『鬼が来た豆も涙で濡れている
そんな我が子も2人のパパに』
時が過ぎていくのもあっという間です。
節分の日、我が子が幼かったころ、鬼に変装して、仕事から帰っていました。
突然、家に入ってきた鬼。
泣き叫ぶ我が子から、豆を投げつけられていました。
懐かしい思い出です。
子どもたちが家から離れていった今は、静かに恵方巻を食べています。
今年は南南東を向きましょう。
(2023年2月2日節分前日 豆まき)
明日は、節分の日です。
恵方巻も頼んでいます。
「邪気を払い、無病息災を願う行事」と言われています。
昔から「季節の変わり目は邪気が入りやすい」と考えられています。
また「この時期(2月上旬)はまだ寒く体調を崩しやすい」ことから新年を迎えるにあたって、邪気を祓い清め、一年間の無病息災祈る行事として追儺(ついな)という行事が行われてきました。
豆まきの大豆は、五穀のなかでも粒が大きく精霊(たましい)が多く宿ると言われているため、邪気を払うのに最適とされているそうです。
しかし、なんと、鬼の色によって、「邪気」が違うそうです。
調べてみると、その通りでした。
何色の鬼を退治するか。
なるほどです。
「節分」そのものは、季節が変わる時。
立春・立夏・立秋・立冬の前日を節分といいます。
特に、現代においては、立春の前の日を、「節分」と呼ぶことが多いです。
日本の文化は難しい。
だけど、趣があります。
毎日が文化です。
例えば、「正月」を例にとると、正月が終わっても、1月31日、「晦日正月(みそかしょうがつ)」または「晦日節(みそかぜち)」と言います。
正月の終わりの日として祝うところもあります。
正月の松飾りのある期間「松の内」に年始回りをしなかった家を訪ねる日です。
またはお蕎麦(そば)を食べて祝う日など、地方によってこれらの習慣が残っているところもあります。
日本は本当に風習のバリエーションが多いです。
15日の小正月(こしょがつ)の後、20日には二十日正月(はつかしょうがつ)が来て、31日には晦日正月(みそかしょうがつ)がやってきます。
正月だけでもいろんな正月があります。こんなに文化が詰まっている国は、日本ならではです。
そんな文化の歴史を大切にしながら、楽しみたいものです。
それで、明日は、恵方巻・・・。