今週は祭日で水彩画サークルはお休み。来週は先生が来られるので頑張って昼から二時間くらいで描いた。
これです。ススキ、ケイトウ、リンドウ、オミナエシ、ミズヒキソウ、マユミ?、カンナの葉のような葉物など。
だいぶ省略しています。花瓶まで入れると花が小さくなるので、省略。リンドウも一本省略。
あまり頑張らずにテキトーに。葉の重なりもものすごく手を抜いてます。
のちのおもひに
立 原 道 造
夢はいつもかへつて行つた 山の麓のさびしい村に
水引草に風が立ち
草ひばりのうたひやまない
しづまりかへつた午さがりの林道を
うららかに青い空には陽がてり 火山は眠つてゐた
──そして私は
見て来たものを 島々を 波を 岬を 日光月光を
だれもきいてゐないと知りながら 語りつづけた……
夢は そのさきには もうゆかない
なにもかも 忘れ果てようとおもひ
忘れつくしたことさへ 忘れてしまつたときには
夢は 真冬の追憶のうちに凍るであらう
そして それは戸をあけて 寂寥のなかに
星くづにてらされた道を過ぎ去るであらう
草の一本にも蘇る思い出と、寄せる思いがある。もう一度行きたいあの場所へ、もう二度と行くことはかなわない。
短い高原の夏、師や友人と語らい、瞳の美しい無口な少女と村の道を歩いた。
夏は毎年巡ってくるけれど、一つとして同じ夏はない。夏が変わったわけではない。自分が変わっているのだ。
短い生涯を予感するように、夢はどこにも行けず、真冬の夜道に消えていくだけ。
大丈夫よ。あなたは大丈夫。人生は限りがあっても、残された言葉は永遠。心の中へ深く降りて行って掴んだ言葉が、他の人の心に響くとき、言葉は永遠の命を授かるのでは。
本郷の東大近くに記念館がありましたが、今もあるんでしょうか。確か有志が運営するとても小さな記念館でしたね。
午前中、庭掃除とカーテンシーツなどの大物洗濯。居間の家具の配置換え。それで昼が来て、昼ごはんのあと少し休んで、15時ころから絵を描いた。
夜は少し歩いて買い物に。本日の歩行歩数は今までで11,654歩、消費カロリー293Kcal。。。。。