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羽生無冠

2018年12月21日 | 時事
羽生が27年ぶり無冠に=広瀬八段がタイトル奪取―将棋・竜王戦
勝てば竜王防衛+通算タイトル獲得100期でしたが、惜しくも破れ無冠になってしまった模様です。

何がすごいって、無冠になるのが27年ぶりということですね。初タイトル獲得は平成元年で、一度失冠は経験してるようですが、そう考えると平成の28年間の歴史のほとんどをタイトルホルダーとしてすごしていたことになるわけです。もちろんまた挑戦者になることは可能ですから、100期の大台は来年以降の楽しみにするとして、さしあたり困るのが「羽生さんを今後何と呼ぶか問題」のようです(笑)「羽生無冠(0冠)」では流石に冗談が過ぎますしね・・・

永世称号は通常還暦とか引退してから名乗るのが相場ですし、「永世7冠」「永世○○」はひとまずなさそうです。竜王位は、失陥しても1年は「前竜王」と名乗れるようで、さしあたり「羽生前竜王」というのが一番でしょうか。で、その間に別のタイトルを取れればいいのですけど、もし何もなく1年過ぎてしまった場合、単に「羽生九段」となるわけです。これ囲碁もそうですけど、通常タイトルを取ることで八段や九段になっても、タイトルのほうが冠として立派なので、九段とはあまり呼びません。まあ囲碁のほうはタイトルを独占してる人がいるので(笑)ただの九段が多すぎるわけですが、段位は一度上がると落ちることはないですし、通算勝利数などのいわゆる「がんばったで賞」のような昇段もあるわけですから、ただの九段というのは強さと言うより、どちらかというと貢献度を表す指標にされてしまうのですね。この将棋界に多大な業績を残した羽生さんを、ただの九段と呼ぶには貢献度の面でも位が低いように思ってしまいます。でも十段はタイトルなのだよなあ・・・あれ?

そうか将棋の十段は廃止されてたのか。これを特別功労者と言う意味で十段に「昇段」させてしまえばよいのではないですかね?唯一無二の「羽生十段」でもいいですし、のちに基準とするのなら・・・7冠制覇でどうでしょう?(笑)