katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

新作の勲章のモザイク

2012-12-11 05:49:58 | モザイク作家


難しい事はメダル部分にはあるが、キリの部分は単に細かいだけ・・・・
特に見せ場ってのは無いんだけれど、意外とこう言うのは経験の無い人には受けが良い。

何しろ勘違いってのが多くて、細かいと凄いと思ってしまいがちなのね。
確かに細かく切るって言うのも技術はいる・・・がしかし、切る・・・ここをきちんと

理解されれば、難易度の違いが判って貰えるんだけれどね・・・・。
例えば喰い切りが包丁・・・と置き換えれば、同じ事の繰り返しのパ-ツってのは、

キャベツを同じ幅で切っている様な物になる。つまりある程度の経験値さえあれば、
そこそこ何とかなる。でしょ?勿論、人それぞれだから、ある程度・・・ね。

それが花を作る・・・となると、ラインは人それぞれ。だから個性を出しやすい。
そうねぇ・・・だから、飾り包丁って感じになるのかな?

こんな違いがあると思って貰えると良いのね。つまり個性を売りにしているから、
個性を封印している感じなのね・・・似ているもの作りってのは・・・。

勿論、これも1点モノには違いは無いんだけれど。ただね・・・人のデザイン。
あくまで人のデザインを汚さないように・・・なのね。

最初はあの宮崎監督ですら、ルパンを作っていたのだから、オリジナルで認められるって
道のりはそう簡単じゃない事は重々承知の上なので、それも踏まえてやってはいるが、

出来栄えも悪くない。ただ、構想は単に和風の勲章って言うのなら、こんな仕上がり悪く無かろう・・・・ってくらいの話だから、特に変わった事は見せてはいないし・・・・

ただこれを見て良い・・・って言われるのかぁ・・・って言うのと、オリジナルを
良いって言われるのは、全く違うものでね・・・オリジナルの作り手としては・・・ね。

シンガ-ソングライタ-が人の歌を歌ってヒット・・・それはある程度ヒット曲を
持ってしてならまだしも・・・なんかね・・・。

勿論、それは単に俺の感想であって、評価は観る人のものだから、最低限良いね・・・
は拾いに行くんだけれど・・・・。いずれにせよ考える事は無いので、観たまま切る。

当然進み具合としてはまずまずで、後半に・・・と折り返している感じもする。
オリジナルなら葛藤はこうかな?いやこうかな?と美しさの追究となる。

しかしながら似ている作りは、色は似ていないととなり、ほぼその色に近いものを選ぶ
のみとなる。だから誰が選んでもそうそう変わらない。

となると、見せ所は切る・・となるのだけれど、丁寧に切るだけとなる。
これは何を意味するか?単にタイル職人みたいなもん。

きちんと張る。きちんと切る。その繰り返し。そこを辞めて来たのにね・・・・
そこは誰がやったか判らないのね。しかも名前を言っても判らない・・・

タイル屋って単に職人はいっぱいいるからね。きちんとやるだけならね・・・
それが地味で難しい事なんだけれど、それは判りづらいものでね・・・

余程失敗しない限り、ほぼ通っちゃうものだからね。建築考えれば判るじゃない?
全員がベテランが張っていると思う?違うのね・・・段々上手くなるのね・・・

って事は、へたっぴも張っている・・・練習させているって事でしょ?そうなのね、
俺もやってたんだから。一番良く知っていると思うのね。

ただそこはへたっぴも真剣にやっていれば特に問題は無いのね。だってへたっぴだから。
本当の悪は実力者が手を抜く事。酒を呑んで張っていたのも観たし、雨の中で張った

事もある。絶対に施工には向いていない仕上げ方もした。単に工期の帳尻合わせのみで。
何とも愚かな話だ。それを辞めて始めた事なのに・・・まっ仕方ないか・・・を

辞めたはずなのに・・・と考えると、仕方ないか・・・って気持ちではやりたくない。
ただ本来の趣旨のオリジナルからは大きく外れる。けれど、あの宮崎監督でもこうした

事をやってあそこにたどり着くのなら・・・と考えるとやるべきで、やるのなら、
きちんとやるべきなんだけれど、俺がやらなくても他の人でも変わらないんじゃないか?

俺の生徒でも出来るものを俺の作品と名乗られて良いものだろうか?
何とかそれでも違うって見せられないものだろうか?とこんな葛藤をしていると終わる。

そんなものが似ているって仕事。だから意地だけ。他の作品と区別しているのは
ジャンルを工芸にしている・・・それだけ。

オリジナルで無いと芸術とは言えない。本物の芸術に失礼である。
一応そっちに身を置くものなのであるから・・・。

いつか何を作っても同じように観て貰えるようになったら・・・・思い切りジブリの
キャラを堂々と作りたいものである。





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新作の勲章のモザイク

2012-12-10 06:35:17 | モザイク作家
昨日のアップしなかった分を含めた2日分でこれ。まっいつものように進まないのね。
こんなもんって言えば、こんなもんなんだけれど・・・・。

枕らしい話も特に無いし、広げる話も無いので、今日はアップのみで・・・。

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亀有カルチャ-教室

2012-12-09 06:28:45 | モザイク教室
今日は1人欠席で2人。その1人の人がエミリアを4分の1に切って、縁取りをしたのね。
そしてもう1人は、



自宅でも練習して同じエミリアを4分の1には切っては来たものの、文字にするには
大きくて全部切り直しながら・・・・ここまでやったのね。

時間をオ-バ-して2時間以上掛かったんだけれど・・・・流石にそう簡単には進まない

ただ単純に判るのは、初めて切る人は今日の2時間強の経験値の中で・・・であり、
文字の人は、自宅でその2時間分を練習したも同然なので、合計としては4時間以上・・

つまり倍の経験値になっていると思われる。これが大きく差になる事がある。
例えばこれがテニス部だとする。方やクラブだけのテニス、方や自宅でボ-ルを使って

壁打ち・・・この位の差はある。そんな感じである。これが今はその程度であっても、
その内に自宅でも張る・・・こうなると、進行具合も変わって来る。

当然倍進むのである。この進み具合にやる気が発生する場合もあるし、失敗してへこむ
場合もある。逆に、それを見て自宅でやら無い人がへこむ場合もあるし、

逆に失敗しなくて良かった・・・と思う事もある。いずれにせよ自分のペ-スってのを
確立して、自分らしく進んで貰いたいものである。

そんな中、ちょっと笑える、いや笑えないエピソ-ドがあってね、文字の方が、W、Eと
やった後に、ちょっと目を離すと、Eって置いてあるのね・・・・おぉぉぉぉい、そこは

Lだよぉぉぉぉ・・・・ここはモザイク教室だから、スペルは自分確認でお願いしますよ
・・・しかも英語なんか赤点君だった俺に直されちゃダメなのね。あはははは。

って言った後、何しろもう1人は初めてのエミリアだから、どうしてもそっちに目が
言ってしまうと・・・・しばらくしてOが結構上手く出来ていたから、

良いね・・・中々って一緒に観ていると・・・WELO???あっ、Cだわっ・・・
ほらっ、だから・・・気を付けてって言ったのにぃぃって言うと、

先生知ってたの?って言うのね。違う、違う、知っていたのは切る事に夢中になると、
スペルを間違えるから気を付けて・・・って事は良くある事だから知ってるけれど、

スペルを間違えていたのを知ってて、黙ってて気が付いたね・・・って意味じゃないよ。
って、もしそれが本当だったら嫌な先生になっちゃうでしょ?って言うと、

ですよね・・・って。ただ少ない人数の良さが、伝わり度って考えれば、きちんと
伝わっているような気もしているのね。

初めての本講座なのだから、俺には丁度良いのかも知れない。

そんなこんなで教室も終わった後に、車の中にみんなで作った金魚の作品があるので
観ませんか?って言うと、是非って事でお見せすると、流石にモザイクをしに来ている

だけあって、穴の空くほど見て頂いたのね。これが生徒さんなんですか・・・?
こんなに上手くなれるんですか?ってね。うふふふふ、実に良い反応なのね。

そんな中、1人の方が、こんな木の看板が掛かった金魚屋さんが近くにあって・・・
って言うのね。えっ?金魚屋・・・・何処?そこは・・・何て店?って聞くと・・・

えっと・・・名前は判らないんだけれど・・・・えっと平和橋通りの・・・・
はい、判りました。それは行きつけの店の1つ、金魚の吉田さんです。

先日、にじいろジ-ンに出てましたよね・・・って言うと、えっそれは観なかったって。
ちなみにそこのレジには俺の作品を置いて貰ってますよ・・・小さいのが・・・って

言うと、行って見ようかな・・・って。すると、もう1人の人が金魚屋さんって、
金魚しか売って無いんですか?って言うのね。えっ、そこなの?拾う話の場所・・・

えっと、例えばス-パ-で肉も売っているでしょ?けど魚もある。これがペットショップ
だとすると、肉専門店があるでしょ?つまりそれが金魚屋さん。

良い肉置いてあるんだよぉぉぉ・・・・って言うと、ですよねぇ・・・って。
ちなみにこの作品は何処で観れるんですか?と聞かれたので、千葉北からすぐの

びれっじさんって金魚屋さんにあるんですよ・・・って言うと、遠いのかぁ・・・・と
若干、残念そうであったのね・・・・

さてさてそんな感じでお開きだったんだけれど、今日は朝からビックリなのね。
いつものように到着すると・・・駐車場がほぼ満車・・・えっ選ぶと言うよりも、

何処か空いている場所はありませんかぁぁぁって感じだったのね・・・・
かぐやは年末だから・・・って言ってたけれど、早め早めの始動で助かったのね。

と言う事で、戻って勲章の新作作りとなるんだけれど・・・・そんな中、かぐやに吉報が
届いた。エントリ-していた世界ラン展に入選した。

かぐやの作品が東京ド-ムで観られる事になった。何とも華やかな話である。
こりゃ春から縁起が良い。あっぱれなのである。

側にいたかぐやの娘に、お前のお母さんは凄いなっ・・・・やりゃ出来るもんだな・・
やる気でやると結果も出るんだなっ・・・なぁ・・・って言うと、はいって返って来た。

どうやらモノ作りの血は良さそうだな・・・・って言うと、えぇぇぇって言ってたけれど
・・・・ここは渋い返事で、はぁぁぁぁい・・・・って言ってた。あはははは。

あんなにやる気の無い作品を作っていたかぐやが、やる気になって頑張って、引越しして
大阪でも続けて、自分からこうしてエントリ-して、こんな華やかなステ-ジに・・・・

いよいよ人に本当に観て貰える・・・そんな所に来た。まず知って貰う・・・
こんなのを作れる私・・・・いかがですか?ってね。ここが第一歩。

俺もそんな事から始まった・・・・奴も追い掛けて来た・・・楽しくなって来た・・・
俺も喜んでばかりって訳にも行かないかな・・・・


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速報

2012-12-08 18:15:14 | モザイク作家
かぐやが世界ラン展に入選しました。

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新作とリピ-タ-さんの下地

2012-12-08 06:30:18 | モザイク作家
もう一度ニスを塗りなおして、新作開始となる。ニスが乾くまでの間に、


先日の金魚の作品のお客さんの下地作りと、拡大コピ-をしに行く。


1枚ものの木は高くて、手に入れられなかったので、それなら自分で作るなら・・・・
本物の魚拓と同じ大きさで・・・・作る部分も75cm。結構大きいのね。

今回も何とかいつもと少しでも違う下地にしたいと考えているんだけれど・・・・
まだこれって言う額が無いのね・・・ただこの下地だと焼くのが定石だと思うんだけど。



って事で、ニスも乾いて・・・・そんなこんなの新作開始。

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キウイ教室

2012-12-07 06:00:58 | モザイク教室
朝、いつものようにかぐやの電話から始まったのだけれど、勘三郎さんの悲報のニュ-ス
が流れていて・・・・歴史を短いながら振り返っていたのね。

そこでそれを観ろ・・・と大阪と離れてはいるものの同じものを観た。
そこではまだ3歳の子供の頃に控え室でピ-スをした・・・たったそれだけで説教をされ

泣いていたシ-ンや、初舞台、次々に新しい事をして来た業績、そしていかに慕われていたか・・・と様々な出来事を振り返られていた・・・

それを見終わる頃に、超一流ってのは3歳の子供の頃からモラルや倫理、そして芸だけ
では無く、姿勢を叩き込まれるんだとさ・・・その上に厳しい芸事の毎日・・・・

お前はどれ位泣いた?どの位本気でやってる?子供に伝える事を身に付けてはいるか?
俺はこう思うのね・・・どう生きるもお前の勝手で良いし、自由だが、

中村屋に生まれていたら・・・・お前には無理だな。何せ覚悟も無ければ精進も無い。
だからお前の子供達もきっとお前から教われないと言う事だな・・・・

伝承ってのはそう言うもんだ。しかもその上、無芸。どうすんだ?これから・・・
何しろああした格式に守られてはいないんだぞ。精進する事が出来れば、歌舞伎の一員に

なれる・・・そんな保障は持っていない・・・つまりエリ-トでは無いんだよ・・・
俺達は。何処まで芸を磨いてもね・・・

仮に一流の腕を身に付けたとしてもね・・・そこには格式も無ければ伝統も無い。
良く考えろっ。方やそう言うものを持っていて、3歳から泣きながら芸一筋。

方や何も無く、泣くような事もほぼ無い・・・だから普通なんだよっ。
悔しかったら残りの人生をそうしよう・・・何もせずに人生を終えるのはよそう。

こんなのはカバ-されている中島みゆきさんのファイトって歌にも出て来る。
その一節は、・・・戦う君の歌を戦わない奴が笑うだろう・・・ファイト

つまり何かを目指すものの過程は馬鹿にされる・・・何もしていない奴に・・・
と言う事で、例え結果が出なくとも戦わない奴側になる事が無いのだから、

笑う側になる事は無い。それだけ1つ見せられるだけでも、後姿は十分。
本気でやるって言うのはそう言う事。俺の弟子なら自分の為の涙は捨てろ。

大事な人の時に取って置け。人と違う生き方をしよう。そうは思わないか?以上。
すると、すみませんでした・・・と言うので、すみませんでしたと言うのなら、

有難うございましたに変えてくれって言ってるだろ・・・他の人になら、それでも
あっているだろうが、俺にはあっていない。すみませんって言うのは、二度としません

って覚悟の声明文。何度も繰り返すお前には合っていないし、それを聞くと俺は
弟子に何も伝えられない無能な師匠と言われている気になる・・・朝から。

しかし、有難うございました・・・なら感謝されているように聞こえる。
それなら日々の声が聞こえてます・・・と言われている気がする。

まっ、声が聞こえるのならまともになった証拠。これなら頼もしい弟子なのである。

さて、そんな中、キウイ教室が始まる。すると珍しくかぐやが自分から失礼します・・
と電話を切らずに残ろうとする。少しは意味が判ったのかな・・・?

普通に挨拶をしたので、おいおいそうじゃないだろっ・・・お騒がせしましただろっ。
全く礼儀を知らん奴だなっ・・・って言うと、キウイがkatsuさんはかぐやさんに厳しい

って言うのね。だから、こいつは最終的に俺の横に立ちたいって言ったんだよ・・・
なら、俺が出来る事くらいは出来て当たり前じゃないかな?だろっ?

しかもだ、キウイは絶対ブログを観ていてくれている。それならお騒がせしました・・・
は当たり前だろっ?芸事をしている人なら、離婚してもそうして頭を下げるもの。

つまり人に観られる生き様はそう言うものなんじゃないかな?今から出来ずに今後が
あるかな?叩き込む、反復練習するべきだし、それが慣れ。

そもそも、キウイの作品だって同じで、コツコツやったから今のキウイがある。
やる気があって続けたから今があるのであって、

私も・・・なんて簡単にキウイの作品を真似出来るとでも?あははは、無理だなっ。

追う気があるのなら、1歩1歩の繰り返しであって、それが継続は力なりに繋がる。
いきなり人はそうは変われないし、変わった所で単なる一夜漬け。身に付いてはいない。

仮に出来たとしても、その場しのぎにしかならない。まっ、続かないし出来ないがね。
・・・とそんな中、のりちゃんお母さんがやって来た・・・

キウイとご挨拶をして・・・おいおいかぐやもご挨拶じゃねぇの?きちんと声を
出さないと盗み聞きになるよ・・・います・・のアピ-ルして行かないと・・・。

すると、キウイがkatsuさんのお弟子さんのかぐやさんで・・・と紹介してくれると、
先日の富岡でお会いする方だった人・・・と憶えていて下さった。

そんな中、いきなり次にやる勲章の作品のお客さんが入って来て、どうやら急に偉い人に
会うらしく、そこで俺を紹介したいから、何でも良いから何か無いか?って言うのね。

そもそももう1点持って行っている・・・だからそう急に言われても無いですよ・・・と
言うと、何でも良いんだ・・・って言うので、何でも良いなんてもん見せて、これが

俺だなんて言われる事が嫌です・・・と言うと、生徒のだって良いんだ・・・と言う。
だから、今慌てて何でも良いなんてやらなきゃ伝わらない人なら、別に結構だから・・

と言うと、そう言ったら身も蓋も無いじゃないか・・・と言い、更にじゃ勲章を見せれば
言いかっ・・・と帰られた。見せたい相手はその人やその回りの人だったんだね・・・

つまり何かのパ-ティなんだろう・・・きっと。ん・・・宣伝してくれるのは有難いが、
残念なのは、そんな安い見せ方は辞めて貰いたいんだけど・・・。

それじゃきちんと伝わらない・・・。そもそも帰られた後に、キウイにもお母さんにも
俺は失礼しました・・・と謝らなければならない・・・。

作品のお客さんとは言え、先にいた生徒さんに、お教室の最中に失礼しますのご挨拶も無く、俺の無礼では無いが、俺のお客さんの無礼を謝罪するのは当然。

ただ消して悪い人では無く、katsuの事を宣伝したいだけの人なんです・・・と。
しかも昔から知っている訳でも無く、ここ数ヶ月の話で・・・

と、それはそうと、その後にキウイがお茶を入れようと席を立った時に、お母さんが
すかさずキウイの作品の前に座って観たので・・・・あらまっ、モザイク好きに

なりましたね・・・って笑うと、えっ?って顔をして、だって生で観たいんですもの・・
って言うのね。ねぇ、お母さん、キウイは最近のサ-クルには持って行かないけれど、

昔は毎回持って行ってたけれど、今までこんなにじっくり観なかったよね?って言うと、
困った顔して・・・あの時は一生懸命やってなかったから・・・って。

そうなのね、つまり今は何と無くじゃなくて、一生懸命やってんのね・・・ほら、
作品観なくても姿勢が変わったでしょ?ならば、上手くなって当然でしょ?

キウイぃぃ、やっと本気で観て貰ったのね・・・良かったのね・・・こんな作品が
本気で観て貰えないなんて、先生としては寂しいのね・・・。

けれど、本気でやっていない人には大きいぃぃ、凄いぃぃ・・くらいの興味しか無い。
残念ながらさっきのご主人の目には入らなかっただろうから・・・。

ただ、一生懸命になったお母さんの目には留まった・・・これで十分。
すると、キウイが、かぐやの作品に付いての話をしてくれたんだけれど・・・・・

一度御覧になると・・・私よりも・・・と言うので、それは弟子だから・・・。
と言って俺は説明しないとならなくなったのだけれど、要するに弟子は仕事がしたいって

人になるのね。つまりプロ野球と社会人野球のような関係。厳密に言えば、独立リ-グ
って感じかな?俺達は・・・。何処にも属していないから、勝手に立ち上げた団体。

プロ野球は機構。しっかりしている。ただ俺達はプロとして続けたい人の集まり。
独立リ-グも同じかな?つまり生徒は、社会人野球って感じに当てはまるかな?

プロでは無いのね。他の事をやりつつ・・・だから。だからキウイは限りなくプロに
近い社会人のエ-スで、かぐやはプロを目指す独立リ-グのエ-ス。

歌舞伎なら血だが、落語なら血は関係無い。やる気があるのなら誰もが目指せる。
ただそれにも名門もあるし、立川流のように独立団体もある。

そんな話をすると、katsuさんは何処に行きたいんですか?・・・とキウイ。
そうね・・・中村屋も良いね・・・

まっ観る人の勝手って言うのもあれば、やる人の勝手もある。それで五分。
中村屋・・・ああ言う生き様・・・悪く無い・・・若干の憧れもある・・・・

芸を磨くってのは、人も磨かないとね・・・って言うと、お母さんも磨かれちゃいますよ
・・・・ってキウイ。とても面白い事を言う人だ。

何がどうしたいか?本当に判ったのは、かぐやになるのかな・・・きっと。

そうね・・・独り言って話になるけれど、世界の巨匠と言われる北野さんは、日本では
たけちゃんって言うお笑いの巨匠・・・・それがテレビでイタリアの何分の一かでも

良いから、日本でそう言う扱いにならないもんかな・・・って言ってた。俺もそう思う。
ただ亡くなったらそうなるのね・・・きっと。みんなそうだったように・・・。

日本ではね。さてそれでは、俺程度はどの程度で終わるのだろうか・・・?楽しみである
そもそも中村屋を見ていて思うのは、格式や伝統、家柄・・・これがエリ-ト。

歌舞伎って言うのはなりたくてもなれないが、なりたくなくてもならなければならない。
それが落語や相撲なら血だけが無いだけで、目指す事なら誰でも出来る。

それでもきちんと流派も成立し確立して認知度もあるから、しっかりした団体に見える。
しかしそこを脱退した立川流とて師匠が師匠なだけにそれ相応の団体でもある。

ただそれがそう言った格式や伝統が無い団体となると、どんなに認知度はあったとしても
軍団なんて表現をされる。それとて一枚岩的表現をされるくらいになると、またそれ相応

の扱いも受ける事になる。さて俺達は何処を目指せるのかな・・・?何処へ行けるのかな
・・・・?俺はそれがkatsu・・・って場所に行きたいのね・・・

何処にも当てはまるのが嫌なのね・・・先人の作った枠の中で生きるのが嫌。
そんなに枠が好きなら、俺が枠になりたいもんなのね・・・後世に残る・・あはははは

こんなばかちんに良くも付いて来てくれる人がいる・・・これがすべての感謝。
何しろ開拓ってのは1人じゃ出来ないからね・・・・



また1人着実に上手くなっている。

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高洲のサ-クル活動・・・サンタの下地

2012-12-06 06:41:01 | モザイク教室
今日は12月って事もあってサンタの下地でのお教室。と言う事もあって、体験教室って
感じでご新規が3人。その中の1人は以前もいらしてくれた人だったのね。

そんな事でいつもの5人と合わせて8人のお教室となった。
そんな中、のりちゃん親子とアルルの母ちゃんがやって来ると・・・・・あららららら

やっちまってるぅ・・・・そうやっちまってるのね・・・何しろ仕込みに仕込んで
何しろグレ-ドは良過ぎるのね・・・だものご新規の人達がこんなの観たら・・・・?

明らかに終わらない所か全然出来ない事になるだろう・・けれど素敵なのでやりたくなる
・・・しかもこれは出来ないけど、これっぽく・・・・って言い出すだろうね・・・・

それ位素敵なのである。どれもこれもね。流石にリピ-タ-さん達である。
そこでそれなら・・と全員集合・・・って集めて、みんなに見せて、これを真似しないで

・・・どれもこれもやっちまっている作品なんで・・・・と最初にクギを刺してスタ-ト

そんな訳でリピ-タ-と体験の人達の山を別々にして、キウイが体験の人達の指導を
積極的にやってくれたのね。タイルを見つけてあげたり、クラッシュを大きめに

作ったり、随分と世話を焼いてくれていたのね・・・・そのお陰で俺はリピ-タ-の山にも
顔を出せたのね。こうしたリピ-タ-、ご新規と一緒の場合、どうしてもあっちもこっちも

と大変ではあるのだけれど、こんな豪華でこんな面白いものは無い。理想中の理想。
いわゆる寺子屋のような・・・そんな教室が俺の理想の教室である。

しかしながら、当然初めてなのだからご新規に時間は取られる。何せ教える事が満載。
何しろ切り方、張り方、相談と色々あるでしょ?・・・・ただね・・・

実はある程度なのね・・・その時間は・・・。結局、必ずこの場で終わらせるのが、
体験教室の定め・・・当然やりたい事に限界はあっても、終わらせなければならない。

だから必ず終わる事に集中する事になる。だから切る事が出来るようになったり、
何とか張れるようになる頃には、終わらなきゃ・・・って必死になる。

ある意味とても従順に進めてくれるのね・・・・だからキウイのような人が1人付くと
終わらせる段取りをしてくれるから、いるだけで必ず終わらせてくれる。

だから俺はチラチラと見て回って馬鹿っ話でもして、様子を観られるのね・・・・
みんなの。そんな事を踏まえて・・・・すると、いきなり全力疾走な人がいて・・・

ねぇ、何を急いでいるの?って聞くと・・・・あっ、リピ-タ-さん・・・そう以前に
いらしてくれた方だったのね。すると、だって前回バタバタしてたから、

是正して最初からダッシュです・・・って言うのね。大丈夫なのね・・・今日は。
だって前回は中身を好きに・・・の体験、今日はきちんとサンタが彫ってある・・・

これは心の中の声だけれどね・・・口に出したのは、大丈夫、大丈夫ぅぅぅ、
サンタだけきちっと頑張れば、後はバックは拾ったって終わるからぁぁぁってね。

すると、側にいたご新規2人が・・・えっ、そんなに難しいのぉ?って顔すっから、
大丈夫、大丈夫ぅぅ・・・って・・・指導って言うより、言い聞かせって感じになった。

あははははは。そんな訳で多少落ち着き出すと、今度はご新規の1人が細かく細かく
なっていてね・・・小指の爪より小さくしないで・・・・終わるのが来年になっちゃう

から・・・と何度も声を掛けるも、全然変わらないので、それならバックは親指の爪
くらいにしてね・・・絶対に・・・と変えての指導したり、キウイのお友達もいて、

そちらはキウイに聞きやすいだろうから、慣れるまでは大丈夫ですか?しか、声を
掛けずに様子観だけにしたり・・・すると、さっきの全力疾走の人が、あっ、あっ・・

って、まるでテニスのシャラポアか、卓球の愛ちゃんのようになってたので、
かなりコ-スを狙って打ち込んでいるねぇ・・・って言うと、心の声だったのに、

声になっちゃいましたぁぁぁって・・・・とても面白い人でとても拾いやすいネタを
振ってくれるのね・・・・あははははは。

そんなこんなでやって行くとね・・・3人は大体3時間半で張り終わったのね・・・


ほらぁ、ちゃんと可愛く仕上がるでしょ?この下地でたった3人でキウイまで付けば、
このグレ-ドで終わって当然。しかし、とは言え、実に良いのね・・・・・・

何しろみんな個性的できちんと自分のが判るし、グレ-ドも良いし、時間通りに終わって
・・・何より肝心なのは、さっきまで一緒にやっていた人達なのに、作品以外に余裕は

無くて、何1つ会話なんて無かった人達が3人揃ってお茶しながら、批評しあっている。
こんなだった・・・あんなだった・・・とね。これが一番大事な事なのね。

それが今のリピ-タ-を作っている・・・と言っても過言じゃないのね。
と、そのリピ-タ-の話をそろそろしようかねぇ・・・・えっと・・・こらぁぁぁぁ。

あれだけ言ったのにぃ。ばかちぃぃぃぃぃぃん。先輩なのにぃ。
仕込んで、仕込んで、仕込みまくって来たくせにぃぃ、15分前にやっと終わったのが

のりちゃんだけ・・・・。



来た時には、ここまでやってくれば、後はバックだけだし・・・・楽しく終わっちゃいますぅぅぅって言ってた癖にぃぃぃ・・・・・ただ、とは言うものの多分そうだろうな?

って、観た瞬間思ったのね・・・・終わるはずが無いじゃんってね。
理由は簡単。じゃ聞こうか?例えばさ、料理だとするじゃない?

今日はこの1品がメインって仕込んで作ったとするじゃない?じゃソ-スはこれで良いっか
・・・とか、はいお皿にドォォォォンってただ置くと思う?

こだわりを持った人って言うのは貪欲なのね。つまりお皿には置くでは無く盛り付けるし
お皿自体をも選ぶかも知れないし、仕込みに手抜きなど無いはず。

こんな人がだよ、メインは終わったから後はチャカチャカっと・・・って・・・・
あるはずが無いじゃん。って事は、それに合う・・それに合う・・・とやって御覧?

どうなるのさ・・・でしょ?4時間なんてラジオ体操にもならないよね?でしょ?
つまり自分のこだわりの自覚がまだ無いのね・・・腕の上手さと脳の構想のバランスが

とても悪いのね。ただ時間を気にしないと、いくらでも上手く作れるようになったのね。
ほらね、だから大作を作んなっ・・・って言ってたのね・・・こんな人達になったら。

それがだよ、遊びのモザイクだよぉぉ、時間は掛けちゃダメだよぉぉぉってあれだけ
言ったのにぃぃ・・・けれど、当然グレ-ドが余りに良いから・・・チェッって感じ。

痛し痒し・・・先生としては・・・・美を出されちゃね・・・全くもう・・・。
ただ、俺はこのサ-クルとても好きなのね・・・・実にバランス良くて・・・。

って事で、後の人は完成は後日となりました・・・・こらぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ。

そして俺はアイフルさんの看板を張り終わりました。

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タピオカ教室

2012-12-04 23:30:26 | モザイク教室
枕ねぇ・・・事実のみを書こうかな・・・朝かぐやから始まる・・・。
先日のバイヤ-ズガイドに載せる作品の写真が必要となる・・・・。

では一体何が適切であろうか?となる。先方が価格を提示して来るのだから、
無難で一番な場所はかぐやさくらの弟子であり作品の依頼者でもある2人の作品となる。

ただ作品の写真を頼まなければならないとなると、さくらでは無くかぐやだろう・・・と
なるのも自然のなりゆきであろう・・・・。こんな事は何も考えなくてもすんなり決まる

違うかな?こんな事は聞くまでも無く当たり前。そこはいくら何でも説明をしなくても
かぐやでも判った・・・ここは良かった。けれど問題はここから・・・。

んで写真の大きさは?とかぐやが必要なサイズを聞いて来たので、先方に言われた通りに
この寸法って言ってた・・・と伝えると、今時デ-タじゃないの?そんな小さいの?・・・

と明らかに文句タラタラで始まった。俺は言われた通りに伝えたのだけれど・・・・。
これがまず今日1つ目の話。

2つ目はアイフルさんの看板の後に控えている勲章の作品の依頼者さんが、近頃年中
来るのだけれど、多い時は4.5度、少ない時でも2度は来る。

そして差し入れも頂いたりもする・・・がしかし、2度お金を貸してくれと言われ、
貸した事がある。翌日の朝、返しては頂いたが・・・・。

そして今日の用件は、急いだ用事があるから車で送っては貰えないか?だった・・・・
勿論教室があるからきっぱり断った。いずれにせよ、作品依頼があるくらいだから、

間違い無く応援はされている・・・こんな2つの話を最後のまとめの話と共に聞いて
頂くとすべての事実確認、そして今の俺の置かれている現状、そして扱い、

すべてが判断出来る話となる。って事を枕にして・・・・タピオカ教室。
そんな中、近頃年中やって来る・・・日高氏が来た・・・・。

そしてそんな中、昨日のみどりの作品があるのなら見たい・・・とタピオカ。
そして感想を聞くと、凄い・・・と言うのね。では何が?何処が?となる。

すると文字あたりを指すのね・・・この辺とね。まっ良いだろう・・・では日高氏。
いるのなら、猫でも使うのは昔からのことわざ。聞いて見ようかね・・・。

すると、まずタピオカにしてもみどりにしても、昔からもう俺にはついて行けないが、
細かくて凄いと言うのね。なるほどね・・・細かくて凄いのね・・・。それで?

すると1cmの4分の1のパ-ツを指を指し、こんな感じに同じ事を繰り返している所なんて
凄いと思うと言うのね。では今までの事を総合してまとめると・・・こうならないかな?

まず俺を含めた3人の中で、先生は俺、生徒はタピオカ、そして自分でも言うように
明らかに素人に近い日高氏の順番になるのは言うまでも無い事。

では、それを踏まえて言った事を掘り下げると・・・みどりの作品を見たタピオカは
同じ事の繰り返しのゾウのような部分を指さなかった・・・って事は、そこが凄い

部分では無いと判断した事になる。と言う事は、自分の作品の縁取りはすべて同じ
パ-ツの1cmの4分の1なのだから、凄いとは思っていない事になる。

つまりもし自分の作品で凄い部分になると思われると言う事になると・・・・ここになる


そうつまり同じ事を繰り返す事では無い・・・と判断をした。つまり点では無く線での
テクニックの方が凄い・・・そう感じた事になる。そうじゃないかな?

では日高氏。立場は一番下で1cmのモザイクの経験値はほぼ無い・・・その人の批評は
1cmの4分の1のパ-ツが凄い・・・との判断。って事は、タピオカの縁取りも含まれる。

つまりタピオカの評価と日高氏の評価は違った事になる・・・じゃどちらが信憑性がある
・・・・?では先生である俺の意見は?・・・俺はみどりの作品では昨日も書いたように

カ-ネ-ションだと思うのね・・・こう書くと、三者三様って話じゃん・・・と取られる
かも知れ無いが、本当かな・・・?それなら俺は先生じゃないわっ。

俺の批評はこう。つまり日高氏の評価した1cmの4分の1程度のパ-ツは常連なら当たり前。
ここは基礎中の基礎。だから評価の対象と言うよりも単に基礎。

それよりも持ち味は?って話での評価や批評。技術としても点で描くのは基礎であり、
線での描き方の方が難易度は高い。ここも要するに点でなら常連クラスは単に基礎。

つまり簡単な事で、モザイクの経験値が無い人は細かさや、同じ事の繰り返しを
評価した。しかし経験値があるとその評価は変わって、そこでは無く自分の出来ないと

思われたり苦手な部分と思われる事を評価した・・・では俺は?基礎は基礎であり、
大事ではあるが、それは出来る前提でいかにその人の持ち味や個性が生かされている

そんな部分を評価した事になる。いかがなもんかな?どうだろうか?説得力としては?
納得されれば、これ幸いなのだけれど・・・・。

要するにタピオカに限らず、基礎は確かに基礎だが、それをきちんと出来ればモラルと
なる。もしそれがこれらの場合に当てはめると、1cmの4分の1だったりすると、

ではタピオカの縁取りに使っている4分の1のパ-ツと、みどりのゾウの4分の1を比較すると、どちらがフォ-マルに感じるか?俺はタピオカの使い方の方がフォ-マルだと思う。

つまりフォ-マル感は同じパ-ツでも並べ方1つで全然変わって来ると言う事。
と言う事は逆を返せば、みどりの使い方はカジュアルだった事になる。

更に、と言う事は、今のタピオカの作品は非常にフォ-マル感が出ている事になる。
しかも色合いも金やパ-ルで豪華でもある。方やみどりはピンクや水色なのだから、

デフォルメしたゾウ、そして色は可愛い色となり、カジュアルはよりカジュアルになり
タピオカは同じパ-ツで、よりフォ-マル感を色で増した事になる。

じゃこれを説明するのにモザイクから離れる。日高氏が評価した4分の1の形はこうした
使い方や色の選び方で全く別な物になったと言う事。

さてではカジュアルになってしまったみどりに欠けているものは?って言うのは、
倫理やモラルがデフォルメまでされてしまったのだから、かなりのボケをかましたように

見えているはず。つまりかなり強力な突っ込みが必要となる・・・それがバランス。
ではタピオカの場合は、逆にかなり強力な突っ込みがいる感じになっているはず。

だってちゃんとしているように見えるでしょ?しかもかなり高級感も出ているしね・・・
じゃ逆だから、かなりのボケが必要なんですね・・・?こらこらっ違うでしょ・・・・。

どうしたいか?まずここ。つまりタピオカがどんな仕上がりを求めているか?なのね。
例えばもし大人可愛いを求めているとするでしょ?ならば大人な部分は十分なのだから、

足りないのはボケじゃなくて、可愛いって事になるでしょ?つまり更に掘り下げれば、
どの程度の可愛いか?いくつ位の大人設定か?ってこう言う事を考えるのが構想。

そんな中で、いつものような濃い味付けじゃなくて・・・薄めにと言うのね。
ここ。いつもと違って・・・・ここ。つまりほって置くといつもなら濃い味付けになる。

それを意識して・・・と言うのだけれど、そうするとどうするか?って言うと、
薄い色を意識する・・・ここ。違うのね。いかに薄味と言えど、好きなのだから

濃い色は使いたくなる。つまりいかに濃い色を押えて使うか?を意識すべきで、
薄味を意識する事では無いのね・・・・。

その理由は簡単。いつも金を使うかな?パ-ルをこんなに多用するかな?つまりいつもと
すでに違っている事に気が付こう。つまりいつも通りの色合いなら薄味にすればね、

イメ-ジはキウイっぽく・・・になる。いつも言っているでしょ?ほぼ好みは一緒で、
最後の最後に淡くか?はっきりか?とか、濃いか?薄いか?とかで違って来るのね。

この位の違いが2人にはある。そんな事も踏まえて考えれば答えは簡単でしょ?
要するにこのバラの紺がキ-ワ-ドで、何とか押えて、何とか入れて軽く入れたらね

キウイになったつもりで・・・・キウイならどうするかな?って・・・イメ-ジで。
そうすると自然と薄味になる。でも好きな濃い色の紺も入っている。だからタピオカ

らしさも入っているから、似ていてもキウイとは違う・・・となるはず。
そしてその紺が入る事で、他の場所にも紺を使いやすくする、前フリにもなるはず。

しかも縁取りにも押され過ぎずにバランスも良くなるはずなんだけれど・・・・
これでバランスだの、イメ-ジだの、構想だのってものはこんな事が1つの例となる。

何だかちょっとだけこのバラの色合いで、今後の展開が見えた気がしたのね・・・

さてそんな中、実家の親父から連絡が入る。実は先日、親父の実家で大工をやっている
親戚がいるので、銘木の件で何か頼めないか?聞いてくれ・・・と話していたのだけれど

その件だったが、以前取って置いたが連絡が無いから捨てたとの事・・・そして今
ある木が固いものしか無いと言うのね・・・

それではみんなに質問・・・何故に取って置いてくれたのだろうか?・・・・
頼んだのは先日なのに・・・つまり以前に親父が気を回して頼んでいてくれたからだろう

なのに何で俺の知らないうちに頼まれて、何故俺の知らないうちに捨てられるのだろうか
・・・・?とても簡単な理由なのね・・・。

つまり頼んだ親父が適当で、取って置いてくれた親戚は邪魔になったから捨てた事になる
・・・でしょ?けれど、連絡してくれれば何らかの形で俺に連絡が来るはず・・・

つまり連絡があったとしたら?親父が忘れていた事になり、連絡なしなら気を留めては
完全には頂けなかった・・・と言う事になる。

そして何より言ってくれただけで、結果としては何も起こらなかったって事・・・
もっと言い方を変えれば、取って置いたのに・・・なんて事もあるかも知れない・・・

結局、日本観賞魚フェアの展示も見てくれたはずの親父は、見ていてもきちんと親戚には
伝えられず、どんなものが欲しいのか?いつ欲しいのか?何をして欲しいのか?と言う

事までは何も決めずに、忘れ去られていた話になっただけ・・・そこで自分で話すわっ
となり、相当気分を害したみたいである。

何故かね?結果が出ないのは、きちんと伝えられなかったからじゃないのかな?
そして気分を害しているのは、やってやっている・・・って態度だからじゃないのかな?

御厚意と言うのなら、折角あったのに俺のミスだな・・・って言う態度でも良いはず。
親じゃなければさようなら・・・の場面だった。

実に傲慢な態度である。きちんと結果が出ないから相手にも迷惑が掛かるから、
自分で・・・となった訳で・・・・。やってやっている感が満載である。

ただこちらとしても満足なお支払いは出来ない前提での話であり、負い目はいつでもある
いつもながら相手の上目線なのは常識的であり、必要の無い人生にしたいものである。

その日が来た時に、どんな態度で接してくれたのか?一体何をして頂いたのか?
きちんと穴の空くほど見ていたいと思うし、一生忘れない・・・記憶にガッチリ焼き付け

て置こう・・・と心掛けている。絶対に忘れないように・・・と。ね・・・・
そんな中、最後の最後にかぐやがトドメの話をしてくれて・・・成功者として認められる

日が来るまで、かぐやには俺の声は届かない前提で、この先嫌いにならないように
努力して行く事を約束した・・・。

そして出来ればかぐやとは付き合いたいが、モザイクをしていないかぐやとは、
この先付き合いたくないし、出来れば死んで欲しいとお願いをした・・・・。

生きてくれるな・・・と。人として付き合いたくないと。腕が好きと。

奴の生き様はスポ-ツと同じ。俺は弟子には武道のように、道を教えたい。
スポ-ツは勝てば良いだけ。何々道と言うものは、茶道、華道、柔道、剣道・・・と

道なのだ。心が大事で、勝つに越した事は無いが、その心を持たねば師がいない俺を
師とするのであれば、俺に陽が当たらない以上、奴は浮かばれない。

それ所かだらしなくも見え、お遊びにも見えてしまう。しかも腕だけなら横綱にはなれないし、指導をする者にもなれない・・・。そんな奴では技術しか教えられない人になる。

俺は心が作るものと考える・・・もの作りとはね。それを判らないのならこの先は
単なる職工を目指せば良い。言われたまま・・・機械のように・・・

今それが伝わるのなら、きっと出来ないながら、迷いながらそっちへ向かって歩くだろう
・・・それならやろうとしている事を評価する。結果よりもプロセス。

ただ今理解をしようとせず、そのまま間違いを是正する気持ちも無く、弟子と名乗るのなら・・・・その日が来ても、今のままでいて欲しいものである・・・伝わらぬまま。

そうすれば、売れたから・・お金があるから・・・成功者だから・・・凄いから・・・と
ひるがえった事にはならない。一貫して伝わらない奴と生きられる。

がしかし、信用は腕以外ほぼ無い。どう生きるも良し・・・と伝えた。
弟子はきちんと伝えようと金銭とは別で教えているし、伝えている・・・・

親父は弟子じゃないし、習おうともしていない。つまり今の俺を何も知らない人なのである・・・。言い方を変えれば以前の古いkatsuを良く知っている人になる。

もし俺が世に出る事があるのなら、その人に習っていた事になり、その弟子なのである。
毎日伝えて伝わらないのなら?俺の未熟かかぐやの未熟のいずれかになる。

それなら自分の未熟を恥じる。何故なら俺は師匠だから。もの分かりが悪い奴なら
悪いなりの指導があるはず。つまり伝わらないのは俺の未熟さである。

ただもしそれが世に出た瞬間、理解するような事があったのなら・・・?
その時点で奴は人を見かけで判断する奴だった・・・の証明となる。誠に最低である。

それでは嫌いにならないように努力するしか無い・・・・それが限界。

そんな中、これとこれ。








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みどり教室

2012-12-04 06:20:49 | モザイク教室
とうとう張り終わったのね。実に見ている方も長かったのね・・・本人が一番そう感じた
はずだけれど。いずれにせよ、良い教訓になる作品となったのね・・・。

何しろ何と無く、遊びと始めた作品がもしかすると、今までの作品の中で一番長かった。
そんな感じにも思えたはず・・・・。

ゾウを2匹作る・・・これだけの気持ち・・・まさかこんなに時間が掛かるとはね・・・
って感じだっただろう・・・。要するにやるぞ・・・って覚悟無くやってしまったのね。

これがぺきぺきなら、みどりくらいの人が作るのなら、そこそこ楽しみながらの完成だったが、何しろこれだけ細かく繊細に作ろうとすれば、当然こうなる。

しかも、構想は立てずに1つ作ってはアイテムを増やし、そのアイテムは何一つ妥協無く
更に難易度も高いものばかり・・・なのに本人に一切の自覚無し・・・。

例えば文字を作る。こう決めた時に、ただ文字を入れるだけなら、何らかの既製の文字を
頂けばただ切るだけとなる。今のアイフルさんの看板のようにね。

これならほぼ悩む事は無い。みどりレベルなら時間が解決してくれるだろう。
ただ作りたいのはオリジナルだった・・・ここ。

いつかすべてオリジナルで満足する作品を作りたい・・・これが理想なら、何を
作っても何と無く作ろうとせずに、考える・・・そして生み出す練習をする事。

それが明日の糧になる。こう教えたんだけれど、そうすると何もかもそうしようとしてしまう・・・。例えば、良い例だから今のアイフルさんの看板。

文字は既存の文字。後はオリジナル。全体はどんな割合となるだろうか?
つまり最初から全部じゃなくても良いから、少しずつでも取り入れるように・・・。

こんな感じでも良い。そう考えると、自分が得意なのは何か?になる。
デザインすると考えると、文字なのか?絵なのか?模様なのか?・・・1つくらいはあるもの

何1つ無いなんて事は無いものなのね。これを踏まえて、例えば文字だけでも既存のものを使えば、そこは切るだけで済む。もはや考える事は無い。

俺の場合はそう言う依頼だったから・・・の理由だけれど、みどりの場合は決めたのも
自分・・・そもそもこの時点でデザインとして隠し文字のような感じに・・・・と

難易度を上げてしまったのね。しかもゾウが噴水みたいに水を撒くと虹のように・・・
また比喩・・何々のように・・・つまり何々のように・・・は何々です・・とは違い、

完全に見えるのでは無く、見えない人も作らないとならない・・・こんな感じになる。
比喩って言うのは、これです・・・では無いから、見たままを描く事では無い。

例えば、雲のように・・とする。まず雲を描かないと俺達レベルのデッサン力では難しい
そこで雲に見えるように・・・と前フリを作る。これがモラルになる。

お笑いなら突っ込み的なしっかりものを作る・・・ここからボケる。
この突っ込みをクリ-ムの上田さんにすれば、かなりきつい突っ込みが出来る。

はまちゃん、後藤さん・・・誰にする?こうしたモラルのしっかり感を選んで、さじ加減
をしつつ作ると、その突っ込みに合わせたボケが必要となる。

例えば、雲のように・・・だから雲以外に・・・雲に見えるもの・・・って考えれば、
パンだのソフトクリ-ムだの、すぐに浮かぶものがあるだろう。

けれど、もし綿菓子なんてものを選ぶと、綿菓子に見せる為に割り箸を描きたくなる。
それなのに、割り箸はいらないんです・・・となると、相当な腕前が必要となる。

どうすれば割り箸無しで綿菓子に見せるのだろうか?・・・ってね。
それを別に見えなくても良いんです・・・なんて言う人もいたりするが、みどりのこの

作品を作る過程を見て、そんな事が軽々しく言えるだろうか?こんなに時間が掛かるのに
・・・・。こうして考えて行くと、今の自分が何が作れて、何が作れないか?の判断が

必要となって来る・・・その選択の相談相手が俺となる。どれなら出来るだろうか?
どれが思い描く比喩に適切か?とね・・・。

もっと変化やボケが必要なら、もはや新作落語的な発想。雲、くも、クモ?って
雲の中にクモ・・・なんてね。後は趣旨にそれが合っているかどうか?だけど。

こうやって振り返って行くと、この作品がいかに難しい事をしようとしていた事が
判って来ると思うのね。何せ比喩だらけ・・・なのだから。

では一体みどりの持ち味・・・それは何なのであろうか?気が付くかな・・・?
それは今までの作品を見れば一目瞭然なのね。それは見たままのリアル感。

この中ではカ-ネ-ション。一輪なのに、こんな小さいスペ-スにきちんと作れる。
しかも存在感がある。今までの作品も、猫、文鳥、トラ・・・とリアルに作った作品が

多い。実績がある。当然確立として、リアルに作るって言うのは完成度が高くなる可能性
が生まれやすくなる。きちんと見たままを作る・・・やっぱり結果は良かった。

つまり今後もリアルに・・・きちんと見たまま・・・ここは持ち球として使える技術と
考えられる。要するにこの作品はこのカ-ネ-ション以外、緩過ぎた感じがある。

これがもしカ-ネ-ション畑にハチが2匹だったら・・・?どう思うかな?
ほらね、いつものみどりになったでしょ?ただ本人のやりたかった事とは違うけれどね。

ただデフォルメが上手くないって言っている訳では無いのね。みどりのぺきぺきは
とても面白いのが多い。中々ね。

まっしいて言えば、高洲の枠張りの時に見た感じだと、縁取りとしては普通な感じで、
良くも悪くも特徴は無かった気がするのね。

ただこれも、体験教室の枠と考えれば、その普通感は非常に戦力だったけれどね。
つまりもしその枠がキウイやタピオカのようなお洒落感があったとしたら・・・?

って考えると、その枠にカ-ネ-ション畑におどけたハチ2匹・・・どうかな?
お洒落になったでしょ?可愛さもあるでしょ?・・・後は割合なのね・・・。

そして大事なのは、先日のオ-ドリ-と同じで切る技術に困らなくなった以上、
大事なのは構想なんだけれど、その前に可愛いのが作りたいのならキャラを立たせないと

制作時間に潰されてしまうのね・・・気持ちが・・・。これがぺきぺきなら、可愛くは
素材が助けてくれたりもする。そう考えると、みどりの場合、何が得意で何が足りなくて

何が作りたいか?・・・ここ。ここをきちんとまとめたら、次の新作は遊びなのだから、
制作時間の設定も構想に入れると、また1つハ-ドルを上げられると思うのね。

おっとまだ完成じゃないのに、総評や新作の指導になっちゃったのね・・・。
まだ目地していなかったのね。

けれど次なる新作のキャラは以前から持っていたから、ついつい書いちゃったんだけれど
・・・・。次回ざりがに教室でこの作品は完成となる。


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アイフルさんの看板作り

2012-12-03 05:44:57 | モザイク作家
寒かったねぇ・・・池はとうとう3℃になってね・・・・そうなると金魚は寄り添うように固まってしまうのね。もう動かなくなるのね。

まっ12月だものね。当然って言えば当然なんだけれど。

それはそうと、そろそろ何とかしないと、来週からはまたお教室ラッシュだから、
もう何とか進めないと、まずいのね・・・アイフルさんの看板。

今日意地でも中央のクラッシュを終わらせて帰ろうって決めてたので、一応予定までは
終えたんだけれど・・・・クラッシュと言えど中々進まなかったのね。

結構遅くまで掛かっちゃったのね。まっこれで後1.2日で何とか張り終わる予定。

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