ようやく終る・・・・明日

昨日目地の画像がお見せ出来ずじまいだったけれど、リボン以外はすべて目地は
入れてある。　花は白、他は黒の目地。

リボンは今検討中。

しかしながら明日は終る。　今回の仕事は思い入れを多分に入れられる芸術としての
作品として成立する作り方をさせて頂いた。

その分やはり身も削られる思いもしたけれど、納得出来る作品に仕上がった。
総評も兼ねて語ると、　黒い部分だけを見る事が出来ると、女の人の裸に見えないかな？

一度見えると簡単なんだけれど。　右上のカサブランカが髪飾りではっぱが首やお腹を
締め付けていて、おっぱいのアンダ－ラインにもはっぱになっている。

蝶で股間を隠しているのが判るかなぁ・・・？

さしさわりの無い程度に話をすれば、みんなもそうだろうけれど、20代の頃は、
肌艶も良かったろうし、若々しさやみずみずしさって今とは明らかに違うと思うの。

しかし歳と共に、そういったモノが衰える・・・けれどそれとは反対に妖艶だとか
熟女とか、表現はともかく大人の女に変わって行く。

それを黒い女の人の中に蝶をたくさん作り、表現したのね。
頭の方は、比較的可愛さを誇張する為に、色も鮮やかにして、更に丸みを帯びている切りかたで
柔らかい感じを出そうとして、段々シックな色になって更に、切り方も少しとがって
いて、大人の雰囲気を出そうかな・・・・って。

それによって言いたかった事は、同じ人であるのに、変わって行く・・・って事。

段々に色濃くするために、高さも色も上乗せして、そう見える様にして見た。
だから、今回は変わるのは判っているけれど、変わって・・・駄目ですか？とか

もっと言えば、それもこれも同じ人なんだ・・・・って言いたかった。
変わってもいいんだけれど、変わらなくても・・・・って。

後の詳細はお客さんとの間の問題で、語れないけれど、読み取って見て下さい。
各々の感覚で・・・・

それと次の作品は、犬のオブジェ。　鴨川で頼まれていたのがようやく入れる。
これは、どちらかと言うと、作家ではなく、職人・・・・

写真を渡されているので、模写に近い。
多少遊び心は出せそうだけれど・・・・

それが終ると仙台で頼まれた、花瓶。　これは作家で出来る。

そしてさくらに頼まれた作品、更に、セントバ－ナ－ドの小物・・・・と続く。

近来まれに見る、お待たせ状態でまことに有難い事だ。