katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

中学生の相談と大雪

2022-01-07 01:21:35 | モザイクタイル教室

今日は午後から中学生の相談日。これはネタバレになるとまずいから、何と無く触れると、要するに名画のようなモザイクをする場合、何も考えずに始められるのね。こう言うと角が立ちそうだけれど、落語でも、音楽でも一緒なのね。

つまり古典落語のように大昔から同じネタをするとか、音楽でも忠実にコピーって言うのは、決まり事だから、何しろ忠実に・・・なのね。当然名画も同様で、似ている・・・これが全てなのね。だから名画のコピーを取ったら、下地の木に写し

即スタートになる。ここで考える事があるか?と言うと、別に何も無いのね。つまり考える事が必要になるのはモザイクが始まってからなのね。ここどう言う形で切る?とか、どんな色が似てるか?その繰り返しなのね。ではオリジナルの場合。

まずはコピーするものが無いのね。つまりスタートする為には考える・・・って事になるのね。その時に例えばウチの犬を作る・・・ってモチーフを選んだとする。じゃコピーを取れば良いじゃん。それでもオリジナルなのね。

はぁ?何処が違うの?って思いがちなんだけれど、名画は人の絵であって、ウチの犬は写真を撮ったとしても、それは写真家みたいなもので、自分で撮ったもの。その時点で完全オリジナルになる。でもどんな角度で、どんな向きで・・・となり、

それも考えないとならないのね。そこが大きく変わって来る。ただ確かにオリジナルなんだけれど、結局最後は表現としての感想は、似てる・・・って事だけになるのね。つまり、似ているとか、凄いとか、細かいとか、そんな感じになる。

それを何かバックに追加をすると、例えばリード1つでも、その犬がウチの犬により見えるアイテムになったりするし、洋服だったり、子供達と一緒に描くと、ウチの子供達って家族を描く事になる。当然難易度は上がるが、もし出来たら、

さっきの犬1匹とは思い入れが変わって来る。ウチの子供達となると、犬が家族として見なされる程、大切にされている事になり、犬好きの人達に共感を得るかも知れないし、いずれにせよ単なる犬だけとは違って来る。かと思えば、リード無しになって、走っている所になれば、躍動感が出たり・・・。

あれこれと考える事だらけなのね。つまりオリジナルって言うのは、構想って考える事が全てと言える位、大事になる。だからスタートが全く違うのね。だからどっちを選ぶ?って事になるのね。その時にオリジナルを選ぶと、こうした構想って事をやらないとならないから、いきなりスタートは切れないのね。

だから早めに始動しても、モザイクが始めるには、これが解決しない事にはモザイクが出来ないのね。そんな話をガッチリしたんだけれど、去年やっているので、このやり取りに慣れていて、この話は無駄じゃ無くて大事って事を理解して、

貰っているので、どんどんと話を広げられるのね。そんなこんなで終わって外に出ると、まさかの大雪。確かに予報でも言ってたけれど、迎えに行った時はパラパラだったのね。でも帰りは積もっていたし、強く降っている・・・

流石に今日はいつもの時間だと凍結なんて事になると、厳しいんで帰宅する事にしたのね・・・


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