(株)カプロラクタム-blog

果たしてココは何処なのだろうか・・・
否!ココは(株)カプロラクタム代表取締役兼社員αのweblogである!

実践記録H17 入選

2006年03月16日 | 実践
今年度の実践記録が戻ってきました。

結果は入選でした。まあ、いわゆる参加賞ですが、当然書いて出さなければもらえないわけですし、こうして年々賞状がたまっていくのも嬉しいものです。もちろん自己満足のために出しているのであって、評価は二の次ですしね。
昨年度教育長に言われた通り、これからも実践記録は続けられるだけ出し続けたいと思っています。


今回は“特殊教育”という自分でも未知の分野に挑戦したということにも意義があります。
何も分からないまま養護学校での生活がスタートして、もう明日が卒業式です。あっという間に1年が経過してしまいました。その1年間で学んだことをこうして記録に残しておけば、将来「アホな事を書いてたなぁ」と思うにしろ、その時点での自らの成長も振り返ることができるので、大変良いことだと思います。
初任の時、訳が分からず“学級経営”で実戦論文を書いて、年々着実にステップアップしていきましたから、おそらく来年度の論文は今年より良いものができるでしょう。どうせ書くのは今年度と同様にギリギリになるでしょうが、その構想だけは早めに練っておくことにしていきたいです。

10P制限ができたため、量で圧倒する作戦はもう通じないな・・・どうするか。

今現在

2006年03月15日 | Weblog
メッセで2人と別々に会話をしている自分がいます。

メッセンジャーで会話が成立するなんて月に一度ぐらいの珍事なんだけどなぁ・・・こちらから語りかけるのは別としてね。
明日までに仕上げないといけない、まだ終わっていない仕事があるというのに、この余裕は何としたものか。

・・・というブログを書いてるのも摩訶不思議。

白い日

2006年03月14日 | Weblog
何も、雪まで降らなくても・・・

そんなわけで、今日はホワイトデーでした。
バレンタインの記事も書いたことが無いのになぜホワイトデーなのか。今更、お菓子屋の陰謀がどうのという気もありません。ただ、今日は雪が降っていてホワイトデーである事を思い出し、出勤途中にコンビニへ寄って、あたかも「前々から用意していました」みたいに義理返しを行うことができたという記事を上げたかっただけです。

あと、行きの車の中で、「同僚から(しかも人妻)もらうのって義理に決まっているのにわざわざ『義理だから』なんて言われると逆に照れるよな」なんて訳の分からない事を考えたのでそれも記事にしちゃいましょう。

至って冷静に、こんな事を考えるのは逆にぁゃιぃ?

運命?

2006年03月13日 | Weblog
今週末、女王の教室のスペシャルが放映されるようです。

僕は普段、余り新聞のテレビ欄を見ないので、再放送や特番などがやっていても気づかないことが多いのですが、今朝はたまたま母親が新聞を見て「女王の教室スペシャルを10倍楽しむ番組」つーのを発見し教えてくれ、ビデオにとってもらうように頼んで出勤しました。おそらく今までのダイジェストに加え少しはスペシャルの片鱗が紹介されるだろうと思い、帰るのを楽しみにしていました。
ところが放課後、仕事はたくさんあったのですがこいつが見たいために早く帰ろうかなと企てていた矢先、親から「録画できなかった」というメールが。どうやら設定はしたのに録画ボタンを押し忘れるという絵に描いたような単純ミスを犯した模様で、またも見逃す羽目となってしまいました・・・orz

まあ、出かけるときにそんな気がしたのですがね。17日は卒業式で夜は打ち上げですし、18日はまた1泊旅行に行こうと思っているので、またもやビデオが頼みの綱となります。どうやらこの番組と僕との星の巡り合わせは相当悪いようですが、何とか無事ビデオでスペシャルを見られるよう、今から祈ることにします。

そんなわけで10時帰宅。成績地獄から中々抜け出せないなぁ・・・

SDカード

2006年03月12日 | Weblog
今日は1GBのSDカードを買ってきました。

今使っている98ノートは既にCD-R作成の寿命がきていて、このパソに保存されているデータを何とか外部へ移動させる手段を考えていました。
2kデスクのデータはクロスケーブルで引っ越しさせたのですが、なぜかこの98ノートでは同じ手段が使えず、USBでクリップも電力不足なのかできませんでした。おそらく外付けHDDもダメだと思われます。そんな中で不思議なことにSDカードだけマトモに使えたため、今回大容量のSDカードを使って一気に引越し作戦に出たわけです。
まあ、元々98パソは9GBしか容量がないので、256Mの前からあるSDカードでもできたのですが・・・手間が4分の1になっただけでも大きな進歩です。

うちはパソコンの他にもデジカメ、デジビ、携帯までもSDカード対応で揃っています。ビデオには512MBが入っていますから今回の1GBは今後パソコン用になるとして、パソコンに入っていた256MBのは携帯の128MBに取って代わり、そいつは親の携帯の32MBと順番に代替わりさせていく予定です。32MBの用途はもうないよな・・・
ちなみに、今回は衝動買いに近かったので約9千円で購入しました。
256MBの方が確かそんな程度の値段で購入しましたから、かなり値下がりしたといえるでしょう。もちろん、もっと待てばもっと下がることになるでしょうが、やはり欲しい時に買う値段には文句がつけられませんね。

帰ってから価格.comで調べてみたら半値でしたが・・・

1科目入試

2006年03月11日 | Weblog
数学だけ5時間…東工大「究極の1科目入試」今秋から
何とも思い切った事をしますね。

定員20名でセンター試験の前に行われるようですから、ある意味数学力を問う選抜入試のようなものでしょうか。
うちの学科の後期試験も数学だけでしたが、もちろんセンターの点数は加味されていました。自分は前期で合格していたのでどんなテストだったかは分かりませんけどね。数学科なので、前期試験は数学必須、後は国語と英語のどちらかを受けろというもので、迷わず国語を選択しました(笑)僕の英語力は内申点の平均を1ポイント下げるほど酷かったですから・・・
んで、後に自己採点してみたら国語の方が良かったというオチもつき、見事に数学科の仮面をゲットして現在に至ります。まあ、教育学部自体が文系寄りの学部ですし、こう言っちゃ何ですが実際小学校や養護学校にいる限り数学力より国語力の方が大事ですので、高校で勉強したことは現時点で十分に生きているわけですな。

さて、話を戻し数学のテストで他の科目の力も推し量るというのは、個人的にはアリだと思います。東工大は完全な理系大学ですから国語力を問うても意味はなく、理科でテストをするといっても物理やら化学やら分野が分かれていますし、履修していない可能性もあるので全分野でテストするわけにも行きません。それなら、数学力を測ることで受験生の演算処理能力や思考力、集中力、想像力などを判断し、大学でそれを物理に応用できるよう教えていけばいいわけですから、むしろ数学の一科目入試は多科目のペーパーテストよりも必要な人材を絞りやすいとも考えられるのです。数学オリンピックが4時間半で3問×2日ですから、同じような問題が出るのかな?と考えられます。

これで、合格してみたら肝心な物理や化学の時間は寝てましたなんていう学生だったら笑えますね。

食べ盛り

2006年03月10日 | Weblog
今日は最後の調理実習がありました。

卒業祝いにクレープを作ろうということで、ホットケーキの生地を薄く延ばしてその上にクリームやらミカンやらを乗せ、半分に折って食べました。クレープと言っても結構分厚く、僕らも子どもの食べている4分の1ほどのものを食べましたが結構なボリュームでした。

その後、すぐに給食です。しかもこの日は卒業祝いとしてケーキがついてきていました。
しかし、うちのクラスの子は完食。クレープをおかわりしていた子も、もろともせず食べきっていました。
まあ、僕も中学の頃は女子からご飯を分けてもらったりして毎日2食分ほどは食べていましたがね。その頃は多少食べ過ぎても運動していますから、めちゃくちゃ太るということはなかったように思います。中3の時は「もう給食が食べられないから、心残りがないように」とかなり食べていて、部活もなく少々ピンチだったわけですが、それほど体重はそれほど増えませんでした。やはり栄養を必要とする時期なんでしょうね。

養護学校は余り運動できるような日課ではありませんから、結構恰幅の良い子が多いわけですけど・・・食べさせすぎたかな。

ポーション

2006年03月09日 | Weblog
とりあえず、流行に便乗してポーションを買ってみました。

何が凄いって、ブログのヒット数。トレンドランキングって、1位でもせいぜい100サイトぐらいなわけですが、今日見てみたらここ2日で470サイトと尋常でない数の記事がありました。これだけ反響があればサントリーも満足でしょうね。
まあ、あまり良い内容はありませんでしたが・・・

いくら酷評されようが、自分自身の舌で味わってみないことには記事も書けません。本屋へ行ったついでに最寄りのコンビニまで行き、購入してきました。薬瓶タイプではない普通の奴です。夕食後、おもむろに一口。
まずい。
子ども達の手本となるべき教育者である手前、生産・調理に携わった全ての方々や食料と化した生命に対して感謝の意を表すべく、4年間この言葉は自らの生活言語から封印し続けていたのですけど、今日、その封印は解き放たれてしまいました。
どちらかと言えばファイブミニ等の栄養補給飲料のような味で、それでいて何の栄養も含まれていない微妙な位置付けの“回復薬”のようです。その明らかに自然界では存在しない青色透明の液体には、舌の付け根にも同じ呈色を示す青色1号が使われ、この時点で体には余りよくない印象を受けてしまいます。原材料に含まれていた見慣れない横文字群はハーブでしょうか。確かに、飲んだ後は口の中いっぱいに、化粧水を誤飲したような何とも言えない香りが広がりました。FFの中の人達には、こんな飲料を大量摂取させ続けていたのか・・・これからは、できる限り回復魔法を使ってあげようと思いました。

そのうち、エーテルとかエリクサーなんてのも出るのですかね。
ポーションがこれだから、とんでもないものになりそうだ・・・

発達と障害を考える本

2006年03月08日 | Weblog
今日、本屋で2冊購入してきました。

ミネルヴァ書房から出版された、というかこれから随時出版されていく、子ども向けの発達障害啓発本です。
子ども達を帰し職員室に戻るとパンフが置いてあって、ふと興味を惹かれました。何やら全12巻に渡って自閉症や視覚障害など様々な障害を有する子どもの感じ方、配慮の仕方などを、子ども向けにマンガやイラストで紹介していくようです。1巻1890円と高価ですが、数年後に養護学校から通常学級に戻った際、こんな本が学級文庫に並んでいるといかにも養護学校から来た先生っぽく見えるかなぁと思い、購入を決意しました。

今年は4巻の本が刊行予定のようです。パンフに注文票がついていたので早速記入していると、主担の先生も欲しいと言ってきたため、2冊ずつ購入することにしました。FAXで注文票を送ると直接家に送ってくれるようでしたが、送料がかかるため近くの書店から注文することにし、帰りに本屋へ寄りました。何しろ急だったので持ち合わせが5000円しかありませんでしたが、まあ注文だけならタダだから・・・と店員に調べてもらった所、「1・2巻は本日発売で在庫もありますよ」と言われ、仕方なく自分用のみを購入してきました。また明日本屋に行って主担用のを買ってこないといけません。つーか、自分で買いに行ってくれないかな・・・?

まあそんなわけで、今回は「自閉症」と「アスペルガー症候群」について書かれた本を購入しました。絵のウエイトが重く1800円はちょっと取りすぎのような気もしますが、児童書なども最近は重版にになっていて結構高いので、相場はこんなものかもしれません。文字数も厳選して説明されてあるためとても読みやすく、子ども達に「こんな子がいるのだよ」と説明する時や、または自分自身の障害を理解するきっかけとして丁度いい本だなと感じました。
ただし、「光とともに」もそうなのですけど、この本に紹介されてる自閉症の主人公の特性や対処法はあくまでも一例で、「マンガに登場したこの子にとって最も有効な手段」に過ぎないのだと言う所まで、大人がちゃんと説明していかないと、逆に誤解を生んでしまうこともあり得るかも知れません。自閉症→何でも絵カードいうように機械的に決めつけてしまうのは大変危険です。この本からは、そういった障害者に対するマニュアルではなく、基本的な心構えや態度面を養うことの重要性を学び取っていけると、より発達障害に対する理解が広まっていくのじゃないかな、と思います。

この本を全巻そろえると、餞別でもらった分が丁度尽きるな・・・
つーか、今年度転出の先生にもこちらから餞別出さないといけませんね。そっちに使い回すと決めればよかったかな?

長いタイトル

2006年03月07日 | Weblog
2日続けて音楽ネタとは珍しい・・・

と自薦してみましたけど、別に特殊性も希少性もありませんので。
英語の歌で、頭、肩、ひざ、つま先を順番に触っていく曲があります。総合の時間に歌ったりするわけですが、そのタイトルは「Head, shoulders, knees and toes」という非常に長い曲なのです。まあ、歌って遊ぶにはとても楽しい曲であり、題名が長いからと言って授業中に困ることはありません。
最悪なのは、成績付けの時です。

この学校では、教科の成績を記号ではなく全て文章で記述しなければならないことは以前にも触れました。
例えば、上の場合「ヘッド、ショルダーズ、ニーズアンドトゥズの曲では、リズムに合わせて体の部分を触りながら、楽しく歌うことができました。」なんて文章を書くわけです。そのタイトルが長ければ長いほど、具体的な様子を記述するスペースが少なくなってしまうわけですな。

・・・って、余り困ることもないや。

アイーダ

2006年03月06日 | Weblog
何故か朝、妹がこの曲を口ずさんでいました。

携帯の着メロにしているらしく、どこかで聴いた曲だぞ?と思い、記憶を探ってアイーダに辿り着きました。
結構、こんな感じにタイトルが思い出せない曲って多いのですよね。頭の中でメロディやフレーズは浮かんでも、それを検索する手段がここまで情報技術が進んだ社会においても存在しないというのは、何とかならないものなのでしょうか。逆にタイトルさえ分かれば、midiで検索したり家にあるCDを調べたりして、どんな曲かはすぐに分かるのですけどね。デスノートじゃないけど、名前というのは重要な役割をもっているのだなぁとつくづく思います。
他人に説明しようにも、「タンターン・・・」なんて歌い出されても迷惑ですし、そのフレーズがおぼろげであればあるほど相手に伝わり難く、解決されることは滅多にありません。そのため、適当に目星をつけて検索したり、あとは思い出せるだけ頭の中で流してみたりしながら奇跡が起こるのを待つしかないのが現実のようです。
そんなわけで、今回すぐに思い出せたのは非常にラッキーでした。妹に携帯を調べさせ、合っている事も確かめました。つーか、先にこれをしてもらえば悩む必要もなかったわけですが。

その後、学校で授業をしていると、どうも隣のクラスからアイーダが聞こえたような気がしたのです。何とタイムリーな!と思い、耳を済まして聴いてみたら・・・校歌でした。

個人情報

2006年03月05日 | Weblog
今週、机上に市教委から個人情報に関する文書が置いてありました。

近年多発する個人情報データの流出事件を受けての、市からの緊急メールでした。
ウィニーの使用禁止など、妥当だと思える項目もありましたが、全般的にどうも学校現場の現状を全く考えていないように感じられました。

個人情報を個人のパソコンに保存してはダメ。これはこの御時世ですから分かります。
しかし、個人所有の外部記憶メディアへの保存もダメだと言われると、じゃあ一体どうすれば良いのかという話になります。
各教師に一台ノートパソコンが支給されている学校なら、そいつに保存しておけば問題ないわけですが、この学校は文明開化が遅れているためドコ吹く風です。以前にも書いた通り、学校のパソコン2台(うち1台はサーバー)に、それぞれ自分のパソコンを繋いで仕事しているのが現状です。しかも、この前聞いた話によると、サーバーもHABやLANケーブルまでも個人所有のものだとかで、本来なら全く外部との接触をもたないパソが1台存在するだけという有様なのだとか。こんなIT事情の中で、60名以上の職員が作成する個人情報含有文書が果たして完璧に管理できるものでしょうか。当然、この市教委の文書をそのまま当てはめると、成績づけなどべらぼうに時間がかかる作業を全て学校でこなして行かなければならなくなります。先生によっては当然家庭のために学校で長く仕事をしていけない方もいるでしょう。また、多くの先生が同時にネットワークにアクセスできるほど回線も太くありません。プリンタも2台しかないため印刷待ちができるほどで、どうしてもデータを自宅へ持ち帰り、家のプリンタで印刷しなければならない状況にあるのです。僕自身も現在家で一生懸命成績をつけているわけで、データ持ち出しが禁止されると多くの先生の通常業務に多大な影響が出ることは明白です。

まあ、こうした文書は仮に事故が発生した時に「市教委としてはちゃんと対応していました」というアリバイ工作のためだけのものでしょうけど、しっかり管理して欲しいならそれなりに環境も整えてもらわないと困りますよね。
まあ、いきなり全職員にパソコンといっても、この学校の場合何千万とかかるため難しいのは事実です。しかし、せめて教員10名に1台ずつぐらいの割合では、パソコンとプリンタを設置してもらいたいものです。

これから道路工事なぞに流れる公的資金を、何とか回してもらえないでしょうかね。

何ともはや

2006年03月04日 | Weblog
駒大苫小牧がセンバツ出場辞退…監督辞任、校長辞職
まさに「家に帰るまでが運動会」ですな。学校を卒業し、その日のうちに飲酒で補導とは・・・

明徳の時は下級生が3年生の足を引っ張り、今度の件はその逆の結果になってしまいました。
しかし、この責任の取り方って本人達には直接的に響かないですよね。一応、大学入学後も対外試合出場禁止という処罰を科すそうですけど、「過去の優勝取り消し」っつーわけにはいかないのかな?あれだけ騒がれて、半年も経っていないうちにこの様ですから。色んな意味でね。

それにしても、居酒屋で年齢確認はされなかったのでしょうか。
ここの所未成年の飲酒・喫煙にはかなり厳しい世の中になっていて、身分証の提示などをしないと売らないという店も増えているように思います。
僕も大学4年の追いコンの時、2次会で入った某居酒屋チェーンで「身分証がないので入店できません」と断られて憤慨し、ダッシュで免許証を取りに戻り店員に突きつけてから帰ったことがありましたが、冷静に考えれば確かに年齢を証明する何かがないと未成年かどうかなんて分からないわけで、店側の対応も仕方なかったわけでしょうけど、やるからにはどう見ても未成年でないオッサンにもちゃんと提示を求めてくれないと不公平だと思っていました。
まあ、さすがに26ともなれば間違いなく顔パスなわけで、逐一提示を求められたら面倒で仕方がないでしょうけど。

というわけで、有名人でなくてもハタチ前に公衆の面前で騒ぐのは辞めましょう。騒ぐなら家で・・・もダメか。

「煉獄」返上

2006年03月02日 | Weblog
やはり「地獄」と呼ぶにふさわしい、学年末の成績付けシーズンが到来しました。

去年も書きましたけど、養護学校にも当然指導要録はあって、3月は単純に手間が倍増するのです。しかも、教科については通常学級なら3段階評価などハンコを押すだけですが、こちらは全ての教科について所見のような文章を書かなければいけません。何が嫌って、やはりそれが手書きだってことです。
この御時世に、いつまでも手書きに拘っているのは時代錯誤も甚だしいと、このシーズンが訪れる度に不満を募らせています。下手な字を補うためにパソコンで出したいと思うのは、足が悪いから優先席に座りたいと思うのと、そんなに違うことですかね。下書きはパソコンでというのは最近主流になったようで、その点では大変ありがたいのですが、清書の段階で、パソコン最大の利点である「コピー」をせず、アナログに「転記」するというのは単なる二度手間以外の何物でもないと思うのです。中には通知票や要録もパソコンで出している学校もあるそうですけど、残念ながらこの学校でこう思う僕みたいな人種はまだまだ少数派のようで、今からでも日ペン習おうかなぁと毎回成績付けシーズンになると思わされます。

まあ、それは良いとして、年度末には通知票、要録の他にも個別の指導計画まとめ、個別の教育支援計画まとめ、教科の年間単元指導計画まとめ、校内研究のまとめ、教育課程の時数計算、会計まとめなど決算書類関係に加え、卒業式用のプレゼン作成、一人一人にメッセージ作成など学級のまとめに向けても動き出さねばならず、文字通り仕事が山積みです。しかも2年前に3学期の期末手当が出なくなり、これらの仕事は言わば奉仕活動も同然となっているのです。これでも教員の給料は高いですかね。
さらに今回は中3を担任しているため、成績の締め切りが他学年より1週間も早いです。成績類の下書きは月曜提出ですし、あと正味2週間は戦場ですね。卒業式後でもできる仕事ときっちり分けてやっていかないと、とても頭と体がもちません。次の土日辺り、この学校で初の休日出勤となるかもしれません。

まあ、お約束通り今日は全く手をつけていませんがね。