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「天皇と日本国憲法」 なかにし礼

2014-09-10 | 読書

いつのころからか、ネットでいろいろなサイトを見ているとその少し前に検索したものが広告として出てくるようになった。

私だと海外旅行のツアー、国内のホテルと旅館、WIFIのプロバイダー、本など。そのようにしてこの本をアマゾンに誘導されて買った。

買ったけど、表題は内容とは連動していない。もともとは週刊誌に連載していたエッセィ、つまりは一話完結型。

その時々の話題の感想、自分が見た演劇、聞いた演奏会などの軽めの講評など。楽に読めると言えばそうだけど、この本の肝はやはり、前半の旧満州からの引き揚げ体験と、子供ながらに見た様々なことだと思う。

本当に信じられるものは何か、それを探して著者のその後の人生はあったのではないだろうか。外地で生まれた人は日本ではどこかよそ者の感覚を捨てきれないが、それだけに、人が当たり前として受け入れることも、立ち止まって考える。その視点はあちこちに見られた。

東京オリンピックは賛成だそうで。under the controlは首相の今後の事故処理の決意として聞いたそうで。

そこまで読んで、それ以後は読まなくてもよかったんだけど、せっかくお金払ったので最後まで読んだ。本は本屋で。涼しくなっのでたまにはリアルな書店ものぞくべきと思った。

きょうは午後から遠来の友人ご夫婦と、市内のもう一人の友人、私の四人で会う予定。楽しみ。明日以降かな。

美容院も行きたいけど省略。おされは私の中では優先順位が低い。今やばあさん道まっしぐら。その果てに見える景色は一体どんなものでありましょう。。。。。

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