和子の記録 フォト&俳句

長い間ネイチャーフォトを楽しんで来ましたが最近これに俳句の趣味が加わりました。まだ不慣れですがブログに載せていきます。

ふなばしアンデルセン公園  Ⅰ

2023-10-10 11:36:48 | 日記



9時半の開園前に並んで待ちます





アンデルセンの農家

童話館

工事中の風車





サフラン












千葉県船橋市の「ふなばしアンデルセン公園」のシンボルとして親しまれている風車の改修工事が始まりました。
デンマークの2人の風車職人が9月に来日。約3カ月間滞在して、国内の建設会社と共同で作業するそうで、2024年3月末に完了する予定だそうです。
アンデルセン公園は、船橋市とデンマーク・オーデンセ市との姉妹都市提携を記念して1996年に開園しました。
世界的な童話作家ハンス・クリスチャン・アンデルセンの作品をモチーフにした公園で、風車のほか、代表作「みにくいアヒルの子」がハクチョウに
なって飛び立つ姿をイメージした噴水や、1800年代のデンマークの農家なども整備されていて大人も子供も楽しめる公園になっています。。
ここには久しぶりに出かけたのですが初秋の装いも華やかに秋桜やハロインのカボチャがお出迎えしてくれました。

   サフランの彩る垣根明るかり

念願だった只見線に乗ってきました

2023-10-04 11:11:04 | 日記

会津川口駅で 先頭車両

2両編成後ろは

30分の停車時間に外へ出て 目の前は只見川

会津川口駅の売店

駅の外へ出てトイレタイム



反対車線に列車が入って

会津若松方面に向かう列車がはいってくると間もなく出発

以下の風景は車内から会津川口にとまるまで撮影したものです。 窓は開けられなかったので

























只見駅でも10分間外に出て手足を伸ばします






行楽日和だった過日、大宮から郡山まで新幹線で行き、そこから磐越西線で会津若松で降りて、かねてから計画していた只見線に
乗り継ぎ新潟の小出まで行って帰ってきました。
只見線の区間は135.2キロメートルあり始発と終点を覘くと34駅あるそうです。全部停まったのか定かではありません。
終点の小出から上越線で浦佐まで行って(この電車7分遅れでもぎりぎり間に合い)浦佐からは新幹線で大宮まで戻りました。
大宮を10:05に出発して戻ってきたのが大宮19:47でしたのでなんと約10時間の日帰り鉄道の旅でした。。
これに自宅から大宮往復の時間を入れると13時間の長丁場になりました。只見線は2022年10月に復旧してから人気が出て
只見線のホームにはすでに大勢の人が並んでいて私たちも大急ぎで走って行ってその列に加わりました。実のところ只見線で座れ
なかったら戻ってこようと思っていましたがかろうじて座席が確保できました。発車間際にやってきた若者グループ、途中から乗って
きた旅行者は座席がありませんでした。
只見川の静かな秘境を走る景色をのんびり眺めることも楽しみでしたが同じ座席に居合わせた方々といろいろな話が出来たことも
旅の思い出になりました。
まずは磐越西線で座席をご一緒した英国から来たハーフで大学一年生の日本語がペラペラの好青年との会話が楽しかったです。。
お母さんが日本人。ロンドンから40分ぐらいのところにお住まいとか。お母さんの実家が三重県でそこから出発して一人で日本中
をジャパンレイルパスで旅する乗り鉄君でした。北は稚内から道内、東北、関東、千葉はいすみ線、久留里線にもすでに乗ったと。
泊るところはすべて計画の段階で予約してきたそうで、そのお金はずっとバイトでためておいたからと。途中トラブルもなかったのか
そんな話は出なかったです。こちらもイギリスにツアー旅行で10日間の旅をしたのですが訪ねた先の地名を思い出すのにひと苦労。
話し込んでいる間にあっという間に郡山から会津若松まで来てしまいました。
只見戦では同行の4人が一緒の席には座れず2人ずつ別になり今度は私たちと同年齢の物知りなご老人と一人旅の乗り鉄夫人。
お二人がお酒が入った頃から次から次へいろんな話題が出てきました。景色を眺めるというより質問攻めだったでしょうか?
お子さんのいない一人旅のご婦人はそんなに遠くない日の相続の話でもりあがり物知りなご老人の適切なアドバイスに感心して。、
老人ホームに入るにはいくら必要になるとか、私たちも考えておかなければならないことばかりでしたから話題は尽きませんでした。
ご自分の体験として親から相続した茂原の売れない土地は更地にして今年60万円の持参金付きで国に引き取ってもらった。2023年に
出来た新しい法律を使ったそうです。全国で売れない土地を持って多額の税金を払って困っている人に教えてあげたい。
家に帰ってからゆっくり考えてみるとこのご老人は税理士さんではなかったのか?あまりにもわかりやすく説明してくれたので。
そんなわけで窓側に座って出入りが難しかったのと、話し込んだでしまったために只見線沿線の写真がじっくり撮れずに終わりました。
会津地方には風景写真の撮影で何度も訪ねていたので見慣れた懐かしい景色もありましたが全区間の只見線に乗ったのは初めてでした。
次回行くとしたら雪景色の中で只見線からみる風景をぼおっと味わいたいなあと思ったことでした。

そう、こんな体験をしたら急に内田百閒の「阿房列車」「なんにも用事がないけれど、汽車に乗って大坂へ行って来ようと思う」が懐かしく
思い出されてまた読み始めています。酒井順子「女流阿房列車」も面白いですし。阿川弘之の『南蛮阿房列車」もありましたよね。