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初秋の花を描く

2014-09-17 | 日記

今週は祭日で水彩画サークルはお休み。来週は先生が来られるので頑張って昼から二時間くらいで描いた。

これです。ススキ、ケイトウ、リンドウ、オミナエシ、ミズヒキソウ、マユミ?、カンナの葉のような葉物など。

だいぶ省略しています。花瓶まで入れると花が小さくなるので、省略。リンドウも一本省略。

あまり頑張らずにテキトーに。葉の重なりもものすごく手を抜いてます。


 

 のちのおもひに

                       立 原 道 造

 

夢はいつもかへつて行つた 山の麓のさびしい村に

水引草に風が立ち

草ひばりのうたひやまない

しづまりかへつた午さがりの林道を

 

うららかに青い空には陽がてり 火山は眠つてゐた

──そして私は

見て来たものを 島々を 波を 岬を 日光月光を

だれもきいてゐないと知りながら 語りつづけた……

 

夢は そのさきには もうゆかない

なにもかも 忘れ果てようとおもひ

忘れつくしたことさへ 忘れてしまつたときには

 

夢は 真冬の追憶のうちに凍るであらう

そして それは戸をあけて 寂寥のなかに

星くづにてらされた道を過ぎ去るであらう


草の一本にも蘇る思い出と、寄せる思いがある。もう一度行きたいあの場所へ、もう二度と行くことはかなわない。

短い高原の夏、師や友人と語らい、瞳の美しい無口な少女と村の道を歩いた。

夏は毎年巡ってくるけれど、一つとして同じ夏はない。夏が変わったわけではない。自分が変わっているのだ。

短い生涯を予感するように、夢はどこにも行けず、真冬の夜道に消えていくだけ。


大丈夫よ。あなたは大丈夫。人生は限りがあっても、残された言葉は永遠。心の中へ深く降りて行って掴んだ言葉が、他の人の心に響くとき、言葉は永遠の命を授かるのでは。

本郷の東大近くに記念館がありましたが、今もあるんでしょうか。確か有志が運営するとても小さな記念館でしたね。


 

午前中、庭掃除とカーテンシーツなどの大物洗濯。居間の家具の配置換え。それで昼が来て、昼ごはんのあと少し休んで、15時ころから絵を描いた。

夜は少し歩いて買い物に。本日の歩行歩数は今までで11,654歩、消費カロリー293Kcal。。。。。

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絵の完成

2014-09-17 | 日記

出来ました。

屋根の色に苦労しました。塗り直すと余計悪くなるばかり。もう疲れました。

一昨夜は夫にいろいろ文句言われて、気分悪かったけど、昨夜は「急によくなった」とのこと。

元の写真はこちら。だいぶ作り変えてます。特に左側の緑の木を紅葉したのに替えました。

ついでに道に落ち葉を散らしました。2012年に行ったときには、ベルリンでは8時ころから清掃車が出てせっせと落ち葉を片付けていました。さすがドイツ人、きれい好きです。だからこの絵の中の葉はそのあとでに散ったということでしょう。

いろいろ思うこともあるけど、もう直すのは面倒。この失敗を次に生かしたいものでございます。

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