ん?あれってボランティア(無報酬)なの?
消防団とは、消防署勤務の人たちとは違い、地元で災害が起きたときのために緊急に動けるように訓練・活動している人達のことで、普段は自営業など別の仕事をもっていて、時間勤務で訓練やパトロールなどを行っている人たちのことです。学校でもよく夜に運動場で放水訓練をしたりしているので、大変な仕事だなあと思っています。自分の認識だと非常勤講師(アルバイト)のような立ち居地で、れっきとした地方公務員だと思っていたのですけど、記事によるとボランティアで、しかもなるのを断ると罰金みたいなものがあるそうです。それ、ますます誰も志願しなくなるのでは・・・?
消防署は地域にいくつもありませんから、当然災害が起きたときは地元に住んでいるこういう方達のほうが初動が早いのは明白であり、初期消火にもつながりますし、洪水等の避難誘導の際には見知った人のほうが安心できるわけで、消防団制度は非常に有効であると言えると思います。いまはどんな業種でもなり手不足は悩みの種でしょうけど、こういう「ないと困るもの」こそしっかりと予算をかけて募集すべきだと思うのですがねえ。