katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

月1のkameya教室

2014-02-24 07:27:18 | モザイク教室
今日は例の仏像彫刻看板のkameyaさん教室。到着するとまた、お昼が用意されていて・・
恐縮です・・・なのね。ただ、それよりも拾う話があったのね。それが・・・

そうお雛様が出ていたのね。ここまでなら女の子がいるお宅なら、単に普通な話。
だけど、あっちこっちに紙で作ったようなお雛様が飾ってあるのね・・・・

一瞬、何かなと思ったんだけれど、すぐ判ったのね・・・・そっか・・・2人の娘さんが幼い時に作ったものだってね・・・。でも、それって20年以上も前の事じゃん。

そんな事ってあるのかな?・・・・それも1つや2つじゃない・・・何個も・・・。
こんなの見せられて、ご飯ご馳走になって、定期的にお教室があって、作品も依頼され、

こんな環境では居心地が良くて当たり前になるでしょ?何とも暖かい気分になる。
ただね、ここでちょいとスパイシ-な事もあるのね・・・それが次女。

オ-ドリ-と同じ歳なんだけれど、もう名前で呼べるくらい親しいんだけれど、先生ぃぃぃぃ、遅くなったけれど、バレンタインのチョコいる?・・・って、板チョコを、

そこら辺から、ホイって感じに出すのね・・・・これは誰が観ても疑いの無い、義理の中の義理、しかも小さい子供が良く来たね・・・ほれっ・・・ってお姉さんがくれた感じ。

先日のキウイの娘だって、両手ではい・・・ってくれたのに、片手でホイだよっ・・。

だから、ん・・・完全に上から目線だけれど・・・・ん・・・・折角、仲良くなった人がくれるんだし・・・って、貰うぅぅぅって言うと、みんな笑ってたのね。

むしろお母さんは、こらこらって感じに苦笑いしていたけれど・・・。それも、これも部分。、みんなが笑える事なら、すべてが楽しい・・・・それが1番。

さてさてそんな中、今日は3人。1人目は以前ここで、朱文金って金魚を作ったお子さんのお母さん。本日2回目。ぺきぺきで丁寧に文字を切っていたのね。

ここまでは何も問題ないのね。むしろ上手い。そこで次回は一体何をバックに作るか?になる。来月までに何かを考えて置かないと、ここに来てから何にしようかな?ってなると

時間ばかりが過ぎて行く事になる・・・良くある話なので、例えばって話をした。
1つは、これが子供の名前な事から、子供達の好きなものを・・なんて言うと金魚・・・

って流石に、何個も金魚はいらない・・・・って感じなので、じゃこれをどんな所に、
どんな感じに飾りたい?って聞くと、お洒落に・・・と始まるのね。それそれ。

例えば、金魚と熱帯魚どっちがお洒落?って聞くと、みんなが熱帯魚って言うのね。
ほらね、つまりお洒落がテ-マなら、金魚は外れる。勿論、それを確認する為には、

もう1つ質問をしないとならない。それが和風と洋風とっちが好き?これで決定的になる。
すると洋風って言うので、完全に金魚は無くなった。ただそれも金魚自体をモチ-フに

する事が無くなっただけで、例えばウロコだけの模様を繰り返したり・・・とかやり方はあったにせよ、そもそも洋風って言うのだから、和柄になっても違うだろうから無いね。

では違うやり方。すでに作ったものに合わせて行く考え方・・・・じゃ俺はブドウって言うと、お風呂の看板の人が、じゃ私はレモン・・・・って趣旨を理解したのね。

すると、仏像彫刻の方が理解したらしく、そっかぁ色かぁ・・・紫がブドウで、黄色がレモン、緑は・・・・ライム・・・って言うから、2人で笑うと、えっ、駄目なの?って。

確かに色合いだけは合っているけれど、形でも考えると、レモンとライムはかぶっているよね?むしろ作り応えなんてのも加味すれば、そこはメロンじゃないのかな?ってな話。

でもね、丸ごと作ると可愛くなったりするし、お洒落って言うのなら・・・って話で、
丸々1個と半分に切ったのは、どっちがお洒落?じゃ、半分と8分の1にカットは?

じゃスプ-ンが付いたのと、無いのは?・・・・ほら、変わるでしょ?要するに何かモチ-フを見つけて、こうしてどっちがお洒落?って自分の決めたお洒落度を追究すれば良い。

そんな感じでノ-プランから抜け出して見て・・・・ってのが指導。
では、いつもの2人のお雛様の完成したので続けてどうぞ・・・。


これが仏像彫刻の方。そしてお風呂屋さんの看板の方は・・・


これが隣の畑は・・・って話になるのだけれど、無いものねだりって話ね。
人のが良く見えたりする・・・じゃ何処が?何が?なのね。常に見つける事なのね。

そこで2人に検証して貰うのだけれど、2人共に顔には触れないのね。つまりかぶっているものも一緒だし、顔は好みだし・・・って事もあれば、どうやらそこは隣の畑では無い

では何処?って話。方や和服に模様が入っているけれど、方や色のみ。更に、今度は模様が入った方はクラッシュでバックをし、逆に無い方はひし形に切ってある・・・。

ではこれを判り易く難易度説明をする。模様が入っているのと、無いのではどっちが大変かな?ほらね。じゃクラッシュとひし形は?ほらね。

じゃ何が起こっていたか?になる。恐らく2人共に時間に追われて2つを作った。
ただ1つ目の最初は意気込みだけだから、良しぃぃぃやるぞぉぉぉって感じだったはず。

では模様を入れた場合は?・・・うえぇぇ思ったよりも時間が掛かる・・・って感じかな?
これじゃ2つ終わらない・・・とも思ったかも知れない。

そうなると、この方は終わらせなきゃならない・・・って時間配分をする癖がある。
じゃお人形の本体をしっかり作って、後のバックはクラッシュで・・・こんな感じかな?

じゃ逆に模様が無い人は?ここは言葉数が少ないから、難しいが、もしかすると、模様を入れるって言うのが思い浮かばなかったかも知れないし、それは難しいと思ってやらない

って諦めちゃったかも知れない。ここが2人の違いなのね。方ややる、どうしてもやる。
方や、きっと無理かも・・・とか、2つもやるんだし・・・とか思ったかも。

ただ、これが考え所なんだけれど、方や娘2人に・・・の場合、公平性が求められるから、一方だけに入れるは駄目でしょ?でも、方や1つはプレゼント。

こんな場合なら、甲乙あっても仕方無い。それなら、娘のは模様が入っていて、違いが合っても良いはず。でしょ?そんな事からも、入れなかったのか?思いつかなかった?のか?は

判らないけれど、違いが無い以上、この時点では意識せず意識したか?無意識と言う考えずに進めたか?のいずれかになる。ただ、残りのスペ-スの考え方が変わるのね。

方や後はクラッシュ・・・って考え方。これは後半簡単だわっ・・・って感じ。
では、ひし形の人のバックを良く見て。家紋のような模様が入っていたりする。

両者共にさくらは入って同じでも・・・ね。ほら娘とプレゼントを変えて来た・・・。
しかも、バックが金と水色・・・・金はお値段が張るのね。

ここまでの違いは理解出来たでしょ?つまり、方や時間配分をして作る、そして方や終わるまで時間が読めない・・・でもね、実際はどうなるか?って言うと、仏像彫刻の方は、

今日も張ってから目地をした。方や自宅で終わっている・・・。そう何しろ、仏像彫刻の方は、色んな事をやっているから、時間配分が必要になるのね・・・。

しかも、今回は娘さんに・・・となると、2つ作らないとならない・・・なんて事になるし、しかも季節モノ・・・・何個も何個もハ-ドルがあったはず。

逆にプレゼントって言ったけれど、間に合わなかったら?ってのもあるし、でも娘のは来年って言う訳にも行かないし・・・ってね。どちらも大変なのね・・・。

ただモザイクのみだったら終わったお風呂屋さんの看板の方と、色んな事をやっている仏像彫刻の方では、余裕度が違うのね・・・・。

ただね、じゃ2人共どの位時間を掛けたか?となると、どちらも遊びのモザイクのはずなのに、恐ろしく時間を掛けたのね・・・・って判るくらい凝っている。

しかも、2人共にやっていた事が判るので、健闘をたたえあっている・・・私達頑張ったね・・・って。今回の事もまた1つ仲良くなる出来事になったと思うのね。

同じ痛みを知り、お互いがお互いの良い所や足りない部分を確認したり、技術の向上ってのは、こんな事の繰り返しなのね。きちんと批評をし合うって言うのは、とても大事。

そんな2人がここに飾らせて頂いているかぐやの作品をじっと観ている・・・毎回。
きちんと追い掛けているのね・・・・・。



凄いのね・・・・やる気って。

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