(株)カプロラクタム-blog

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エイジングビーフ

2018年03月21日 | 時事
「熟成肉」衛生管理にばらつき 都が注意喚起へ
単に古い肉を言い換えでおいしそうな響きにしてるだけだと思っていました(笑)

まあ実際そういうところもあるでしょうけど、「食べ物は腐りかけがうまい」といいますし、ちゃんと管理しているとこはやはりおいしいのでしょうね。

1年位前に名古屋で食べた熟成肉のステーキです。これで1500円とステーキとしては非常にリーズナブルな値段で食べられたので、自分の中でエイジングビーフは「安い割に美味い」という価値観が生まれたわけです(笑)本命は1日10食限定の1000円のステーキランチだったのですが、間に合いませんでした。どうやら開店と同時に行列に並ぶレベルじゃないと食べられないそうです。
店のHPによると40日間も熟成させているようで、タンパク質がアミノ酸に分解され、旨み成分が増えるのだとか。ちゃんとしたディナーで1ポンドのTボーンステーキを頼むと、やはり5000円くらいはするのだとか。一度は食べてみたい憧れの骨付き肉です。

で、普通に考えて40日間貯蔵するということは、お客に提供しつつサイクルさせるわけなので相当でかい冷蔵庫を持っていないといけませんし、品質管理も維持費も大変でしょう。それを安く提供できるのはその店の経営努力だと信じたいですが、記事によるとどうやら巷ではそういう店ばかりではないようですね。単に卸で売れ残った古い肉を安く仕入れてすぐ売れば一緒じゃん、とワケアリ品をエイジングビーフと呼ぶような悪質な店も中には存在するのでしょう。食べて正確にアミノ酸の量まで感じられれば良いのですが、残念ながら素人にはそこまで味は分かりませんし、自分などは安くて美味ければそれでいいかな、と思ってしまいます(笑)

まあ基準を明確にしてブランド化を図るならそれはそれで良いですけどね。八丁味噌のようにならなければ・・・