かったかくんのホームページ

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春の予感

2017年02月08日 | 大分県
『夢つかむ 春の足音近くなり
          君の力で花開かせる』
 
      

 
三寒四温。これを繰り返しながら春を迎えていきます。だんだんと山が茶色っぽくなってきています。花粉症の季節になっていきます。またしばらくは花粉症との戦いとなります。
 

学校では3年生は受験モードとなっています。始業の前に教室を回っていると、ほとんどの3年生が黙々と勉強をしています。緊張感があります。受験の季節もほぼ半分が終わっています。


私立高校から県立高校を中心とした受験になっていきます。
 

ふと母校の生徒たちの姿を見ると、わたしたちの受験の頃を思い出します。当時は、「過疎」という言葉はあっても1学年200人近くいました。通学方法は耶馬溪鉄道でした。


利用している生徒も多い中で、家の近くの平田駅はラッシュでした。2両編成で満員です。多くの高校生が「平田駅」に降りてきます。中学生は乗り込みます。


降りる高校生は100人以上、乗る中学生は150人近くです。入れ替わりです。



中津地区の高校での受験は、受験生みんなで駅近くの旅館に2泊の泊まり込みでした。
 

先生たちもそれぞれの三者面談などは大変だったと思います。担任の先生は、時々は今でも会う機会はありますが、丁寧に指導してくれました。最後の三者面談で言われた言葉も部分的に覚えています。
 

今は、ぐぐぐっと生徒数が激減しています。ちょっと寂しく思いますが、それでも生徒たちは頑張っています。
 

今日も夕方、担任の先生が生徒に用事があって電話をしていました。
「今、なにをしているかな?」
と優しく言葉をかけています。受話器の向こうにいる生徒と先生が話している言葉になんとなくほのぼのとしたものを感じます。


受験で悩んでいるだろう生徒には、声をかけたり、調べたりしています。


寄り添っているなあと感じます。
 

長いスパンで考えると、高校受験は小さいことになるかもしれませんが、目の前に「受験」がある生徒たちにとっては大きな山が立ちはだかっています。


そんな中で、家庭での心配りや先生たちのサポートは大きな支えになるんだろうと経験からも思いますし、今、生徒たちと先生の姿を見ながらも痛切に感じます。
 


受験生のみなさん、春を迎えるまであとわずか。

「Do your Best」

最後までの粘りを期待しています☆

「冬来たりなば春遠からじ」