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報道の自由度72位

2016年04月26日 | 時事
報道の自由度、日本の転落止まらず 海外から厳しい指摘
確かに72位は低いですね。

日本にいて日本のニュースを見ていると、いつも政権批判しかしていないように見えますが(笑)海外の記者から見るとそれでもまだ生ぬるいと言うことなのでしょうか。「特定秘密保護法」なんて、似たようなモノは世界中のどの国にもあるような気がしますけどね・・・

実はこの順位にはカラクリがあって、引用した朝日新聞の記事には出ていませんが、「記者クラブ」の存在が順位を著しく下げているようです。各新聞社がそれぞれバラバラに取材攻勢をかけると煩雑になるので定期的に会見を開くようにしたものですが、当然参加できる人数に限りがあり、外国人記者はどうやらそこに入れないらしく、そこに不自由があると指摘しているわけです。しかし記者クラブを解体すると、朝日新聞など参加資格を持っている所は情報収集に余計な手間をかけないといけなくなるので、利権を守りたい。なので「記者クラブが問題になっている」こと自体を世に知らしめたくないので、記事にしない。かくして自主規制が生まれ、報道の自由度がどんどん下がると言う悪循環ですな。本質を追求しないで都合の良い批判ばかりする、これこそが72位に貶めている一番の原因だとなぜ気づかないのでしょうね。

報道の自由度を下げているのは何も政府だけの責任じゃなく、日本人特有の「ムラ意識」が問題なのではないでしょうか。