私の居住地では、赤十字の寄付金を毎年一定額、自治会費からまとめて払っています。自治会員の各家庭が自主的に寄付した形になっています。そして自治会を通じて、赤い羽根が各家庭に配布されます。自治会費の中から払われますから、各家庭では寄付したという意識がありません。
その寄付金額はどういう根拠で決まるのか、と問うたことがあります。市町村に一定額が割り振られ、それを家庭に割り振るのです。要するに行政機関を通じて集金しているわけです。誰が市町村に割り振り、金額を決めるのかは聞き漏らしました。
日本赤十字会の中央には名門の紳士淑女が名誉職的に勤務していて、また官僚の天下り先でもあるようです。その彼らが陣頭に立って寄付金を募るなら、快く募金にも応じましょう。でも、行政機関を通じた集金システムで吸い上げる今の状況では、日本赤十字会の職員を養う気になれません。
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