かったかくんのホームページ

日々感じたこと、心に残ったこと・・・綴っていきますね。よかったら、立ち寄って下さい。

生徒と先生の逆転

2007年10月24日 | Weblog
先日パソコンの状態が悪くなりました。突然、電源が落ちたりします。

「先生、パソコン、みてあげるわ。」

というTくん。樋田小学校の教えた生徒の一人です。

「じゃあ、今度帰ったときに見てくれよ。」
と言うと、
「五馬まで行くから。」

なんと、涙が出るような言葉。そして、一昨日来てくれました。地図を片手に軽トラで五馬まで。パソコンの設定などをしてくれました。

 大学を出てから、企業のパソコンを扱う役職についていました。それから、中津に帰って、パソコンの会社に勤めています。しかし、このTくん。企業を辞めてから、中津に帰るまで、大学時代、バイトをしていた京豆腐の店で働いていました。いろんな経歴を持っています。こちらに帰ってきてから、パソコンでわからないときや困ったときには、Tくんに聞きます。いつでも来てくれたりするとっても優しいTくんです。

 帰りは、少し、渋滞にひっかかったということで、たぶん、1時間半くらいかかったのではないかと思いますが、道に迷わず、帰りました。五馬の道は、初めて来る人にとっては、鬼門です。かったかくんは、最初、どう帰ったらいいかずいぶん迷いました。

 教える側と教えられる側が今では逆転をしています。

 一昨日は、霜がおりたので、早めにスタッドレスタイヤを頼もうと、車工場のAちゃんに電話をしました。なにかと車に対して、便宜を図ってくれます。Aちゃん樋田小学校のときの生徒です。いろいろ注文をつけました。
「また、調べたら、メールで連絡をします。」とのこと。
「Tくんは、来てくれたのにな。」
と言うと、
「Tくんは、Tくん。」

 最後にMちゃんに。Mちゃんは、二人とは、学年が違いますが、6年生の時に担任をしました。Mちゃんは、双子のお兄ちゃんがいます。お兄ちゃんたちは、Tくんたちと同級で担任をしました。今は、ドコモに勤務をしています。パソコンからのフォーマを使ってのインターネットの利用方法を聞きました。
 詳しく教えてくれました。

 先生って、当時は、先生であって
も、時間が経過をする中で、いつかは一人の社会人同士になり、関わりを持つようになるのです。またどんな形でお世話になるかわかりません。子どもたちと出逢った縁を大切にしていきたいです。