かったかくんのホームページ

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「やっぱり高いはずだ」

2024年12月01日 | 大分県
今日から12月。
昼間のふるさとの景色を見ていると、やっと秋がきたといった感じです。

紅葉の色づきがとても鮮やかになっています。
 
冷たい空気の中で、いつもの秋の風景が広がっています。
もう少し、この景色を楽しむことができそうです。

 
先日、日ごろからお世話になっている人から電話があって、
「山いもを掘りに行きたい。」
 
山いもの専門家ではないので、どれが山いもか何かもわかりません。

そこは、山の中の友人にお願いして、
「山いもを掘りに行きたいけど。」
と言うと、こころよく引き受けてくれました。 

 
そして、今日が決行の日。
 
車の運転をして、山の中にある友人宅へ。

着いてみると、友人がいない。
家の周りを見ると、みつばちが飛んでいます。
みつばちの箱があります。
はちみつを作っている。


家の近くには、炭焼き小屋がある。


おっ、うこっけいがいる。
仙人みたいな自給自足ができる生活をしている。
 
そうこうしていると、戻ってきました。


ここも山いものつる、ここも・・・。
家から100歩も歩かないところに山いものつるがいっぱいあります。
さすが仙人の家です。

「掘りない。大きく掘っていくんよ。」
と場所だけを教えてくれ、
「作業をするから。」
と家の方に戻りました。

いわゆる置き去りです・・・?

 
まあ、平たんなところです。
大きく掘るにも気合いと力が入ります。

どこにあるのだろうと思いながら、掘り下げていると、さきっちょの細いところが見えてきました。
 
折れないように、さらに、30センチ掘ったくらいで疲れました。

一人が穴を柔らかくして、こちらが、穴から土を外に出します。
30センチ掘ったところくらいから、少しずつ、太くなっていきます。

よし・・・と思ったところで、山いもがぼきっと折れました。
気持ちも折れました。
ちーん。
試合終了。

 
あとは、山から見えるもみじや周防灘の景色を楽しみました。
ほんの細いところだけ持って帰りました。
手作り、いや手掘りの細いながらの価値ある山いもです。

 
むかごから作った友人の山いもをお土産にもらいました。
魚釣りに行って、帰りに魚屋によって買うのと同じです。
 
山いもは別にして、友人の家のところに座っているだけで、山の中の景色に癒しをもらえます。


一緒に行った友も、汗びっしょりでした。
やっぱり自然の山いもは、店に行くと高いはずです。
12月、仙人との再会が最初のできごとでした。

写真は、山の風景です。





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