かったかくんのホームページ

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退院おめでとう☆

2007年11月20日 | Weblog
 先月から、先輩の先生が、北九州に入院をされていました。入院をする前と、手術をしたあとにお見舞いに行きました。

 かったかくんくらいの年齢になると、一緒に頑張ってきた人が亡くなったり、病気になったりすることが多いです。そのたびに悲しい気持ちになります。

 一昨日の夜、携帯電話に、

「かったかちゃん、今度の火曜日に退院することが決まったよ。」

という電話。とてもうれしい電話でした。

 自分以上に、ご家族の方は、どれくらい喜んだことでしょう。手術のときは、家族みんなが駆けつけたそうです。また奥さんは、毎日、北九州まで看病に行きました。かったかくんがお見舞いに行ったときも、そばについていました。

 ふと、自分が10数年前にけがで入院そして二度にわたる手術をしたときのことを思い出します。当時からすれば、かなりの大手術でした。父、母、まだ幼かった子ども、連れ合いが毎日のように、お見舞いに来てくれました。

 頭部の手術でした。父、母からすれば、わが子が何時間もかかる手術をすると思えばどんな思いをしていたのでしょうか。

 父の立場に自分を置き換えて考えるときに、きっと悲しい思いをさせたに違いありません。その思いを聞くことはなく、自分が入院をしていた病院で数年前に父は他界していきました。

「大丈夫だから無理してこんでいいよ。」

というのだけれど、30キロ離れた病院に子どもを連れて、毎日通って来てくれましたました。母も父の他界あとまもなく、認知症をわずらってしまいました。

 連れ合いも同様です。仕事が終わったあとには、疲れているのだろうけれど、必ず、来て励ましてくれました。家族のすばらしさをこのときほど感じたことはありませんでした。

 先輩の昨日の電話はとても弾んでいました。お見舞いに行ったときもかったかくんたちの前では、笑顔で応対をしてくれました。見えないところでは、先輩も含めて、家族のみんなが、この一ヶ月不安な生活を送ったことだと想像がつきます。

「まだ、手術をしたところは、痛むけれど、家に早く帰りたいよな。」

としみじみと電話で語ってくれました。先輩も北九州という遠く離れたところから、家族一人ひとりのことをベッドの中から、思いはせたことでしょう。先輩の子どもたちも、父の存在の大きさを改めて感じたことでしょう。病気から、家族の絆が更にふかまったことでしょう。

 闘病生活お疲れ様でした。そして、ご家族の皆様、心からお喜び申し上げます。
 

     家族いて 病(やまい)克服 早くなり
         心の絆 更に深まる