先週は、糸島の方に行きました。
きょうだいたちが、
「糸島の海岸は、きれいだねえ。」
と感動していました。
空、海の青。そして、ごみのない海岸。
たくさんの人たちが、その美しさに堪能していました。
ゴミが少ないのは、なぜだろうと思っていました。
今日の朝、糸島に住むシンガーソングライターのmonさんのブログを読んでいると、その疑問が少し解決しました。
「休みの日には、自分のペースでゆっくりとごみを拾っています。
2年半前から始めて、現在は750袋になりました。
私の住む糸島市役所では、45ℓのボランティア袋を無料で提供してくれます・・・ゴミたちの向こうに感じるあったことのない誰かと対話したりごみを通して、「良かったね。」とエールを送ることができます。
そして、少しずつだけど捨てる人がいなくなってくる。
それが本当に嬉しい。
・・・前は、コロナの時期も重なって、コンサートがほとんどなかったので、1か月に平均で30袋。
今は、コンサートも増えてきたのと、捨てられているゴミもへったのもあって、1か月に10袋のペースです
・・・今の季節が一番拾ってて気持ちがいい。さあて、今日もゴミ拾い日和。楽しく拾ってきます。」
(monさんのエッセイから)
monさんのナチュラルな活動の素晴らしさと感性を感じました。
ただ、あの美しさは、monさんだけの活動だけでなく、多くの人たちの行動が創り上げているのだと思います。
monさんは、先月、勤務先の校区に来訪してくれ、子どもたちに歌を通しながら「命の重み」「人としての温もり」を伝えてくれました。
750袋、ひと袋ごとに、monさんの思いが込められています。
みんながファーストペンギンになりながら、ふるさとをそして、社会を住みやすいものにしていきたいものです。
糸島市の取り組みの凄さも感じました。
いい感覚が各地に広がっていって欲しいです。