おーかなり具体的に出てきましたね。
大事な内容なので引用させていただくと、
①新規感染者数週7人未満=0
②陽性率(週平均)7%未満=0.9
③感染経路不明者数週5人未満=0
④入院患者数60人未満=29
⑤うち重篤者数3人未満=1
だそうです。=以下の数字は本日付の数値で、5月に入ってからは常に基準以内をクリアしているそうです。この基準は大阪知事が先行して出したものを参考にしているようですが、大阪の現状と比べても岐阜がかなり優秀な数値をだしていることが伺えますな。
自分もずっと感染者数より入院患者数に注目すべきと言い続けてきました。NHKが毎日報道している数値では150と、全都道府県の中でもかなり多いほうに位置していますけど、その多くは4月初旬に起きた岐阜市と可児市のクラスター感染とその家族で、そこ以外で経路不明の感染はあまり起きていなかった模様です。スタートダッシュにびびって独自の非常事態宣言を出し、のちに特定警戒都道府県に入れてもらったわけですが、これにより「エンガチョ効果」が出て、岐阜に感染者が近寄らなくなったことが幸いしたのではと思っています(笑)④の60床というのは思ったより少なかったですけど、現在数は30を切っていますし、そろそろクラスターで入院された方が大量に退院してくるころだと思うので、宣言どおり5月末まで我慢した後は無事学校も順次再開できそうですな。
ひとつ引っかかるのは、②のPCR検査の陽性率なのですよね。初期のころは、自分も(おそらく花粉で)喉がむずむずしたら「これはついにうつったか?」と気が気でなかったですが、流石に2ヶ月も過ぎれば「この症状は違う」「この程度ではうつらない」といった自分なりの予防の判断基準のようなものを構築できている人がほとんどでないかと思います。もちろん過信は禁物ですけど、逆に言えば感染中期(もしかしたら終息期)である現在、必然的にPCR検査を受ける人は既に疑いが濃厚な例が多いわけで、このパーセンテージの基準には意味がないのではと思うわけです。日本は海外と比べてCTやMRIといった技術も広く導入されているので、PCRは最終診断を下すための確かめに使われることが多く、必然的に「陽性率」は高くなり、そのほうが医療資源の節約につながる優秀な数値であると言えるのではないでしょうか。WHOが何かいってきたら、「そっちのほうがおかしい」「日本の50倍の死者を出す国々が上から口出しするな」と跳ね除けるくらいでよいと思います(笑)