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ひょんなことから

2015-05-13 | 日記

家でやることになりました。これです。

いゃあ、こういう流れになろうとは。

ところで上にかかっている額ですが・・・

明治時代、父方の曾祖母が織った木綿の蒲団地。藍染めのシンプルな模様織り出し。

鶴と千年、あとは井桁などの柄があり、はぎ合わせて布団地になっていました。30年くらい前実家からもらってきたのですが手芸に使ってしまい、今はこれしか持ってません。

曾祖母は跡取り娘で気が強く、だいぶ苛められたと祖母が言っておりました。昔の人は機織りなど、朝飯前だったのでしょうが、やはり上手下手はあるはずなので、気の強い曾祖母はきっと織りも上手だったことでしょう。

不思議な縁で100年以上前の人の織った布の下で、私も及ばずながら機織りすることになりました。いい糸を探して、織るのはもう少し後になりそうです。

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ヨーロッパ旅行ふたたび

2015-05-13 | 仏独ルクセンブルク田舎巡り

残りの写真整理しました。しつこく、先月の旅行です。お時間あれば見てやってください。

4/16 関空で。もうすぐ搭乗。機内に持ち込むリュック一つ。

花の島、マイナウ島。ここがあるからツアーに参加したという方が何人かいた。

私は岡山の植物園みたいだなと思いつつ・・・あちらも自然の地形を生かした素晴らしい植物園です。

チューリップが盛りでした。

向こうの、菊人形みたいなオブジェはどうやって作るのでしょうか。

ボーデン湖。

名もない蔦や柳が低く垂れこめ、絵を描く私たち、それぞれ一人にした~♪by ユーミン。たぶん「よそ行き顔で」という曲だったと思う。

植物には、いえ、万物にはすべて名前がある。人間以外のものにことごとく名前を付けるのは人間だけ。がしかし、夥しい名前の中から、自分の人生に関わるものしか、憶えることはない。それが名前というもの。

名もないではなく、名前も知らないということですね。

万物に名前を付けて分類整理する。それはある意味神の領域かもしれない。いえ、神ではなく、今まで見たことない植物、ということは私にもわかる。だからこそ遠くへ行きたいのだと思う。

フライブルクのホテルにはチョコレートが置いてありました。

日本の旅館のお饅頭みたいなものでしょうか。大聖堂が有名な街のようですが、観光はなし。ホテルは二連泊しました。

ロータリーで。今からフランスのコルマールへ行きます。

コルマール、インフォメーション出たところ。

大聖堂。

コルマール市街地。ツアーの方たちが写っていたのでトリミングしました。

他の方の写真にも私の姿が映り込んでいるかも。陳謝。

添乗員さんはまあ許してください。「私は旅行が好きなんです。皆さんとこうして旅行できるのが楽しい」というようなことを言われていた。

気力、体力、大胆さと繊細さと、何一つかけても添乗のお仕事は出来ません。団体行動は窮屈だけど、それを承知で参加しているので皆さんに迷惑かけないようにと、それだけに気を付けました。

フランスの木組みはドイツに比べて優しい形かも。外でお茶する春が来ました。


二順目になると少し印象が薄れている。記憶の容量には限界があり、写真見ながら思い出しているところです。ツアーで仲良くしてくださった方の話や笑い声などは、今も記憶に残っています。

一人でひとり旅する女性は偉いと思う。でも私にはハードルが高い。

一人でツアーに参加する女性も私は好きですね。わが同類。で、夫がいて一人で参加してるのは私のほかには一人だけ。私って変わり者?

でも同性の誰かを誘う気にはちょっとなれない。

私はとても寝つきが悪くて、とんでもない時に起きるし、同室者がいて明かりもつけられないのは辛い。夫なら文句言われて、ごめんで済むけど、友人知人、文句言わないと思うので、かえって気を遣う。

ストレスは老化への一里塚。どんな時もストレスフリーでって、それは老人特有の自制心のなさ、我儘道を行く姿かもしれない。

人は結局その人らしくしか振る舞えないし、その人らしさに向かって成長し、その人らしく純化(頑固になるとも言う)するのだろう。

自分がどういう人間か、人にはどう見られているのか、旅をきっかけに考えられたら幸い。

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