ドイツ、マイセンの展示場で 2012年11月
今朝はお姑様が一人で病院に行けると言うので、無理についていくことはせず、思いがけずにfreeになったので、地元デパートのマイセン展へ行く。
http://www.fukuya-dept.co.jp/etc/hon_meissen.html
たいそう見応えがありました。マイセンでは厳重にガラスケースの中に行っていたけど、こちらではすぐそばでゆっくり見られる。
絵具の置き方に全く迷いがなく、二度塗りもしてないし、修正も多分していない絵付けの器の数々。色は明るく濁りがなくて、白い磁器の上で花がみずみずしく見える。人も少なかったのでゆっくり鑑賞した。鑑賞無料、とっても贅沢。お値段は数万円から数百万円まで。いい目に保養をさせていただきました。
一角に人だかりがあって、クリスタルのワイングラス、または普通のグラスにやすりで削って好みの柄を付けてくれる。職人さんはドイツから来たらしい。一客一万円なのでそう高くはないけれど、物は増やさないと決めているので買わない。
柄はフクロウ、梅に鶯、タンポポ、バラ、あと何だったかな。
「私今作ってもらってるの」と年配のご婦人が嬉しそう。一万円、主婦が自分の裁量で使え、満足感と贅沢感を味わえるちょうどいい値段かな。
みんなが、きれい、きれいと言っている中で、私がビューティフルと言ったら職人さんが顔上げてニコッとした。たぶんマイセンから飛行機乗って来た人。広島も見物して帰ってください。