今日の午後から、地元の高校の学校運営協議会に参加させてもらいました。
授業見学や1年間の学校の運営方針の説明などがありました。
高校の玄関に入ると、
「せんせい。」
という言葉。
マスクをしていたのでよくわからなかったのですが、
「〇〇です。」
とても懐かしく、そして、うれしい再会でした。
かつて管理職として初めて日田市の中学校に赴任した時、同じ学校に勤務した先生でした。
それから、異動でこちらに戻り、中学校勤務時代、日田の高校の入試説明会に行った時には、時々会うことがありました。
こちらが退職する年には、わざわざ、家にまで来て下さいました。
これまでは、日田での縁でしたが、逆に、先生がこちらでの勤務になっていました。
びっくりです。
日田市での勤務は2年間でしたが、旧校舎での生活、新校舎を建てるまでプレハブでの生活、新校舎が完成しての生活と、わずか2年間の中での刺激的な学校生活でした。
みんなで一つの大きな歴史を創っていきました。
当時は、日田市と人事交流も少なく、ほとんど面識のない先生ばかりでした。
生徒もお家の方も初めての方ばかりでした。
そんな中で、勤務先では、どこからきたかもわからない私をあたたかく関わってくれました。
忙しい中でも、野球好きな人たちで、ドームに行ったりもしました。わずか2年間でしたが、多くの思い出ができました。
旧校舎・プレハブ・新校舎と過ごしてきた仲間の先生方とこうして今でも関わりを持つことができることが幸せに感じます。
今日、高校に来ることが分かっていたのでしょう。
懐かしい日田の羊羹をいただきました。
高校の学校運営協議会は、学ぶことが多いです。
高校を卒業してから、就職をする生徒が多いです。
その意味で、授業もですが、人としての高校の3年間の学びは大きいものがあります。
取り組み一つひとつに丁寧さがあります。
小さな学校ですが、その分、一人一人に寄り添いながらの信頼される人づくりをしながら、実績を積んできています。
会議の中での学びとともに、再会できた喜びを感じながら、校門を出ました。
写真は、日田の中学校勤務時代のものです。