かったかくんのホームページ

日々感じたこと、心に残ったこと・・・綴っていきますね。よかったら、立ち寄って下さい。

「戴帽式・・・看護師としての一歩」

2018年06月13日 | 大分県
天気のいい朝。気持ちのいい川風が吹いていました。

あいさつ運動に立った職員の方と「いい風が吹きますね。」と話しながら、自転車などで登校してくる生徒を待っていました。陽ざしはちょっと強かったので、生徒がいないときは、行先などの標識の柱の陰に入っていました。



 
朝は、生徒集会があり、先日行われた市総体前期の表彰などをしました。表彰を受ける生徒も、賞状を読むときや渡すときには、満足そして充実した顔をしていました。
こちらも嬉しく感じました。


しかし、すべての競技を見てきて、勝った生徒も惜しくも敗れた生徒たちもスポーツを通して、また大会を通して大きく成長を遂げていったと思います。みんなに勲章です。
 

生徒たちはいろんなところで輝いています。

 

今日は、中学生ではないのですが、東九州龍谷高校衛生看護科の戴帽式に参列しました。2年生が校長先生からナースキャップをいただきます。

そして、9月からいよいよ病院実習が始まります。
「200年前にドイツで貧困者や病人を収容して、お世話をすることを通して保育士・看護師を要請していた」時代に端を発して、この戴帽式が始まったそうです。
 

校長先生に頭に帽子を置いていただき、担当の先生にピンでとめてもらい・・・そして壇上にあがり、ナイチンゲール像の炎を受け取り並んでいきます。厳粛な中で、戴帽式が行われていきました。



保護者席を見ると、かつての生徒もいました。しおりと照らし合わせながらお子さんを探してみました。何となく雰囲気が似ていました。時が経つ早さを感じます。
 

仏教系の高校だけに、ナイチンゲール誓詞の言葉も「神」ではなく「み仏」です。厳粛な式に感激をしました。
これから生徒たちは、病院実習に挑みます。


そして何年か先には、医療の「命を守る」最前線で働きます。


病気をしている人は、弱いです。だからこそ、看護師さんの的確な治療はもちろんのこと、あたたかな言葉や態度、ケアは人を元気づけます。人を勇気づけます。

病気や障害で苦しんでいる人の心に一筋の灯りを灯すことのできる看護師をめざしてもらいたいと願っています。


生徒たちにとっての節目の瞬間に立ち会うことができ幸せに感じました。


最新の画像もっと見る