懲役刑が廃止となる模様です。
テレビのイメージでは革製品の仕事や洋裁・木工細工など、一定の刑務作業を課せられるのが懲役刑であり、出所後の仕事になりうる技術を学ぶという意味も含まれているものですが、近年の犯罪者が高齢化しており、出所後に働くという状況ではなくなっているのと、一律に仕事を与えるのが困難になっているのかもしれませんね。
また若い人には再犯を防ぐために更生プログラムを優先させたいという思惑もあるそうです。犯罪が起こると何でもかんでも厳罰をと求める人が多い世の中ですが、罪を憎んで人を憎まずという原点に還る画期的な制度変更なのかもしれません。