katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

棟梁にリピーターさんにみどりの相席教室と色んな根付風味の小物

2017-12-06 06:54:31 | モザイク教室
今日は棟梁にリピーターさんに緑の相席教室。そんな朝、出張教室で使うサンプルを送らないと・・・とかぐやに言われたんだけれど、プチプチ付きの封筒が手持ちに無く、アトリエのすぐそばにある何でも売ってるスーパーに買いに行って戻ると・・・・。

もう棟梁とリピーターさんが来ていて・・・やっちまったなっ・・・ってスタート。そんなこんなでみどりもやって来て、落ち着いた所で始まってすぐに、リピーターさんがどうですか?・・・って。えっ、だって始まったばかりで、どうもこうも無いじゃん・・・。

って思うと、棟梁がリピーターさん自宅でやって来たんですって・・・・って言うのね。それじゃ話は変わって来るのね。すると、確かにやってある。見覚えの無い部分がやってあって・・・どうですか?って言われたが、1枚も直す事は無い位、素晴らしかったのね。

それよりも何よりも、この方が初めて自宅でやった事。それが全てなのね。やった事の無い人には、何が素晴らしいか?判らないだろうが、例えば一番簡単に言うなら、やった事の無い事にチャレンジ・・・これは内容はともかくやろうって気持ちが素晴らしい。

これは最低の評価。では次に、漢字の書き取りのような宿題は、全く考える事はいらない。ただの反復練習な感じでしょ?つまりそれは、本人のやる気だけの話なのね。この場合、内容を問うならやる気のみで乗り切れる。そんな場合は丁寧にね・・・だけ。

つまりモザイクで言うのなら、丸やら半分や4分の1やら・・・ってパーツ切りみたいな感じになる。ただこれも、やったって言う事だけに慣れてしまうと、進む事を意識するばかりでは、数ばかりできちんと同じパーツを意識して切るのとは意味は変わって来るのね。

そうなると、数なのか?質なのか?となって来るのね。それがリピーターさんのやって来た事は、何処にも同じ事は無く、全ての花びらも葉っぱも違う形なのね。つまり習った事を意識して応用問題を解く・・・そんな難しい事をいきなりチャレンジしたって事なのね。

だからこそ、えっ・・・って思うでしょ?難しい事なのだから。でも、きちんと覚えていてくれて、自信が無かったら張らなくても・・・って話で、張ってはいなかったのね。ただ、言う事が無いのだから、張ってあっても良かったんだけれどね。

これを本人目線で考えるとね、例えば時間があったから・・・とか、何かやって見たかった・・・とか、何らかの気持ちの変化があったから、初めてやろうって気持ちになったと思うのね。これが大事な所で、ここにどんな気持ちだったか?が大事なのね。

例えば、こんなの難しく無いじゃん・・・って時間があったからやって見たって気持ちと、やって見たいけれど失敗したらどうしよう・・・でも進めたいな・・・でもなぁ・・・張らなきゃ大丈夫かな?・・・って言うような葛藤があったとするじゃない?

どちが上手く行くと思う?これがね、単なるパーツ切りだったとする。その場合、数をこなして慣れる意味でも、何個もチャレンジが必要な事も踏まえて、こんなの難しく無いじゃん・・・出来るじゃん・・・で進むのも悪く無いのね。逆に大丈夫かな?の場合、

必要以上に意識するあまり、失敗しちゃった・・・が心に大きく残るから、続けて2.3枚失敗したら、心が折れてしまうかも知れないのね。では逆にそんな後に、そんな気持ちの両者が、考えないと進められないような事を同じようにやったとする。

じゃどうなるか?既に前者はやっぱり出来たじゃん・・・じゃこれも・・・と同じ姿勢で臨むのね。むしろ同じ姿勢と言うよりは過信でね。だって本人は出来たからまた出来ると思い込むからね。つまり良くも悪くも過信でスタートになる。

これが同じように考えずに進めるパーツ切りだったら、半分を切った後に、丸に変わったとしても同じように切る事が出来るだろうが、考えて進める・・・って既に内容が変わっているにも関わらず、過信でやれば、出来なかった事につまづく事になる。

しかも、過信で出来なかった分のダメージは大きい。さてそれでは、後者の場合、常に大丈夫かな?だから、また今度も大丈夫かな?なのね。しかも、パーツ切りではこれだけしか進まなかった・・・また失敗するのかな?って気持ちを抱えたままスタート。

つまりもっと慎重になる。ほら、これを比較しただけでも何が起こるか?一目瞭然。しかも、これが体験教室だったとしよう。こんな人達が両隣で座って御覧なさいな・・・もう地獄絵図。しかも同じ教材・・・はっきり差が出る訳で。

俺はそれが嫌だから、サンプル教室をあんまり好まないんだけれどね。おっと、話を戻して、つまりリピーターさんは後者のタイプなんだけれど、そんな慎重な人が自宅でやる勇気って言うのは、本当に悩んだ末だったと思うのね。その気持ちが大事なのね。

この勇気があるか?無いか?が1歩前へ・・・ってチャレンジに繋がるのね。要するに張らなければ絶対に失敗はしないのね。つまりやるか?やらないか?の選択は、やりたく無いからだけになるのね。失敗したく無いから・・・は言い訳になるから。

つまり自宅の時間の何割か?を使ったのね。って事は、自宅での自分の時間の何かを辞めた事になるのね。こんな事が、気持ちが変われば行動が変わる・・・の典型的な事なのね。しかも、そこに結果まで付いて来れば、楽しくなる。自信にもなる。

ここでもし、定期的に自宅でやるようなら、無理して進めるんじゃなく、今のままの時間で、今の気持ちのまま、慎重にね・・・これだけ。単なる気持ちを初心のままでね・・・って老婆心のみになる。いずれにせよ、そんな1歩を見た気がしたのね。

きっと1人は不安だったと思うのね・・・そんな葛藤・・・初めてだったんだから。それがこんなエピソードがあってね、それが旦那さんが今日はやらないのか?って。凄いのね、きちんと興味持ってくれて、しかも葉っぱも掛けてくれるのね。

例えばだけど、モザイクやれば散らかるし、やらない家族には迷惑も掛けたりもする。なのに、やらないのか?って。ご理解のある旦那さんなのね。これで増々本人次第・・・また出来る環境になったのね。あはははは。

ただね、別に無理にやって・・・って話じゃないのね。やりたい人はやるだろうし、やりたくない人はやらないだけだから。それよりも1度はやった・・・ここが大事。だって良くも悪くも知ってしまったからね・・・。でも、先生としては嬉しかったのね。


棟梁はドレスのレース部分が終わったのね。終わって気が付く事は、最初に自分の描いた下絵でやっていたとしたら?果たしてレースになったかどうか?終わって見て、このスペースに出来る事とやりたい事は全く違うって意味を知ったと思うのね。

それともう1つは、さっきのリピーターさんは自分の下絵を置いて見ながらの制作。この後のみどりもドレスの写真を見ながら制作。じゃ棟梁は?となった時、今後の花は資料とにらめっこしながら作る事になる意味を知るんだろうけれどね。

いずれにせよ、今までとは何かが変わる事になるのは間違い無いのね。


それじゃ、みどり。犬は販売用、クリスマスは職場の展示用らしいのね。その2つの目地をやったんだけれど、目地を最初からやるのは初めてらしく・・・水を入れ過ぎてトロトロになっちゃったみたいで・・・こんなに水の量が難しいとは思わなかったって。

まっ、そんなのは慣れ。別にどうでも良い事なのね。1度軽く失敗すれば、痛い目に合う事で今後は慎重になる。何度も見ているからやり方は知っていた。なのに思うようには行かなかったのは何故か?それを水を入れ過ぎた・・・と思っていたら大間違い。

結論的にはそうなんだけれど、じゃ加減すれば・・でおしまい。そうじゃなくて、最初は慎重にやっていて、何の反応も無いからまた入れてしまった・・・その最後に入れた分だけが多い。単純に言えばそうだけれど、じゃそうなる前に辞めれば良いじゃん。

じゃ、そうなる前って何処?何?って話。その見極めが、容器を振って水を加えると、カサカサって音が鳴る。って何度も言ってるんだけれどね・・・眼ばっか使うから。眼をつぶっていても聞こえるはずなのね。そのカサカサからの水の量は慎重に。

ここからが繊細なのに、失敗する人は、そこが雑なのね。今まで通りで・・・だから。さじ加減とは最初じゃなくて最後。それと混ぜるじゃなくて、潰すってイメージかな?まっ、口では中々繊細には伝わらないんだけれどね・・・。

とは言え、練ってしまえば仕上げは問題無し。きちんと完成しているし、是正もされて、ちゃんと犬もいる。そんなお教室の後は


昨日の音楽シリーズの目地。グレーにしたのね。まっ、こんなもんかな・・・まずまず。それと次は毒キノコ。これも明日目地をして、ちょっと手を加えて、今までとちょっと変化させたいのね・・・・。そうそう、そう言えば、棟梁とリピーターさんに、

犬の根付風味が欲しい・・・って言われたのね。所が2つサンプルを見せると、2人共こっち・・・って。もはや銘木の種類までこだわられたのねぇ・・・イチイって木が良いんだって。イチイの仕上がりは木で出来たサラダボールって感じの仕上がりなのね。

まぁ、興味を持って貰ったのは何よりなんで、折見てまたもくもく館へ行かないとね・・・。

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