『一輪の菜の花匂う春を呼ぶ
心もまあるく ホットなタイム』
家を出るときは、氷点下の気温でしたが、日中は、気持ちのいい一日でした。
春の陽ざしは格別です。
学校に着いて、教室に行こうとする廊下にも朝陽が差し込んでいました。
教室に着いて、しばらくすると、子どもたちがやってきました。
「先生、はい。」
と1本の菜の花を渡してくれました。
「どうしたんかな。」
と聞くと、
「来る途中に咲いていたんよ。」
とこたえ返してくれました。
少しだけ咲いていたので、1本だけ持ってきてくれました。

1本というのがいいです。
春を感じると共に、春のプレゼントをもらいました。
その気持ちがうれしく感じました。
花びんに菜の花を入れて飾りました。

昨年、勤務していた学校では、子どもたちが4つ葉のクローバーを、毎日のように束にして持ってきてくれました。
幸せをたくさんもらいました。

通っている道には、子どもたちに優しさを与えてくれるものがあります。
急いで画用紙にその菜の花を描いて、お返しをしました。
「もらっていいん?」
お返しです。
すると、4~5人の子どもたちが、
「先生、画用紙ちょうだい。」
休み時間、みんなで1本の菜の花を見て、絵を描いていきました。
楽しい休み時間を過ごしました。
それがまたうまいです。笑顔の花ももらいました。

いい朝を迎えることができ、そして1週間が終わりました。