いろんな人との出会いを感じることが多いのですが、先日も突然のそして偶然の教えた生徒との再会にびっくりしました。こんな出会いってちょっとした感動ですね。話もできたことがうれしく感じました保護者の方がグランド使用についての話があるということで休み前の夕方来ることになっていました。
予定通りの時間、借りたい人をつれてやってきました。借りたい人・・・とは、偶然にもなんと教えた生徒のとしたかくんでした。
先生になって初めて受け持った豊田小学校のクラスの子どもです。当時の学校は、１５００人を超える学校でした。
生徒の数もすごいし、また先生の数も半端じゃありませんでした。教室も足りずに、プレハブの校舎も何棟か立っていました。そのプレハブ校舎の教室が担当のクラスでした。
人数が多すぎて、体育館に全校生徒が入るのも普通の並び方では入り込みません。縦に整列するクラス、横に整列するクラスと変則に並びます。
体育も週に３時間行われていましたが、１時間はグランド、１時間は、体育館、１時間は、学年体育と決まっていました。だから、グランドの時間で雨の日は、体育館で授業をするということはできません。他のクラスが体育館を使用しているからです。
クラスの数が多く、決められた日に、決められた場所でしか体育はできなかったのです。教室で保健の授業か、レクリエーションです。
そんな中で、としたかくんの小学校生活がありました。でもみんながとても仲のいい楽しいクラスでした。
放課後や土曜日の午後みんなで遊んだり、また家にもよくバスに乗って遊びに来てくれました。
そんなあの時代の話をしていました。
今は、スポーツクラブの監督をしているので、グランドを借りたいということでした。もうすっかりお父さんになっています。
あの頃のあどけなさと違っていて、たのもしさと逞しさを見ていて感じました。会う機会は減っていますが、当時一緒に過ごした日々が、年月が過ぎても「絆」が結ばれていると思います。
偶然の再会に懐かしい時間を持つことができました。