どこかで聞いたなと思ったらハンター・・・じゃない、BSEか(笑)
今では忘れられかけていますが、一時期牛丼屋から牛丼がなくなるほど世間を騒がせた牛の病気にBSE(狂牛病・牛海綿体脳症)というのがありました。牛の脳が綿のようにスカスカになって死んでしまう病気で、その原因がこの異常プリオンというものでした。牛から人への感染はなさそうでしたが、人体で同じような症状になる難病もあって、ヤコブ病と呼ばれているそうですが、その実態はまだよく分かっていないそうです。この検体から異常プリオンが確認されたのは世界初ということですけど、実習に参加した人に感染リスクがあるそうで、手放しに喜べない事態のようですね。
医学の進歩はリスクと隣り合わせです。千円札の肖像になっている野口英世も最後は研究していた黄熱病で亡くなってしまいましたし、関係あるか分かりませんが名前が似ている狂犬病がいまだに致死率100%なのは、研究者も感染リスクが怖くてまともに実験や研究できないというのがあるかもしれませんな。