katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

リピーターさん教室と表札張り終わり

2022-09-22 23:20:55 | モザイクタイル教室

今日は午後から、フェルメールのリピーターさん教室。それまでは表札をやってたのね。ただ若夫婦はハワイが好きで、お客様は花が好きとの事なのね。ただ英語は中心にしたから、スペース

が狭く、そこにハワイとなると、かなり無理があると思うんだけど、それなりに風味位なら何とかなるかな?って事で終わった後は、次は花。ただ普通ならマーガレットの様な花が浮かぶ。

そう普通ならね。それをハワイ繋がりでくくって見ると、プルメリアやハイビスカスは簡単に浮かぶのね。じゃ問題は、そのスペースに作れるか?なのね。やって見たさ。それがこれ。

英語側にホヌの半身を入れて見たのね。これで後は目地だけ。そんなこんなのフェルメールさんの息抜き教室。これからやる事になっている出張用の下地を4倍にして、脚を付けてミニテーブルになるのね。

所が一見すると、フェルメールを作っているのなら、簡単に出来るでしょ?って思う人も多いのね。ただそんな単純でも無くて、大きく違うのは、フェルメールは楽譜通りの演奏見たいな事で、

このテーブルはオリジナルなのね。ただ基本は俺のサンプルがあるけれども、真似をし無ければ、いちいち考えないとならないのね。ただ考えるって何をどうする❓

これが自由万歳の人は、困る事は少ないけど、深みにハマれば身動き取れずなんて良くある事なのね。その理由は簡単で、最初から全てを決めようとするからなのね。

まずは五角形のタイルは決まっているのだから、何しろ張る事なのね。それによって、スペースが少なくなるから、また何か1つ決めてまたそれを張る。この繰り返しをすれば、ドンドンと

スペースが少なくなる。それは考える事が少なくなる事を意味するのね。なのに深みにハマれば、結論や結果ありきで進みたいから、それが癖になると、どうしてもレシピやサンプル、そして図面などが欲しくなるのね。

しかもその上、人と違うものを望めば、もっと考え無ければならなくなるのね。つまり今日は考える教室だったのね。更にこの後にも考える教室が続いて、フェルメール額の模様の事。

こちらも並行してやったのね。だからきっとヘトヘトだったかもね。そんなこんな後は金魚の壁画の縁取り部分をやって、今日はおしまい。

だと思ったら、kameyaさんで2人が新作に入るんで、その下地をコーナンさんに行ったんだわ。しかも、アトリエでブログなんで、気が付けばこんな時間。


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金魚の壁画なんだけど

2022-09-22 00:51:45 | モザイク作家

今日はあさイチで母の病院からスタートするだけど、病院自体は父が何度も入院しているから、色々判るが、母は初診。

そんなこんなで30分以上待って入るも、予約無しなんで、結局終わったのはお昼過ぎ。そんなこんなで、午後から出勤。って事で、金魚の壁画となるんだけど、この大きさになると

アトリエが手狭。人が通るには端っこにぶつかってしまうから、まずそこの確保からなのね。中央の丸い部分を見ながら、何がしっくりするか?

良く生徒さんが大作の時に、質問されるが、全部下絵を考えてからスタートするのか?って事なんだけど、ほぼイメージだけで、都度考えるのね。

そんな事が多かったりする。例えば、今回は金魚入れるって決まっている。当初は、思い入れたっぷりに、金魚の壁画って事を、金魚が入っている壁画の

構想だったのね。何が違うか?となると、金魚の壁画の場合、金魚がメインだけれど、入っているって表現の場合、他の物もかなり主張する事になる。

だから家族構成だったり、周りの環境だったり、色んな話を聞いた事は聞き取り調査や、問診と同じ時間だったりするのね。だから今回もそうした。

所が根本的に違ったようで、全て0にしてやり直しになった。それと同時にお子さんが生まれるようで、そうなると金魚の数も変わって来る。

それなら単純に金魚を1匹増やす事で、金魚の壁画にする事にしたのね。文字にするとエグい言い方になるが、思い入れをほぼ消す。

例えば、何でもルールってもんがあって、中央の土佐金って金魚は上から見るものなのね。大会では洗面器に入れて審査するのね。つまりこのアングルは

ルール通りなのね。これを繰り返すなら放射状に上から見た金魚を入れれば、図鑑では無くなるから、デザインとなる。ただ横から見た方が綺麗な金魚も

いる訳で。そうなるとそのデザインには向かない金魚も出て来るのね。それとその配列をする事になると、左右対称にこだわるデザインとなり、かなり

規制される事になるのと、模様的になるから、そこに動きは無くなるのね。ただ子供さんが、小さい事も考えると、模様よりも動きのある感じの方が、

面白いかな?と何となく泳いでいるようなモチーフの絵にしたのね。こうやって1つ1つに意味がある事を入れるんだけど、根本的な事があるとしたら、

お任せであるかどうか?任せられた場合、そのモチーフを使って、金魚の入った壁画を作ろうとするのね。何故なら家族構成迄聞いたんだからね。

つまりその人数に合わせたりしようとするから。更に名前の由来だったり、そこに引っ掛けたデザインを入れたりすると、金魚の時間よりも、もっと

時間の掛かる事に、なったりもして、金魚の壁画では無くて、金魚の入った壁画になるのね。ただ今回は金魚の壁画としてシンプルに1匹増やして、

余計なモチーフを入れない事にしたのね。ただとは言え1匹増やす事が簡単な事でも無いし、楽でも無いが、あれこれ考える事は無くなったんで、金魚に

徹するのみって感じなんで、割と楽譜通りの演奏になる。恐らくソロの部分のバックも特にモチーフを入れる訳ではなく、模様なんで、綺麗ならそれで良いし、大幅に切る必要も無いのね。

その分、金魚に徹する事にしたのね。だから古い生徒さんには、いつもと違う雰囲気に見えるかもね。そんな中、夕方泉銀さんの友人って方が見える事に

なっていて、良く良く伺うと、電車に乗って来るとの事。どうやらご近所では無さそうなんで、駅まで迎えに行ったのね。すると、アトリエに入るなり、

気に入って頂けたようで、いきなり購入って話になり、お買い上げして頂いたのね。そんな気も無かったし、作品はホコリも付いているし、慌てて

メンテナンスやら、手放すとなると、写真も撮って置きたいし、ドタバタになったが、まさかの展開にビックリだったのね。大体、これらを見て、

それじゃ依頼なんて展開が多いからね。オーダーでは無く吊るしの作品を買って下さるとはね。作家katsuの作品に合った方だったんだな~。

依頼品って言うのは、モチーフが決まっているからそれを踏まえたオーダー品であって、完全なお任せでは無いのね、普通は。ただ吊るし作品って、

何らかのシチュエーションで、その分野の縛りはあるもので、同じような条件そうだけど、一応モチーフを自由に選んだ分の自由が合った作品。

それをいきなり購入して下さるのか~って思うと、嬉しいやら戸惑うやら。いずれにしても、また誰か知らない人に自慢して貰えるのだから、それが

何よりです!なのね。


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