katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

中央区立久松小学校卒業制作取り付け終了

2022-03-02 07:43:16 | 卒業制作

今日は仁科タイルさんと久松小学校の卒業制作の取り付け。色んな諸事情で9時に・・・って事で、8時半には到着していたのね。そんな中、初日の担当者さんがいらして、もう顔見知りになったんで、どーもってな具合に何もかもすんなり。

しかも台車も用意してくれたんで、スイスイと運べちゃうし、何よりも取り付け場所が入口入った正面。ただエレベーターはあるものの、かなり作品は重くなったんで、降ろして来るのも一苦労。ちなみに仁科さんは初めて作品を見るのね。

下地の時も凄かったけど、タイル張ったらやっぱり凄いね・・・って。何しろタイル組合で何度かこう言う行事に参加している人だから、普通卒業記念の作品って・・・って普通を良く知っているのね。だからなおさら。そしてもっと大事なのは、

その組合行事の中に、講師として教えたり、もっと言えばタイル職人な訳で・・・これ以上の審査員はいないでしょ?その人が、凄い・・・って言うのだから、お世辞抜きで十分な完成度と言って頂けたと思うのね。

そんな訳で運んでしまえば、今日の俺はポンコツ・・・ローディ以下なのね。

ここに取り付けるんで、作業開始。

ほら、何もしてないから撮影班な訳で・・・いつもなら画像に写っているのね。穴の位置を測って・・・

これを細い穴から段々と太い穴になるまで、何回か繰り返すのね。これが結構時間が掛かるもので・・・お昼となって、午後から取り付けとなるのだけれど・・・流石に2人じゃ上がらない位置なんで、先生方も手伝って下さって・・・

所がトラブル発生・・・急きょホームセンターに行く事になり、必要な材料を調達となる。ただここから数キロの所なんで、そこはラッキーだったんだけど・・・そんなこんなで帰って来て、じゃ取り付けようかと準備すると・・・

あっ、ビスが打って無いとこあるじゃん・・・となり、仁科さんは買って来た材料で手直し、俺はまたホームセンターに。そんなこんなでビスを買って、少し走った頃に、連絡が入り、ついでにこれも・・・ってまたUターン。

本日3度目のホームセンターなんで、迷う事無くお買い物。そんなこんなで戻る頃には下校ってな具合・・・そこから取り付け。

ナット締め。そして最後はみんなのポップが入って・・・

完成・・・すっかり周りは夜になっちゃったのね。でもお陰様で無事では無いけど、完成したのね。そんなこんなでみんなに送られて帰り道に、仁科さんが良い仕事だね・・・こんなの中々無い経験だよって言うから、俺の仕事は大体こんな

感じだよ・・・まぁこうなる為にやっているんだから、この結果は当たり前じゃ無いと・・・ね。って言うと、ちょっと羨ましいって言うから、普通が一番って言ったんだどね・・・俺もタイル屋だったから、その意味は十分判るのね。

ただ本当に羨ましいって事になるのなら、ちゃんと成功者に見えるようにならないと・・・それはまだまだ先の話。タイトルの芸術家への道が取れてから。道が付いている時点でまだまだなのね。ってこんな真面目な話も良いが、今日イチは

掲示板に、久松のしぐさ・・・って言うのが張ってあって、ほぼ理解出来たんだけれど、1つだけどうしても理解出来ない事があって、取り付け最中に先生に質問したのね。先生ぃぃ、フワフワ言葉って何ですか?・・・すると、1人の先生が、

優しい言葉で・・・って言うから、ありがとーじゃ無くて、ご親切に・・・とか付けるって事?って言うと、んーって、ちょっと違うような感じだったので、何か例題欲しいって頼むと、今度は先生が困っていて・・・勿論、その前にお母さん

にも聞いたんだけど、しっくりくる答えは無く・・・いよいよボスキャラ登場。先輩先生が、例えばそこどいて・・・って言うのは、チクチクする言葉なんですね。それをそこ通りたいんだけど・・・に変えると、優しくなる。って。

おーーーーーーー。って理解出来たんだけど、そうなると、俺はチクチクなんて通り越して、ザクザクとか、ドスドスとか、バンバンみたいな濁音言葉しか言ってねーって言うと、職人さんだから・・・って。それもフワフワじゃん。

なるほどね・・・と思ったけれど、そこで最近気になるのは、アーチストがコンサートを開かせて頂いているみたいな表現を、若い時に突っ張らかった人達が言うのが、気持ち悪くて、しかもそれを誤解するようだと、コンサートに参加って

言うお客さんがいたりして・・・でも見ているだけ、拍手なら観客なのに、参加となると、歌ってもハモっても文句無いはずなんだけど・・・こんな事は、クラッシックのコンサートには起こらないはずなのね。この先、何百年経っても。

こんな話があるのね・・・達郎さんの番組で、コンサートに参加したんですが、僕はノリノリで歌ってしまいますが、どうでしょうか?ってなお葉書が来て、達郎さんはキッパリと、貴方の歌を聴きに来ているのでは無いので、歌いたいのなら、自宅でCDで・・・って。

しかも周りにご迷惑になるから・・・って。今のご時世、こんな事をキッパリ放送で言えるなんて、凄いなと思うし、だからそれを良しと思う人が集まるんだな・・・と思うと、万人受けしようと媚びないし姿勢はお見事だと思ったりした。

つまりこの話のオチは、アーチスト側の演者は、お客さんに対して感謝の意味を込め、応援は力になります的な意味で、何番目のプレーヤー的な表現が出来たと思うのね。それは偶像崇拝する信者の皆さんには、たまらない誉め言葉だと。

つまりここまでなら、素敵な関係が成立するのに、逆側、つまり観客サイドが参加している・・・となると、お金を出せばお客様的な発想になるのね。しかもルール無用のね。だって参加なら、ダンサーなら踊れるはずだし、歌に自信がある

なら、ハモりもOKなはず。だって館内放送では録音はダメだけれど、楽器の持ち込みは問われていないから、その内に、そんな奴も出て来るかもね・・・。つまり何が悪いの?どこが悪いの?を提示しないと、古き良き昭和なら、人様に迷惑が

掛かるような・・・の両親の教えみたいな曖昧解釈の元、統一感はあったけど、個々の尊重なんて事になると、個人差は大きいし、しかもチクチク言葉で、歌うの辞めて貰えます・・・って、見知らぬ人に言える?って事になると、野放し。

おっかないからね・・・あおり運転されても。つまりやったもん勝ちになってしまうのね。それを自らのファンにキッチリ、ザックリ伝える・・・例えそのファンが離れようともって覚悟が凄いのね。ただそれはそれ相応のファンあっての事。

そう簡単な事じゃ無いし、更に言えば、昔売れていなかった頃からのファンは、そこまで押し上げてくれた功労者なんだけれど、そう言うファンはコアだから、例えば矢沢さんのように暴走族とか、ヤンキーとか、ってイメージが付く。

そこに女学生2人で親として見に行かせられる?普通は無理だわ。でも仮に元暴走族の両親が娘を連れて行くのなら、普通でしょ?つまり薄まるかも知れないが、濃い味付けのままになる。しかし新しいファンを獲得しないとならないアーチスト

側は、あれこれと歌を変化させると、今まで馴染みの無い人達が、今どきのネットで発掘すると、見に行きたいと思っても、そんな群れの中・・・そんな事もあったんだろうね、そうなると公式に矢沢さんがコメントする事になる。

結果的にコアにファンの一部は出入り禁止となる・・・これが世の中全ての流れなのね。でもそれは普通の、一般の話であって、格式、伝統って言うのは、そう簡単には変わらない、変えられない、変えちゃならないものがあると思うのね。

恐らくそれが同じ音楽でも、クラッシックや能、みたいなものが、所作無く、お金出せばお客だろ的な心構えだと、真のお客さんに無礼だし、ただ聞きたい、見たいでは済まない気がするのね。勿論、黙って拝見なら問題無いのだが。

そんな事も知らずに、よっ中村やっ・・・なんて掛け声を掛けるなんて、間、タイミングがあって、やって良い事と悪い事があると思うのね。誰でも出来る事じゃ無い。俺はあの掲示物でそれをやっぱりな・・・と確認した気がする。

所作なんて58まで習って来なかった。いや、職人の時に、ギザギザ言葉を身に付けたのかぁ。あのまま生息してりゃ、困らずに済んだのかも知れないが、今の生息地には、お母さんや子供さんばかりで、どう猛な職人達相手では無いから。

ただ不思議なのは、確かに女の人や子供さんばかりで、随分と変わったと思うんだけど、どっかで職人な所が気持ちにあって、しかも錆びているとは言え、一応切られっ放しは嫌なんで、男の人と話す時は、どっかで刀を抜く場合に備えて、

準備はして、気配は消して向き合うが、時に遠慮無く切り掛かって来るやからがいるのね。それって儲かるんですか?とか、あぁそうやって簡単に切れるんだぁ・・・とか、俺も出来るとか、ここで言わんでも良かろう・・・って事を。

かと思えば、これいくら?と聞いて、高いな・・・とその場で言ったり、安くなんないの?とか、何処にもお客の匂いすらしない、一生付き合いたく無い生き物たちがいたりする。でも流石にこちらも20年も経っている。

そんな事があるから、そんな奴らがいるから、今日みたいな1日が、本当に有難い・・・本当に良かったって気になる訳で。それが無ければ、普通に良かったになっているはず。つまりえぐみを知れば、それを他に生かせる。

きっと仁科さんには、砂糖にみりんに金平糖みたいな気分になったかな・・・でも俺がしょっぱいかっ・・・。じゃ凄く甘くなっちゃうな・・・。あははは。良い仕事になった。

 

 

 


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