昨日は離任式でした。
いろんな思いの中で、この日を迎えました。
樋田小学校では1年間の日々でしたが、かけがえのない思い出を創ることができました。
前任校での思い出を抱えて今の学校に勤めました。
しかし、あっという間の時間が過ぎていきました。
3年前に担任した子どもたちの卒業式も見ることができました。
残る先生方が、いろんな準備をして下さっていて、離任式が始まりました。
子どもたちの顔を見ると、寂しさが募ります。
入場するまでは、気持ちが自分の中で、なんとか整理できていましたが、離任式の会場に入り、子どもたちの姿を見たときに、熱いものが胸にこみあげきました。
子どもたちと関わっていきたいと思い、退職後の5年間もここまでやってくることができました。
毎年の別れはとても寂しいものがあります。
しかし、この毎年の出逢いが自分の中に、大きな力を与えてくれます。
子どもたちもいろんな先生の別れと出逢いの中で、きっと心の成長を遂げていくことでしょう。
離任式では、担任していた子どもから言葉や花を渡してもらいました。
手紙を読んでくれる子ども、花束を渡してくれる子どもの顔をみると、なんとも言えないせつない気持ちになりました。
つい数日間まで、にぎやかに活動してきたのですが、まだ一緒にいることができるのではないかというように別れが嘘みたいに感じます。
授業に、休み時間もほぼ、子どもたちと接しながら、本当に楽しい1年間で、かけがえのない思い出をもらうことができました。
1年間の胸の中に刻まれたたくさんのドラマが思い出される中、それをぐっとおさえながら、教室に行って、受け持った子どもたちとの最後の時間です。
いつも授業をしているように、楽しくやり取りをして終わろうと思いました。
子どもたちもまっすぐにこちらを見てくれています。
よくみると頬になん筋もの涙が伝わっています。それをみると気持ちを保つことができませんでした。
大好きな子どもたちと過ごした1年間。
忘れることがない大切な時間でした。
新しい年度がやってきます。
子どもたちの笑顔が輝いていって欲しいです。
関わりを持ってくれたすべての方に心から「ありがとう」を伝えたいです。
どこまでできるかわかりませんが、4月からは、自分のライフスタイルにあった形で、子どもたちと関わっていきます。
新しい道にチャレンジしていきます。