katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

来年の絵馬の下地とキウイ教室

2017-12-03 08:03:06 | モザイク教室
今日は午後からキウイ教室。そんな訳でそれまでの間は、来年の絵馬の下地作り。


これでひとまず頼まれた分は切り終わったんで、後はペーパー掛けと塗料塗りなんで、音が立たないからいつでも出来るので一安心。
それとちょっと見て欲しいのは、右端の小さい下地・・・


先日、久しぶりに行ったもくもく館で買った銘木の端材で作ったモノなんだけれど・・・。

銘木を彫る下地のスタイルを見慣れてしまった人には、小さくなったって事と、犬ってモチーフってだけで変わり映えしないようにも思えるだろうけれど、機械そのものの仕組みから言えば、いつものキーホルダーの大きさが限界なんだけれど・・・・。

そこを工夫して小さいものにチャレンジしたものなのね。だからこちらとしては、かなりコンパクトになった・・・と思っているのね。それと以前は5mmの厚みしか無かったものが、1cm程度になった事が、雰囲気がかなり変わって、銘木感が出た気がするのね。

その雰囲気の違いは、キーホルダーやオーナメントと、根付の違いな感覚。ただ根付って言葉に馴染みの無い人がいるだろうから、軽く説明すると、要するに江戸時代の小物入れの紐飾りのようなものの名前で、ねつけって言うのね。

それはかなり凝った立体造形だったりするもので、そんな感覚だと、キーホルダーやらオーナメントの薄さからすると、ちょっとかさばる感じはするものの、割と厚みがあるのね。ただその厚みが銘木の良さを小さいながらかもし出している気もするのね。

いずれにせよ、この大きさで彫れた事は幅が広がるのね。かなり面倒なんだけれどね。そもそも常に量産する場合、みんな同じ形の木から切るので、いつも同じ状況で彫れるけれど、何しろ端材。色んな大きさで、色んな種類・・・質感も違うのね。

だから、完成品は同じ下絵でもかなり雰囲気は変わって1点ものの感じが出るけれど、作る方としては、その違いに1回1回合わせていかないとならず、かなりの手間が掛かるのね。ただ、初めての事なんで、何しろ自分でもどんなものが出来るのか?楽しみでもある。

そんなこんなのキウイ教室。色々な小物やなどをやっていたので、しばらく振りに大作に戻っているが、湖畔のイメージだったものが、対岸が近すぎて、渓流的に見える・・・そんな事からのスタート。こうした感覚のズレはその時は良かれとして進めたのに、

今になっては何故それを良しにしたのか?・・・・自分でも判らないって言うのだけれど、俺が思うにそれもまたこの絵の意味なんだと思うのね。つまり遠くに感じていたものは、今となっては左程遠く無かった・・・そんな風にも思えるし、いずれにせよ、

下絵も描き込み始めたんで、新展開が見られるのね。そうなると、流石に緊張感もあるのね・・・どうなるんだろう?ってね。
いずれにせよ、やる事が決まると、切る事になれば、進みも早くなるだろうし・・・ね。

だからこそ、今の悩みはとても大事な気がするのね。何か誰か他の人がキウイを見ていたら、雰囲気からして楽しそうに見えるが、何だか俺には凄い事を見ている気もする・・・。だってこれが趣味と言い続ける人の作品なのだから・・・。


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