(株)カプロラクタム-blog

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皮肉な楽園

2016年04月27日 | 時事
事故から30年、チェルノブイリが動物の楽園に
福島も現在そうなりつつあるのだろうなあ・・・

駆除しようにも汚染区域に近寄らねばならず、また殺した後の処理も困るので、人間に襲われる心配がないことが繁栄の一番の原因の模様です。と言うか、これだけ汚染区域に留まって平然と暮らしている動物たちを見ると、もう人間が生活しても別に問題ないように思えますね。30年というとやっとセシウムの1度目の半減期を迎えただけなので、理論上も測定値上も、まだまだ汚染地域は生物が住めない濃度のはずです。まあ、人間と動物の大きな違いは、「極力その地に定住しようとする」という点ですから、餌を求めてうろうろするうちに放射能の影響が少なくなっている可能性はありますな。あと生物濃縮といっても、食べたら当然排出されるので体内に留まる期間は限られているはずですし、逆に高濃度地域が「生物拡散」によって均一になっていく良い面もある気がします。もちろん多少の異常は出ているのでしょうけど、仮にそういう淘汰が起きたとしても自然の繁殖力の方が勝っていると言う結果ですから、彼らにとっては明らかに我々人間の方が脅威なのでしょう。

よく絶滅危惧種とか動物愛護とか言っていますが、人間がいなければそんな心配はないのかもしれませんね。