メタボリックシンドロームという新語が出ました。おまけにカタカナ語のうしろに(内臓脂肪症候群)と続いてワンセットで表記されています。
メタボリックというだけでは何のことかさっぱりわからない。続く、内臓脂肪という言葉を見ると、なんとなく想像がつく。内臓に脂肪がつくほど太り過ぎて、お呼びがかかる病気のことだ。
内臓脂肪とくれば、一目でなんとなくわかった気になるほど理解が早い。それなら、一目ではさっぱり見当が付かないメタボリックという言葉をなんで使うの?
私が見たニュースは全部、メタボリックを使っていた。マスコミ人の日本語力はそこまで衰えたのか? メタボリックの方が知的で良いと考え違いするほど、日本語力は衰えているのでしょうか。