katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

亀有カルチャ-のご新規さんの下地と海外からのリピ-タ-さんの下地

2014-02-05 04:22:58 | モザイク教室
まずは店舗床の材料の振込みから。これでひとまず材料待ちとなる。
ひとまず持ち出しとなるが、それと当時に先方に内金の入金のご連絡もした。

そんな訳で、まずは今週末の亀有カルチャ-でのご新規さんの下地作りから。
前回、体験で絵馬をやって頂いて・・・の2作目。

ただ頼まれた下地が、マンションの表札。55mmx100mm何とも小さい。
いつものカッタ-と比較して下されば、どの程度の大きさなのか?想像して見て貰いたい

更に理想の仕上がりとしての雰囲気から、恐らくエミリアの白を文字として使うと、思われる・・・。そうなると考えられる文字のパ-ツは3mmが限界・・出来れば以下となる。

これが短い名前だともう少し大きくても・・・と思えたが、割と長くて・・・・。
そう考えると、すでに大きさが決まっている以上、そうなって来る・・・。

これは大きさの問題で、構造上の問題はマグネットにしないとならない。
ただ、それについては板状のマグネットを買って置いたので、取り付け。

いずれにせよ、こちらとしては準備が整った。下地も作ったし、指導としても何をどうすればそうなるか?も、理想としている事は、そう言う事になる・・・。って事も・・・・

そうなると、問題は本人。もし簡単に考えていたのなら・・・?相当へこむ事になる。
何しろ大変で、体験と違って何倍も時間が掛かる事になるだろう。

ただこれが絶対に作りたい、絶対に欲しい、と思えた時や、良い物が欲しい・・・と思えて、じっくり取り組む事が出来たり、自宅でもやる・・・そうなった時は必ず出来る。

しかもそうなるように、色々と考えてはある。例えばシンプルな事で言えば、いかにプレッシャ-を減らすか?・・・・今回は使わないだろうが、例えばぺきぺきだったとする。

実はペキクラって言う、ランダムにすでに割れているパ-ツって言うのは、何と無くタイルのクズって言う感覚になるものなのね・・・人が感じる感覚って言うのは。

すると自然と簡単にチャレンジ出来るものなのね。けれどもし、1枚125円でご購入・・・
って話になれば、失敗したくない・・・・って思うし、上絵となれば250円・・・。

どうかな?全く昨日の話の続きになる。この場合、使うのはわずかだが、何色も使えば、
ご自分の負担は大きくなる・・・そこを何とかしてあげたい・・・と最初はペキクラを

出す事で、その中で出来る範囲であれば、金額を抑えてあげられる事になる。
しかもそこだけで使う分であれば、下地から判断しても実質ぺきぺき1.5枚で十分。

しかも1パ-ツが小さいから失敗しても、こちらの痛みも少なくて済む。
それがこだわりあるパ-ツを切る場合、しかもそのパ-ツの大きさが大きいほど、

少し欠けても許せないのだから、もはや切るだけ切って、そこまで落として置いて使えないパ-ツになる・・・つまり何度も言っている大きいパ-ツが難しく、小さいパ-ツは、

面倒なのである。って事は、この表札は面倒な表札作りとなる。更に掘り下げると、
難しいのでは無く、時間が掛かるだけの事。それに耐えられるか?のみ。

つまり昨日のリピ-タ-さんのやろうとしている事がいかに大変で難しく、こだわりのある事をしようとしているのか?が良く判るだろう。何しろ細かいパ-ツは沢山あって、

面倒だし、割りと大きいパ-ツを1枚のタイルから失敗する事を背負って、切らないとならない。ある意味、相当難しく、場合に寄っては相当なロスも出る・・・。

練習としてはとてもバランスの良いデザインである。おっと話がそれた。それで今回は、
流石に3mmのパ-ツをぺきぺきで・・・ってのは初心者では無理。

柔らかいって言うのはもろいって意味でもある。それが良い事と悪い事は背中合わせ。
それを越えるには、明らかに技術が必要になる。では持っていれば出来る事で解決する。

つまり技術では無く、時間で解決出来る事・・・それが出来れば・・・になる。
そこで出て来るものが、固いタイルはカチンって切るとエッジが立つ。

つまり直角を作りやすい。柔らかいぺきぺきでは作りづらい。ただ固い事をクリア-出来れば・・・なんだけれど。そこもさっきの話と同じで、1枚から切れば難しいが、

たまたまエミリアのクラッシュしてあるものがあったので、それを使えば、失敗を気にしないで進められるし、お金の心配もしないで良い。お互いにね。

要するに、オリジナルの作品を作る教室って言うのは、いくらまでの予算で、どの位の仕上がりで、どの程度の時間に耐えられるか?って言う事を問われる訳で・・・・。

最初は作品作りって言うよりも、作品作りをしながら切る、張るの基本を練習している。
そう思えると、取り組む姿勢も変わって来ると思うのだけれど。

それが身に付くと、きちんとした作品を作れるようになる。それはここに通う生徒さん達の作品が立証しているようなもの・・・・何処に出しても恥ずかしく無いし、どうぞ、

回りのみんなにお見せ下さい・・・って感じなのね。私が作ったって・・・ね。
またそんな事が出来る人になれるように・・・と教えたいものである。

その後、海外からいらっしゃるリピ-タ-さんの構想。60cm程度の楕円の下地。
結果から言えば、描きまくったけれど、何1つ満足する事が出来ず、結局8時間・・・・

流石に向き合い疲れしてしまった・・・・ただ、そのお陰でオルタとガウディの違いが
何と無く判って来た気がした・・・・のね。

オルタ、ミュシャ・・・なるほどね・・・・確かにア-ルヌ-ボ-ってくくれば、ガウディも入るだろうが、ガウディ、ラレック、ガレ・・・こっちはどうもおどろおどろしい。

ただそのおどろおどろしいデザインも、嫌いじゃない・・・嫌好きである。
そうなると、確率としてそっちよりになる事もある。

これかな・・・俺の作品って・・・。例えば世の中の女性誌のコ-ナ-にあるインテリア等の雑誌には、カントリ-なんて言葉を良く目にする。

田舎とは書いて無い。つまり日本じゃなくて海外じゃないとならない。そう言う点なら、
すべてカタカナの名前だから、くくりとしては良いが、どれもこれも非日常な感じ。

お金持ちの家になら合うかも知れ無いが、そんなのが合うってあんまり観た事が無い。
その時点で、そこまではとてもたどり着いているとは思わないが、方向性は目指している

そうなるとどうしても、そっちよりなのだから、非日常な作品になる。
しかも更に独特なのは、和風テイストでもあると言う事。何しろ浮世絵や和柄、大好き。

益々、世の中のインテリアから離れて行く。和のア-ルヌ-ボ-って・・・うっかりすると、中華どんぶり柄みたいになるからね・・・。

そこがやり過ぎなんだろうな・・・歯止めを掛けた方が良いのか?嫌、逆に本当に極めたとでも・・・?って自分に言われるんじゃないかな?と思うと、もっともっと・・・って、

思えたりして・・・・。しかもそれが作品作りじゃないのに、誰の好みなんだ?って話になると、そもそも何を作れば良いんだろうか?・・・・になる。

しかし、頼まれたのは、ただの楕円じゃなくて・・・ってこれだけなんだけれど。
ただ、折角海外から・・・ってリピ-タ-さんなんだから・・・と思うと、今、材料待ち

で、何もする事が無いのだから、これを題材に考える・・・向き合う練習と思って、
丸々1日使ったのね・・・・ただ結果は出ず・・・・。

そうそう追伸、左側にかぐやの制作画像のコ-ナ-が出来たから、覗いて下さいませ。

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