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君の名は、長良隕石

2018年03月03日 | 時事
隕石発見!畑で見つけた「変わった石」
庭の畑に落ちていた石がなんと隕石だった模様です。

一応拾ったのは5年前だそうですが、その時は単にきれいで変わった石だということで家に持ち帰り飾っていたところ、昨年地元紙の隕石の特集記事を見て「これもそうかも?」と思い調査を依頼し、発覚したのだとか。発見された岐阜市の長良地区にちなんで「長良隕石」と命名されたこの石は、ただの隕石ではなく国内で8例しかない鉄隕石(隕鉄)だったのだとか。隕石自体は50例あり、14年ぶりに51個目(隕鉄としては9個目)の発見となったそうです。
まあ山の中とかではなく畑ということは既に人の手が加わっている場所ですし、あの辺りは昔から洪水に見舞われたり、長良川の川底だったりしているわけなので、その場所に最近落ちたというわけではなく、はるか昔にどこかに落ちて流れ着き、その場所にあったという感じなのでしょう。重さ13.5kgの鉄の塊が落ちてきたら、それこそ「君の名は。」じゃないですけど(笑)多少のクレーターができるはずですからね。
この映画がブームになったのが2年前で、岐阜県飛騨地方の架空の町に隕石が落ちたという設定でしたから、ひょっとしたらその縁で地元紙が隕石特集を載せ、発見につながったのかもしれませんな。というか、この隕石自体が糸森から分水嶺を飛び越えて流れ着いたのかも!?(笑)これもムスビ・・・

というわけで、その長良隕石が市内の科学館に展示してあるようなので、早速見に行ってきました。
 
入口にはいってすぐの所にあったので、お金は要らず、写真撮影も自由な模様です。パネルで分かりやすく説明がされており、隕石自体はケースに覆われて触れなくなっていますが、横に同じ重さのペットボトル13本(6.5kg)が置いてあって、重さの体験ができるようになっていました。確かにこの重さや光沢を見れば、隕石だとは分からなくても珍しい石だとは思うかもしれませんね。断面のようになっている場所は調査のために少し切り取った場所のようです。その成分の分析結果もパネルに書いてあり、よく分かりませんでしたが(笑)これまでに国内で発見された隕石にはない珍しい種類のものだったようです。これほど貴重なものが地元に転がっていたのか・・・つーか、まだその辺にも同じような石の欠片が落ちているのかも?これは成績付けが終わったら隕石探しに出かけないと!

のちに長良がツチノコ狩りのような名所になるかもしれませんな(笑)