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木村花さん中傷死事件

2020年05月24日 | 時事
自分が消えてどうする・・・人の命を消した以上、責任とらないとね

これもコロナ禍の一つなのでしょう。学校でも陰湿ないじめがなかなか無くなりませんが、学校や仕事がない今、多くの人はネットやテレビで暇をつぶしています。学校や職場で「発散」する代わりに、そっちで「発散」させてしまうのでしょうね。標的になった人はたまったものではありません。しっかり個人を特定して断罪できる社会にしないといけませんな。

ところで、自分はこの番組自体にも問題があると思っています。と言っても見たことはないので(笑)概要だけで話しますが、シェアハウスのドキュメンタリーのようなもので、いわゆる「人間観察モノ」ですね。まるで昆虫を見るように、視聴者はケースの外側から他人の私生活を覗き込むわけです。こうした中傷を生みやすい土壌がそろってしまっていることに、テレビ製作者は気づかないといけません。
生の反応もあれば、当然番組上の演出も含まれているでしょう。テレビという媒体は製作者の意図やスポンサーの意向に出演者が自由に表現できない場合もあるわけで、出演者も元々の人格とは別に、必要な役回りを「演じて」いるわけです。見る側もそれを理解し、一歩引いた態度で見ないといけません。デーモン小暮が「ワガハイは10万○才だ」と言っても、それについて年齢詐称だと騒ぎますか?(笑)木村さんがどういう方か知りませんが、女子プロレスラーと言う「強そうな女性」を演じていた、実は気の弱い女性だったのでしょう。ご冥福をお祈りします。