絵を描く
2014-09-13 | 日記
ドイツのベニチアと呼ばれるバンベルクは、市の中心部に川が流れ、両岸に古い建物が並んでいます。
橋を渡って旧市街に入り、教会横の司教宮殿から見下ろす町並みは、濃いグレーやブラウンの色が重なり、初めて見るのにどこか懐かしい心癒される景色でした。
雨の日で、昼過ぎなのに、車はライトをつけ、濡れた路面に光が反射して町全体が、夕暮れのような沈んだ色合いでした。
あはれな 僕の魂よ
おそい秋の午后には 行くがいい
建築と建築とが さびしい影を曳いてゐる
人どほりのすくない 裏道を
遠い東洋の夭折した詩人が、長いコートを着て今しも道を横切っている。時間が重なっている町で見たのは幻影だったのでしょうか。
いやいや、いい年して文学少女ぶってる場合ではない。本日、姑様に敬老の日のお祝いを届け、少し話をした。
91歳で誰の助けも借りずに自立しているのが偉い。愚痴も言わず、感謝の日送り。私もああなりたいもの。姑様のいる限り、いくつになっても不出来な嫁。不出来な嫁も薹が立ち、来週末は11人が我が家で食事予定。
料理がぶっちぎりで下手な私、さてどうする。
何がいいかなあ。あっさりした味付けの酢豚、キュウリの膾、赤飯、刺身または握り寿司、うどんまたはそば、サラダ、煮しめ、一口ステーキなどなど。うーーーむ、考えがまとまらん。。。。