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八幡湿原の花と木

2014-09-14 | 日記

ススキを見たいという人に付いて、八幡湿原まで行きました。八幡湿原は広島市の北西、島根県との県境の北広島町にあります。

標高800メートル、年平均気温10度、臥龍山、掛頭山などに囲まれた湿地帯で、日本の湿原のほぼ南限にあたります。涼しくて湿地の多い場所特有の花がたくさん見られます。

ソバの花。高原の自然観玄関前に飾ってあった。

マツムシソウ。六月にフランスでヨーロッパマツムシソウを見たと自慢する私。

サワヒヨドリ(白花)

ススキはたくさん。高原の自然観となりはマツムシソウが群生している。

ミゾソバ

ツリフネソウ。きょうはたくさん見た。水辺に群生。ホウセンカの仲間。

アケボノソウ。花びらの点々がきれい。リンドウの仲間。

ヤマアザミ?

カンボク

ノコンギク

キンミズヒキ

ゲンノショウコ

マムシグサ

今からこちらへ行きます。昔は放牧地、その後、広島県の事業として堰を作って水を溜め、湿原を復元しました。

http://www.pref.hiroshima.lg.jp/site/eco/j-yawata-life-life.html

アブラガヤ。群生していました。油臭いそうです。

ヤマノイモのムカゴ

ヨツバヒヨドリバナ?

ツリフネソウとミゾソバ。どちらも水辺を好む。

タムラソウ。アザミに似るがトゲがないので見分けは容易。

ノリウツギ

オタカラコウ

キセルアザミ(マアザミ)。キセルのように首を垂れる。

湿原の秋。人はほとんどいない。

またまたビッチュウフウロ。

ウツボグサ。乾燥地に夏、咲く。花もそろそろ終わり。

ススキ。この辺りから鼻がむずがゆくなる。秋のお彼岸を挟んで前後一週間、毎年忘れずにやってくる秋の花粉症。。。。

ヤマゼリ?

カンボク

イヌタデ。これは高原でなくても今の時期によく見られる。

オカトラノオはもう実になっている。

二川キャンプ場で恒例の必殺手抜き弁当を。

タラは大きく育っている。

ヤマボウシの実。おいしそうです。食べられます。

二川キャンプ場はイノシシ除けの電線が張り巡らされて外へは出られないし、山野草を刈り取って芝生を植え、コバノギボウシなどのたくさんの山野草は消滅しているし、いゃあ、もう私の行くところではなさそうです。ガックリ。


 

続いて尾関沼へ行きます。

こちらは変わりありません。私有地なので、動植物をとってはいけません。そう言えばキャンプ場でキンミズヒキ抜いて持ち歩いているおばさん発見。どうするんだろ。持ち帰って植木鉢に植えても、環境が違うので必ず枯れます。

山野草を抜いて持ち歩く人、賢く見えますか?私は見えません。なんであんなことするのか意味不明?

自生するカキツバタ。牧野富太郎は八幡湿原のカキツバタに感動してこの地で句を詠みました。

ハス。ハスを見ると得した気持ちになる。

極楽って、きっと自然がいっぱいのこんな場所。先に行って私の場所取ってくれてる人がいるはず。

ガマ

ナガバノミズアオイ。ホテイアオイが同種だけど、こちらは必ず土に根を張る。

自然の状態で見られるのは稀と聞きましたが。

スイレン

サワギキョウ

ヌマトラノオ。花が残っていた。花穂は直立する。

オモダカ。花は終わり。

ビッチュウフウロ。清楚。

尾関沼。こちらの方が霧ケ谷湿原より水が多い。

ホタルイ?

ビッチュウフウロ。花弁の筋模様が絶妙で引き込まれそう。花びらの中に宇宙がある。。。。


いつ行っても名前のわからない植物に出会う。自然の前ではまだまだほんの初心者。写真撮って高原の自然館の学芸員に聞くのが手っ取り早いと思います。きょうは連れがいたので帰ります。

本日のお買いもの。高原の自然観隣の売店で。地元の人が野菜を持ってきます。

茗荷、ナス、大根葉、ムカゴは各100円。トマトは六個で250円でした。安くて新鮮。涼しくて野菜も元気に育ちます。

取り敢えずトチの実を水に浸ける。火曜日の夕方取り出して一月間天日干し。

帰ったら目がものすごくかゆくて真っ赤に充血。ボスミン(血管収縮剤)を点眼。薬が残ったので、あとは自分でするつもり。針は付いてません。針がついてたらちと怖い。

目は劇的によくなったけど、涙が出る。これから10月初めまで、花粉症との闘いが続く。 

コメント (4)
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