「八丁味噌」老舗2社が“うちこそ本物” 農水省に不服申し立て
この辺はバッチリ名古屋圏なので、味噌汁はもっぱら赤味噌を使っています。
この前テレビで名古屋の味噌の特集をしていてはじめて知ったのですが、普通の味噌は米こうじを使って手早く発酵させるのに対し、名古屋の赤味噌は豆100%を長期間かけて発酵させるようで、その原材料や製法、手間が段違いにかかっているらしいです。八丁味噌はそんな赤味噌の一種ですが、海外に売り出す際に製法などを統一しブランド化を進めたところ、どうやら昔ながらの製法でやっていたその老舗が漏れてしまったということのようです。
こういう地域ブランドは、「飛騨牛」や「夕張メロン」などから「富士宮やきそば」「郡上味噌ケイチャン」といったB級グルメまで、ただその地域で作るからといって適当な商品が出回ってしまえば消費者の信頼を損ねてしまうので、ある程度の基準を決めて統一し、できれば組合を作って審査などを通ったものに名乗る資格を与えるようにする必要があると思います。しかしその方が地域全体の利益になるとしても、やはり各店それぞれに伝統や隠し味、こだわりがあったりして、中々統一しきれない場合もあるのでしょうね。ただ、ここで一番のポイントは「統一されてない商品が出回ることでブランドの信頼が落ちてしまうのかどうか」であり、この老舗は明らかにまがい物商品などではなく、むしろ「これが本物で、ブランド化されたものがまがい物だ」といっているわけですね。HPを見てみるとものすごいこだわりをもっているようで、確かにこのレベルで統一するにはかなり敷居が高くなってしまうでしょう。あまりにもひどいものを排除するという目的はすでにこのブランド化で達成されていると思いますけど、戦略として広めるためにはある程度の大量生産品も認めないといけないのも事実ですし、これは頭の痛い問題ですな。
まあ基準の統一が甘いのであればもう一度話し合うべきですし、それでも平行線ならその老舗だけ「元祖八丁味噌」みたいな特別な名称を与えて差別化すればよいのではないでしょうかね?
この辺はバッチリ名古屋圏なので、味噌汁はもっぱら赤味噌を使っています。
この前テレビで名古屋の味噌の特集をしていてはじめて知ったのですが、普通の味噌は米こうじを使って手早く発酵させるのに対し、名古屋の赤味噌は豆100%を長期間かけて発酵させるようで、その原材料や製法、手間が段違いにかかっているらしいです。八丁味噌はそんな赤味噌の一種ですが、海外に売り出す際に製法などを統一しブランド化を進めたところ、どうやら昔ながらの製法でやっていたその老舗が漏れてしまったということのようです。
こういう地域ブランドは、「飛騨牛」や「夕張メロン」などから「富士宮やきそば」「郡上味噌ケイチャン」といったB級グルメまで、ただその地域で作るからといって適当な商品が出回ってしまえば消費者の信頼を損ねてしまうので、ある程度の基準を決めて統一し、できれば組合を作って審査などを通ったものに名乗る資格を与えるようにする必要があると思います。しかしその方が地域全体の利益になるとしても、やはり各店それぞれに伝統や隠し味、こだわりがあったりして、中々統一しきれない場合もあるのでしょうね。ただ、ここで一番のポイントは「統一されてない商品が出回ることでブランドの信頼が落ちてしまうのかどうか」であり、この老舗は明らかにまがい物商品などではなく、むしろ「これが本物で、ブランド化されたものがまがい物だ」といっているわけですね。HPを見てみるとものすごいこだわりをもっているようで、確かにこのレベルで統一するにはかなり敷居が高くなってしまうでしょう。あまりにもひどいものを排除するという目的はすでにこのブランド化で達成されていると思いますけど、戦略として広めるためにはある程度の大量生産品も認めないといけないのも事実ですし、これは頭の痛い問題ですな。
まあ基準の統一が甘いのであればもう一度話し合うべきですし、それでも平行線ならその老舗だけ「元祖八丁味噌」みたいな特別な名称を与えて差別化すればよいのではないでしょうかね?