かったかくんのホームページ

日々感じたこと、心に残ったこと・・・綴っていきますね。よかったら、立ち寄って下さい。

「高校の学校運営協議会」

2025年02月14日 | 大分県
昨日は、家の近くの高校の学校運営協議会に参加をさせてもらいました。

少子化の中で、どの高校も生徒たちを集めていくことが大変です。
その中で、特色を出しながら、学校を運営しています。
 
かつて、近くの高校もたくさんの生徒が在籍をしていました。


まだこちらが小学生だったころ、歩いて小学校に行く時に、耶馬溪鉄道の平田駅から降りた生徒たちが、ずらずらずらっと駅から学校へ向かっていく行列にすれ違います。

列車の上りと下りの生徒がいたので、その高校から駅までつながっているほどでした。
 
平田駅で高校生が列車から降りてきますが、その列車に今度は、中学生が乗ります。

中学校も当時は、1学年200人いたので、すべての中学生がそこにいたわけではありませんが、高校生、中学生で駅は激込みでした。

 
高校のグランドから聞こえてくる部活をする声、校舎内から聞こえてくる吹奏楽部の楽器の音。
活気に満ちあふれていました。

 

しかし、だんだんと生徒の数も少なくなり、外での部活もなくなってしまいました。
 生徒が少なくなったけれども、魅力的な学校にしようと、高校の先生方も生徒たちもがんばっています。

かつては、高校の敷居は高かったのですが、今は、地域とのあたたかな交流ができています。
 
福祉コースの生徒を中心として、高齢者との交流会が定期的に持たれています。


体育大会や文化祭にも地域の方が駆けつけ、生徒を応援します。
水害で地域に災害が発生した時には、ボランティアで流木などの片付けをしてくれました。
「この流木、重たくて運べないね。」
と地域の方が話していましたが、いつのまにか高校生が片づけてくれていました。
 
生徒の数は減ってきていますが、存在感は大きいものがあります。


生徒たちもいろんな高校生活の中で、いろんな体験をしながら、社会でもたくましく生きていく術を学んでいます。
 
前向きな意見を出し合いながら、協議会が進んでいきました。
これからも生徒たちが高校生活を満喫していって欲しいです。