2007年9月のこのブログで、AutoMemo2を主に使うと書きました。このソフトでは、1行目の記述が自動的にファイル名になります。ファイル名を考え、そして入力する手間が省けるので大助かりです。しかしこのソフトはテキストです。ですから画像をとりこむことができません。
画像をとりこみたいことがよくあります。ソフトの使用法など操作図や解説図を切り取って、解説文といっしょに記録しておきたいことがしばしばあります。AutoMemo2で文を記録し、平行してそれに関する写真や図をjpeg保存してみました。この場合、文はテキストファイル、画像はjpegファイルに分かれます。一つの記事についてファイルが分離するのは不便でした。しばらくのあいだこの方法を試みたのですが、続きませんでした。
それで、文と画像を一つにおさめたいときは、無料オフィスソフトのOpenOfficeを使いました。しかしテキストにくらべると、重い。MSOfficeも同じく重い。で、これもしばらく試みましたが続きません。
たまたまのきっかけでiTextの紹介記事を見ました。文といっしょにjpeg画像を貼りつけることができます。使ってみましたがなじめません。iTextは動きが軽いし、一発ボタンで「取り消し線」が使えるなど、ワードパッドより長所があるように思います。でも、書体や字間のつまり具合など、感覚的な部分でなじめません。個人的な好みによるもので、ソフトのよしあしは関わりありません。
そこで気がつきました。iTextはリッチテキスト。それなら、ワードパッドも画像を貼り付けるはずです。試してみると、できました。ワードパッドに画像貼りつけができるとは知りませんでした。CKEditorもリッチテキストですが、画像貼りつけができません。
NanaTreeも画像貼りつけができます。このソフトは「アウトラインプロセッサのようにノード(見出し)単位での管理を行えるメモ帳ソフト」(Vector)です。しかしツリータイプなので、ノード仕分けなんかがちょっとわずらわしい。私はいまのところ、ノード仕分けを使っていません。
結局のところ、今は、AutoMemo2とワードパッドの2本立てで、『ネタ』の記録保存をしています。リッチテキストは色文字、太字などの文字強調ができるので、後に参照するときに視覚的に理解しやすいということと、写真や図解など画像貼りつけができるという大きなメリットがあります。それでいて動作が軽い。
AutoMemo2がリッチテキストであったなら、今の私にとっては理想的なんですが。
……次回につづく