暦の上では春になったとはいえ、まだまだ寒さが続きます。朝、布団から出るのが、ちょっとおっくうになります。そんな朝のできごとです
まだまだ朝の寒さは、つらいものがあります。
布団からでにくい気温となっています。あと少し、あと少し・・・と思いながら、時間ぎりぎりまで起きるのを粘っています。そんな朝の出来事です。
靴下をはいて、洗面所に歩いて行こうとすると、足の裏がいつもと違う・・・ちょっとクッションがある感じで温かさと心地よさを覚えました。
「あら、どうしたのかなあ。」
と思って足の裏を見ると、連れ合いが靴下が破れていて、その靴下に布をあてて縫ってくれていました。
小学生のころです。何かの作業で座ったときに、後ろにすわっていた友だちが、靴下を見て、
「あら、かったかちゃんの靴下ぬっちょる。」
と言われて、恥ずかしい思いをしたことがありました。
母は我が子のためにと、破れた靴下を、仕事の合間に繕ってくれていたのですが、その時は、母の愛情をしっかりと受けとめることはできなく、新しい靴下が欲しくてたまりませんでした。
決して家は、生活も裕福ではなく、父母が小さな建材店を営みながら生計を立ててくれていました。今になって、母の思いを感じ感謝の気持ちでいっぱいになります。
ふと連れ合いが同じように、破れにくいように、少し厚手の布で、靴下をふせてくれていたのです。以前も同じようにしてくれていたことがありました。
今は、恥ずかしさより、ふせた靴下に愛着を感じます。買った方が早いのかも知れませんが、足首のところのゴムが緩んだものは別にして、自分がお気に入りの靴下らしきものは、破れていたら繕ってくれています。
歩くたびに気持ちのいいステップを踏むことができました。
まだまだ朝の寒さは、つらいものがあります。
布団からでにくい気温となっています。あと少し、あと少し・・・と思いながら、時間ぎりぎりまで起きるのを粘っています。そんな朝の出来事です。
靴下をはいて、洗面所に歩いて行こうとすると、足の裏がいつもと違う・・・ちょっとクッションがある感じで温かさと心地よさを覚えました。
「あら、どうしたのかなあ。」
と思って足の裏を見ると、連れ合いが靴下が破れていて、その靴下に布をあてて縫ってくれていました。
小学生のころです。何かの作業で座ったときに、後ろにすわっていた友だちが、靴下を見て、
「あら、かったかちゃんの靴下ぬっちょる。」
と言われて、恥ずかしい思いをしたことがありました。
母は我が子のためにと、破れた靴下を、仕事の合間に繕ってくれていたのですが、その時は、母の愛情をしっかりと受けとめることはできなく、新しい靴下が欲しくてたまりませんでした。
決して家は、生活も裕福ではなく、父母が小さな建材店を営みながら生計を立ててくれていました。今になって、母の思いを感じ感謝の気持ちでいっぱいになります。
ふと連れ合いが同じように、破れにくいように、少し厚手の布で、靴下をふせてくれていたのです。以前も同じようにしてくれていたことがありました。
今は、恥ずかしさより、ふせた靴下に愛着を感じます。買った方が早いのかも知れませんが、足首のところのゴムが緩んだものは別にして、自分がお気に入りの靴下らしきものは、破れていたら繕ってくれています。
歩くたびに気持ちのいいステップを踏むことができました。