昨日は本当にこれで最後の教室でした。五月はお稽古代はいいと先生が言われ、昔の乙女たちは半分おしゃべりしながら、最後も淡々と作業をこなしたのでした。
とは言え各自、もうすることがないので、人の作業を手伝います。
先生のご主人が昔作ったという道具。男巻を固定し、向こうは筬を立てる道具。
二本の棒は綾棒。糸を一本ずつ交互に分けている棒です。整経して綾の部分に綾棒を通し、今は筬の左にある綾を右側に移す。これが綾返しです。
物差しを通して隙間を確認。その隙間を筬の向こう側へ移して再び物差しを入れ、そこに綾棒を差し込みます。
もう一つも同じようにします。
綾棒に本が筬と男巻の間に移動しました。
この状態で織り機にセット、あとは筬を抜いて、綜絖、再び筬に一本ずつ糸を通して女巻に結び付けると織る準備が整います。
彼女はこのまま持ち帰り、家の織り機にセットして新しいものを織るそうです。何ができるかは聞き漏らしました。来月、最後の食事会、その時聞いてみましょうか。
我が家の織り機です。
昨日は孫が来て、「これ何?」という展開になり、「やりたーーーい」と言うので、織り機の前に立たせて横糸を通し、私はその後ろに椅子を置いて座って踏み木を踏み、「ピンクが好き」「水色もやりたい」と言うのに付き合って、20センチくらい平織をしました。
マフラーにするそうですが、ごわごわしているので、テキトーな長さにして、本人に渡すつもりです。そのあと弟が膝に乗って同じことをしたがるので少し触らせました。
なんでも同じようにしたがります。綜絖がカチャカチャと触れ合うのも気に入って、触って遊ぶので気を付けながらやらせました。まあそのうち飽きるでしょう。
きのうは怒った顔で階段上がるので、お母さんにどうしたのかと聞くと、バナナを二本一気に食べ、三本目は駄目よとお母さんに言われたとのこと。食欲旺盛な一歳児、来月には二歳になります。
昨夜のメニューは春巻きでした。皮を折り紙の兜の形に織って中身を詰めて焼くと、上の子に受けました。最後の三角は蓋にして楊枝で留めておきます。
最近はお嫁さん来ても気を遣わず、疲れたのでベッドで横になっていました。各自好きなことをして、そのあと解散。
お嫁さんが、私と孫が織をしている写メを息子に送ったら、「どこだあ???」と焦っていたとか。どこって、あんたの実家だよ~
ヨーロッパ旅行コーナー 4/19 ドイツ、ゲンゲンバッハ
マルクト広場前、銀行らしい。日曜日で閉まっていた。フォルクスとは国民という意味でしたか。日本で言うと日銀・・・のようなものではなく、そういう名前の民間銀行かも。
フランクフルトから列車で二時間。駅は無人でコインロッカーもないらしいので、フランクフルトにホテル取って日帰りがいいかもしれませんね。