「正月だから・・・逝った」

朝晩の冷え込みは厳しいですが、日中の天候は青空が大地を包み込む正月になっています。


そんなお正月に友人のお父さんが亡くなり、昨日はお通夜、今日は葬儀に参列をしました。
　




正月ですが、友人にとっては寂しい正月となりました。
　


喪主の友人のあいさつの中で、冒頭に、まず、正月にも関わらず参列してくれたことへのお礼を伝えました。
　
その後、お父さんを振り返るあいさつがありました。

　
「退職後、たくさんの趣味で人生を楽しみました。国内、海外と旅行を楽しみました。
また山に登ったり、山で山菜やきのこ狩りをしたり、自然をこよなく愛しました。

さらにかずらや自然の板で、ものづくりをして、出逢った人に、作品を配ったりと退職後、たっぷりと自然や人と関わりながら人生を満喫しています。
楽しいことが大好きな、人との関わりが大好きな父でした。その生き方がうらやましくも思います。」
　





続けて、
「だからこそ、最後は、この正月を選んだのかなと思います。」
で結びました。
　




　
広告紙でお作りになった傘を一ついただきました。



お父さんの晩年、友人がご両親を連れて、買い物に行ったりしているところを見かけたことがあります。
お父さんにとってもあたたかな幸せな時間が多い人生だったのかなと思います。
　



遺影の写真も穏やかな優しいお顔でした。