katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

かぐやの作品の小話

2008-12-10 23:47:13 | 世界遺産をみんなでつくろ!
その瞬間は迫っていた。まだ自分の気持ちに整理出来ずにいると言うのに…帝の元に残る気持ちが強いのに、お迎えの使者には何をしてもかなわない…出来る事ならいっその事、その時が来る前に逃げ出してしまいたい…誰も傷つけず、誰にも会う事も無くひっそりと…そこへ私の気持ちがひと休みするような出来事が起こる。一羽の丹頂鶴がこちらへとやって来る。まるで今の私を見るようだ。群れから離れ迷子のように…駄目こっちに来ては…そう声を掛けたくとも大声を出して竹林で羽を広げてしまったら羽が折れてしまう…かと言ってそのままにしてもどんどん竹林に埋もれて行ってしまう…そんな時、とうとう月からの使者が月明かりで私を探し始めた…もう駄目だ…終わりだ…このまま見つかってしまえば帝にお別れも告げずに連れて行かれてしまう…もう現実から目をそむけたい一心でそっと目を閉じた…すると少し落ち着いたみたいだった。一緒に過ごした時間が思い起こされる…帝と共に楽しかった日々が…そうだ思い出の中の貴方にお別れをしよう…そんな時だった。あの丹頂鶴が羽を広げたのは。バサバサ、駄目、羽が折れちゃうじゃない!じっとして居れば朝がやっ
て来るわ。そうすればまた仲間の元に帰れるの!アナタは私とは違うの…生きるの…そんなかぐや姫の気持ちも知らずに丹頂鶴は羽をなお一層、羽を羽ばたく。すると見つかってしまうと思った月の使者にいっこうに見つからない…そう丹頂鶴が羽ばたいたお陰で月明かりをさえぎっていたのかも知れない…単なる偶然かも知れない…貴方が命がけで私を守ってくれたの?しかし所詮は丹頂鶴に言葉など通じるはずも無い…助かった安堵感からだろうか、良く見ると何1つ丹頂鶴は傷ついていない。もしかすると帝が丹頂鶴になって守ってくれたのかも知れない…ただ何1つとして判らないが、かぐや姫が月の使者に連れて行かれなかっただけ…それだけが残った…その後助かったかぐや姫が帝と一緒になったか?は知るすべは無い…何せこの竹林にいたのはかぐや姫と丹頂鶴だけなのだから…そもそもかぐや姫自体、竹から産まれたなんておとぎ話。何が起きてもおかしく無いのだから…

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さくら張り終わるも…

2008-12-10 00:26:58 | 世界遺産をみんなでつくろ!
午後からのさくら教室までの間は、昨日話しをした鏡作り。これがそう。俺らしい鏡になったと思う。媚びていないし、個性的でしかも切る事だけにこだわらず、デザインのみ。しかしながら、どんな鏡を作ろうとも、下地作りがすべて…色々な事が手に入った。そんな中、さくらがやって来る。これを見るなり、katsuちゃんらしい…これが一番良いと言うのだから、俺もこれで良いと確信。さて教室はと言うと、最後の最後に悩んでいた…しばらくは見ていたが、さくらはどうしたかったんだっけ?と訪ねると、隼親子を目立たせる事と言う。先日最終確認までした事を更に悩んでいる…けれどより良い方向にしようと悩んでいる。後悔しないように悩んでいる。じゃあ今日張り終わるの辞めるか?と聞くと、終わりますと言う。なら決めた事を遂行するのみ。とだけ言って見ていると、見る見る間に終わって行く…そんな訳で終わったんだけど、まさか携帯ブログじゃ、何年もやって来た人が報われないし、見ている人にも判りづらいだろうから、次回に目地をやった後にアップと言う事で。良く頑張ったと思う。力作だわ。こう言う作品は見る人をドキドキさせる。さくら、お
疲れ様でした。

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