものすごい確率です。いわゆる人気ブログだったのでしょうか・・・?そこまでの魅力や知性は感じられませんでしたけど(笑)

そもそも「○○死ね」というのは文面で特定の人物を指すと普通に脅迫罪になりますよね。しかし普通の文章では歯牙にもかからなかったであろうことも明白。週刊誌も見出しで目を引く言葉を並べますし、炎上商法の一種だったのかもしれません。